ららミュウで買ったいわき銘菓じゃんがらを食べながらこれを書いています。

去る7月29日(土)、J2第28節いわきFC対ジュビロ磐田を観戦するべく子供(6歳)とともにいわきに向かった。

圧倒的バスツアー

今回の遠征は、いわきFCさんがアウェイの我々ジュビロサポーターのためにバスツアーを企画したというツイートを見つけたことからスタート。



いや、行くことは日程出た時点で決めていたのだが、いわきまで子連れでどうやって行ってどこに泊まれば正解ルートなのか、ちょっと調べてもよくわからず放置していたところにこの企画。まさに渡りに船とホイホイ乗っかる私。これが本当に素晴らしかった。

〈良かった点〉
・価格設定
なんと往復の高速バス+宿泊1泊朝食付で1人8500円！2人でも17000円。下手したら宿泊だけでこれくらいかかるのでは？という価格設定。安すぎて大丈夫かと心配になるが、企画は安心のJTBいわき支店様。事前の電話確認等細やかに対応していただいた。

・何も考えなくていい
どこに宿を取るといいのか、宿までとスタジアムまでの交通手段は、荷物を預けるコインロッカーはあるのか、チェックインはどのタイミングで、等考えるのも旅の醍醐味ではあるが、去年大阪で色々失敗したこともあったし、気楽に参加できたのでありがたかった。こちらがするのは試合のチケットと荷物の用意と体調管理のみ。

・移動の楽さ
東京駅→スタジアム→宿→物産館→東京駅とすべてバスでスムーズに移動。乗り換えで歩くこともない。荷物も乗せっぱなしでOKだから子連れには最っっっ高に楽だった。ありがてぇ。。バスがスタジアムのすぐ脇に停車されていたこともあり、ゴール裏の席を確保した後試合前にスタグルを買ってバスに戻って涼めるのも良い(到着後1時間ほどは使っていいですよとのことだった)。試合の後、「試合に勝ってすぐ涼しいバスに乗り込めるの最高に幸せ！」と近くの席の方が話していたのを聞いて心の中で頷きまくっていた。

・お土産とクーポン
宿に着いた時にお土産の袋を手渡された。中にはマドレーヌ等お菓子が3個×2袋、を2人分。これはすごく嬉しかった！さらに、当初予定になかったいわきに宿泊した方向けのクーポン1人2000円分もいただけることになり、実質ツアー料金6500円じゃんていう。太っ腹すぎる。帰りに寄ったららミュウで大量にお土産を購入。大好きな柏屋のもちずり代になった。もちずりかわいいし美味しい。好き。

途中クーポンがうまく使えないというトラブルがあり、添乗員さんがすみませんと何度も仰っていたけれど、むしろもらう予定のなかったものを貰えてありがたいしかないから謝らないで〜とずっと思ってた。

なお、
〈悪かった点〉
・なぜか東京駅の集合場所がバスのある鍛治橋駐車場から一番遠い日本橋口だったこと。なぜ。これだけは改善していただけるといいかなと。むしろこれしか悪いとこないっていう。

あと強いて言えば募集開始のタイミングが少し遅かったかも？？もう行き方とか宿を決めてしまっていた方が多かった印象。私的にはただただナイスタイミングだったけど。

スタジアム到着

我々が今回オフィシャルのバスツアーだからか？青い人たちが集団で来たからか？スタジアムの駐車場に入るといわきサポーターの皆さんが手を振ってくださり、歓迎されている感がすごい。嬉しい。

ここで予定外に2、3度一緒に応援したことのある顔見知りのサポさんたちに会い、一緒にゴール裏の待機列へ。この方たちに会えたこともこの旅の幸運だった。先に列に並んでいたサポ仲間の方が席を確保してくださることになり、恐縮しながら忘れた麦茶を取りにバスに向かう。

スタグルのかき氷を買いつつハマドリのグリーティング時間をスタッフさんに確認しつつしていると高速で溶けはじめるふわふわ天然かき氷。急ぎバスに向かう。道を渡ればバスというところで子供が言いはなった「おしっこ」。手には溶け続けるかき氷。周辺にトイレの案内無し。手がかりもなし。焦る私。とりあえず建物の方へ戻る。メインの入場ゲートの中にトイレ発見。スタッフの方に事情を話し子供だけ中に入れてもらう。助かった…。いわきのスタッフさん、その節は本当にありがとうございました。

