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熟年離婚までの道のり

2024年、62歳になりました。

ずっとずっと離婚をしたかったのかもしれない。

元夫はとってもいい人で
浮気や不倫をするわけじゃない
経済的にもそこそこ安定してて
パワハラもなかった

多少のモラハラはあったかもしれないが
離婚理由になるほどのものではなかった

家庭内別居

家庭内別居をしたのが
今から18年前

ちょうど長男のセンター試験の日だった。

腰痛がひどくなり
立てなくなり
救急車で運ばれた

私は元夫よりも
長男の試験の方が気になった

元夫の腰痛は
尿路結石だった。

数日の入院で退院した

その後
1階に住んでいる元夫の両親と一緒にいることになった
(元夫の両親との2世帯同居中)

それがきっかけで
食事も元夫は1階にいる両親とすることになり
必要最低限の会話で成り立ってた

そんな生活をしていた中で
4年前
18歳で愛犬が亡くなった

実家で生活 別居の始まり

愛犬が亡くなって
想い出の詰まった家で生活をするのが辛くなり
私の両親が遺してくれた実家が
あったので

そこに次男と引っ越すことにした

この時から別居が始まったが
この時の生活は
また別の機会に書くとして

そんな別居生活を2年半
過ごした時に

元夫からヘルプの電話が

お義父さんが体調が悪くなったので
手伝って欲しいと言われた

この時に今から考えれば戻らない方が良かったとは思います・・・

でも、自宅の2階は
リフォームしないと住める状態ではないから
リフォームしていいなら
戻ってもいいと承諾してしまった

長年のキッチンをリフォームしたいと
いう気持ちが強く
その時は夢が叶う。

もしかしたら
やり直せるかも
と思ったんですけどね。

リフォームして半年

綺麗なお気に入りの空間で過ごせるはずだったのですが
あまりに1階部分が
カビと匂いが大変で
何度も掃除や片付けをお願いしたんですが
その時には
頑張ってやる!というものの

全くできてなくて

その頃から
私は鬱状態になってしまい

また、化学物質過敏症の症状も出てきました。

このままいたら
心がやられてしまう

匂いが耐えられない
一回から聞こえる音が不快で

特に元夫のリビングのドアの開け閉め
これがすっごく体が震えるくらいの衝撃で
(大袈裟のようですが)
もう嫌になってしまったんですよね。

それで、思い切って
別居を申し出ました。

直接話をするのも
元夫の匂いが耐えられないので、
携帯電話のショートメールで伝えました

元夫は
それほど反対することもなく
すんなりと受け入れてくれました

再度別居生活の始まり

隣の市の賃貸マンションをかり
次男と暮らし始めました。

でもね、
なぜか匂いに悩まされることが多く
隣の家からの柔軟剤の匂いが辛くて
もう毎日が辛くて辛くて

そして
元夫から連絡があると
なぜか
あの時のカビと埃のイヤーな匂いが脳裏に蘇ってくる

このまま
別居してる方が
経済的にも安定するし
いいんだけど

この状態っていいんだろうか?
と考えた

これって単に
依存してるだけじゃないのかな?って

それでも
なかなか決断はできなかったんだけど。

やっぱり、離婚しよう!
と決めた

離婚したいと伝える


どうやって伝えるか?

そこはすっごく悩んだんだけど
ちょうど、自宅に戻らないといけなかったので

離婚届を同封した手紙を置いてきた

すぐにショートメールで返事はきた

離婚届にハンを押すから
貯金通帳返してくれって💦

まぁ、当然と言えば当然なんだけど

あーそうなんだ。
引き留めはしないんだね。
気持ちもそれほど聞こうとはしないんだね
と思った。

元夫もこの関係に疲れてたのかもしれないとも思う

もう、何も聞かずに
財産分与も貰わずに
離婚届を出した

離婚届を出したあとの気持ち

結婚してから36年。

今まで生きてきた半分以上を
結婚生活をしてきたってことになるんだけど

出した瞬間は
あー、やっと離婚できるんだと思った

ただ、少し時間が経つと
本当にこれで良かったのか
生活はやっていけるのか
すっごく心配と不安で
眠れない日が続いた

あれから2か月経った今

やっと落ち着いて
これで良かったよねと思える

離婚届を出した後
年金分割の手続きで
元夫と一緒に年金事務所に行ったんですが
その時の会話で

やっぱりずっと一緒にいるのは
無理だなと思った

この話はまた次回。


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