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おばさんになりきれないおばさん

別にいつまでも【女子】から抜けられないとかいう話ではなく、どうもおばさんになりきれない。
ここで言う女子とは、
いつまでも自分の事を名前で呼ぶ
男の人に媚びる
ちやほやされることを期待する
みたいな類いの人。

元々若い時からそのような類いではなかった為、
ぶりっ子なるものを続けていた人には尊敬の念さえある。
(但し、それにより被害を受けた場合には勘弁してほしいと思うが…)

では、おばさんになりきれないとはどう言うことか?
色々無駄に気にしてしまうと言うこと。

フリマアプリで売れたものを月曜に郵便局に持っていく。
翌日火曜の朝にまた売れたのでコンビニに朝、持っていく。
ここまでは意気揚々と持っていくだけなので問題なし。
ただ、同日の火曜にまた売れた場合、暇なら早々に発送してしまいたいが、
郵便局に持ち込めば『この人昨日も来たよな⁉️』と思われそうだし、
同じコンビニに持っていけば『この人、朝も来たよね?』と思われそうという懸念が起きる。
当然別のコンビニが近くにあるなら使い分けられるが、コンビニが近くには他にない…
郵便局だと毎日同じ人いそうだし、コンビニはアルバイトが多いとは言え、朝昼連続で行ったらばれるよな、、、
とはいえ、シフトが交代しただろう夕方以降だと荷物の集荷が翌日になっちゃうよな…
という堂々巡りを一人でやり、
結局、スイーツも買いに来たぞという体でもう一度コンビニに行くことにした。

もう、ここまでストーリーも考えて来たんだからなにもきにすることない!と勇んでコンビニに向かい、予定通り手続きをして、スイーツを買う。
すると、店員さんが「つい今さっき荷物集荷に来てしまったのでこれは明日の発送となります」と。。
そして頭の中では前述のように色々考えてスイーツを買う計画で家を出てきたのにまさかのマイバックを忘れるというミス…
ならば無駄な葛藤をせずにさっさと家を出てくれば今日の集荷に間に合っただろうよ…と思いながら両手にスイーツを抱えて帰宅。。
ふとスマホのケースのポケットを見るとそこには手持ちつきビニール袋が畳んで入っていた…

母にそんな話をしたら、
おばさんになればそんなこと気にしなくて済むよ、全くそんなんじゃ生きづらいでしょ…誰も見ちゃいないんだから気にすることなんてないんだよと。
序でに、お店で店員さんが顎マスクした状態で咳き込んでたから「マスクしてるのにねぇ」とつっこんできたというエピソードまで披露してくれた。

子供がいないからおばさんになりきれないのか、よくわからない自尊心が邪魔しているのか、いつになったらおばさんだと胸を張って言えるようになるのか…

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