完全に液体となったそれを飲み干し麦茶を回収した次のミッションはハーマー&ドリーの実物に会うこと。が、なかなか時間になっても現れないのでハマドリパネルと子供のツーショット写真を撮っていると、写真撮りましょうかといわきサポのマダムが声をかけてくださった。いつも子供と2人で参戦していると自撮りか子供のソロショットばかりなのでとてもとてもありがたかった。こんな風に声をかけていただいたのは初めてで、親切心に感動。

本物があっちにいたよ、とどなたか(失念)に教えてもらい急ぎ茶色いもふもふの頭を目指して走る。いた。この旅の目的が。

可愛さはもうあれよ、動画を見てくれ。

辿り着くのが遅くて少ししか近くにいられなかったけど本当に可愛かったな。。また会いたいな。。。

いざ試合へ

ゴール裏へ向かうと、前述のお兄さんサポさんが場所取りをしてくださっていた。本当にありがとうございます！てか芝生席じゃないか。知らなかった私歓喜。この試合、チケット完売で席に余裕ないかもどうしよう子供の席も買っておけばよかったとやや後悔していたので、融通がきく芝生席のありがたさよ。しかも割とスペースに余裕がある。

そうこうしているうちに、途中で一緒になったサポ仲間さん達も帰ってきた。しかもなんとうちの子にドーナツを買ってきてくれた。ジュビロといわきのカラーの可愛いドーナツ。

どっちがいい？と聞かれて水色を選び褒められる子供、満更でもなさそう。母は恐縮しきり。こんな、ほぼ初めましての他人の子供になんでこんなに優しいんだ。感激。

試合はいわきの猛攻をギリギリで跳ね返す劣勢の我が軍をはらはらしながらなんとか激励したいゴール裏の我々という様相。そんな中、試合中芝生の上を動き回ったり話しかけたりするうちの子を無視せず、試合に集中したいだろうにその都度気にかけてくださったサポ仲間の皆様にはこの場を借りてお詫びと感謝の意を伝えたいです。応援邪魔してすみません。そして本当にありがとうございました…！

試合は後半のジャーメイン良選手のゴールでなんとか1-0の勝利。最高の気分で宿に向かうバスへ。何度でも言いたい、移動が楽すぎる。

試合を終えて

このあと、再びサポ仲間さん達と合流して念願のアウェイ試合後の祝杯にもちょこっと参加させていただき(いつもお世話になっている関東サポのお姉様、ありがとうございました！)、ご飯を食べて早めに宿に帰った。

寝る前に今日は感謝と恐縮と感激しかしてないな…と反芻して胸熱。親切にしてくださった人達に何かいい出来事がありますようにと願って就寝。

2日目

案の定寝坊して集合の30分前に起きる。あぶねぇ。朝ごはん食べ損ねた。

今日はいわき・ら・ら・ミュウという物産館でお買い物をしたのち帰路につく予定。遠征時はいつも子供の楽しみもなるべく入れたいと思って計画をするが、今回はツアーだから難しいなと思っていたところに室内で遊べる施設『わんぱくひろばみゅうみゅう』なるものを発見。朝昼兼の海鮮丼をかっ込みわんぱくひろばで遊びお土産を5分で買い込んだ私達は誰よりもららミュウを堪能したに違いない(違う)。

終わりに

バスツアーは東京駅の丸の内口にて解散となった。昨日お世話になったサポ仲間さん達とは「また町田戦で！」と言ってお別れした。※なお町田戦は不参加になってしまった。無念。

今回の旅の目的はハーマー&ドリーに会うためだったが、それと同じくらい快適さと、いわきの人々からの歓迎、そして人の優しさに感動した旅になった。そんなに何度も行っているわけじゃないけれど、今後、今までのアウェイ遠征の中でどこがよかったか聞かれたらいわきって答えるだろうなぁ。

子供がまたいわきに行きたいと言っているので今度はハワイアンズにでも遊びに行こう。

最後に。レビュー遅くなりましたが、バスツアーを企画してくださったいわきFCさん、すごく良かったです！ありがとうございました！

おしまい