面倒くさがりな人ほど仕事ができたりする理由。
面倒くさがりにもいろいろな種類がありますが、自分のことを面倒くさがりなんだよとよく話す人がやたらと仕事ができる場合があります。
基本的にめんどくさがりな人は、早く仕事が終わればいいなと思っています。もしくは簡単に仕事が終わればいいなと思っています。
なので、いかに簡単に早く仕事が終わらせられるか考えます。
それを考えるのさえ面倒なことかもしれませんが、方法さえ決めてしまえば、それ以降楽ができると思えば頑張って考えます。
そして試しに実行してみて、改良を繰り返し、より自分が楽にできるようにします。
面倒だと思うところが違うのです。
面倒くさがりな私の母がよく言っていました。
「人間はいかに楽するために、道具を発明し、段取りを決め、仕事をしてきたんだ」
道具を発明するのも、いかに簡単に楽にうまく物事ができるかを、考えて考えて考えて、発明されたものです。
面倒なことから逃れるために道具が発明されました。
また、会社の決まり事やシステムも、試行錯誤で会社を作り上げてきた人たちの決まり事によって現状があります。
トライ&エラー&トライで作り上げてきたものだと思います。とても面倒なことだったと思います。
業務改善という言葉をよく聞きますが、良くないことを直すというより、より良く、面倒なことを簡単にできればいいなぁと思うところから来ているのかなとも思います。
私たちは先人たちのその恩恵を存分に受けて、今生活や仕事をしています。
なので、面倒臭がりな事は悪いことではないと思います。
めんどくさがりだからこそ、考え行動し、より楽によりやりやすく、物事が運ぶように考えるのではないでしょうか。
面倒臭いから何にもしないのはまた別のお話ですが(笑)。
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