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カナディアンロッキーで年越し!①

NY2年目となる年末年始、昨年はマイアミで常夏の年越しをしてみましたが今回はバンフという街で極寒の年越しをしてみました。
その記録です。


まずはカルガリー

NY⇒モントリオール⇒カルガリー

まずバンフには空港がないため、カルガリーに飛行機で向かいます。
どうやら夏限定で日本から直行便が出始めたようです。10時間。我々の今回の移動距離、10時間(トランジット待ち4時間を含む)知った瞬間の夫⇒「え、NYから行く意味…」と言っていましたが、それでも価格がやはり日本から行くよりは安いのと、飛行機に乗っている時間は短いのでバンフをセレクトして大正解でした!!

道のりはJFK空港からモントリオールへ、トランジットしてカルガリーに向かいます。

ちなみに最後までtheバカンスで年越しするか、バンフにするか悩みましたが夫が北海道出身で「やっぱり年越しは雪景色だ~!」というのもあってバンフ決定となりました。

今回は珍しく8時頃(いつも5時頃家を出る)、家をでて10時くらいの飛行機で向かいました!
モントリオールはリトルパリの街。とってもおしゃれです!

12時頃、モントリオールについて少しお互いの時間を過ごし(夫はなにやら仕事をしていた。私は最近アメリカのドラマが字幕なしでも結構見れるようになってきたので楽しんでみていた…!!)3時頃、軽くご飯を食べました。

カナダといえばプティン!!
お互いやることを終えたため、乾杯!

こうしてモントリオールからカルガリーに向けて出発しました。
4時間フライト。やはり格安空港なので席も狭く、疲れました。

カルガリーにて夜ごはん

カルガリーといえば約35年くらい前にオリンピックが行われたところ。恐らくその時にたくさんホテルを作ったんでしょう…。特に今観光地していないため、ホテルがとにかく安かった・・・!

やはり今回もベストウェスタン系列。
8時頃、空港に着き、さすがの我々もuberを使いホテルにチェックイン。

さくっと荷物を整理し、いざ街へ…!
もう9時になっていたため、夜ごはんを食べに外に出ました。

初日の夜はこちら。

やはりここはもちろんビール好きな夫のセレクト。あとで知ったのですが、カルガリーはいわゆる標準的なカナダの物価だそうです。
今までケベック、モントリオール、トロントなど観光地ばかり行っていたので「アメリカと変わらないんじゃん!」と文句をつけていましたが、今回のカルガリーで納得。美味しいのに安い・・・!

この温野菜とかもう求めていたものでした。味も濃すぎず、体に優しそうで。カルガリー、何もないけれどレストランはよい所が多かったです。
カルガリー、本当何もなくてですね。雪もないんです。
私達が降り立った日は気温が10度あり、もはや東京より暖かい状況。

・ベンチコートみたいなダウンコート
・ブーツ
・ニット帽、手袋
・80デニールのタイツ
・セーターonセーター

で覚悟を決めていた我々は暑いくらいでした…。
あと、カナダのホテルは乾燥もすごいので何か対策を…。
聞いた話によると、最低温度を必ず保たないといけない決まりになっているそう。その温度を下回ると勝手に暖房がonになるのです。なので夜は特に注意。ニューヨークの私達の家もそうです…。(困っている)

ビールとご飯が美味しかったので、カルガリー1日目は大満足!
へとへとだったため、ホテルに戻ってゆっくり早めに寝ました。
2日目に続きます。

カルガリー観光

カルガリー何もない…。

本当に失礼なのですが、カルガリー何もない。おまけに博物館なども閉まっていて、やることがない。

とりあえず外に出て、街を散策することにしました。

ちなみに無料の朝ごはんはこんなメニューで最高でした~!

まずはおしゃれな通りに出てみます。

人がいない(笑)いくら年末とはいえ。
やはり人がいない。12月30日とはいえ、朝10時頃だぞ。

ひとまずGlenbow博物館というものにきてみました。
今は改装中で場所を移して規模を小さくして展示されています。

Kinngait studioというスタジオで作られたアートの展示。このkinngaitというところ、どこにあるんだろうと検索したところ極寒の地。イヌイットアートの首都とも呼ばれているようです。

独特なアートでした。でもなかなか面白かったです。

ここを約30分くらいで見終え、次の場所へ。
こちらはオリンピックプラザの隣にある、女性の権利が認められた瞬間の光景。ちなみにオリンピックプラザとはメダル授与式が行われた場所だそうです。

なんとなく観光に来たな…という気持ちになってきました!
こちらはスケートリンク。

お天気がよいので気持ちいいです!あ、ちなみに奥にあるのはカルガリータワー。

多分ヘリテージパークとか恐竜公園とは年末でなければオープンしていたのかもしれないので、別にカルガリー自体に何もないというわけではないのですが…。なんだかあくまでバンフへの玄関という印象でした。

でもとっても住みやすいだろうなぁとも思います。
まず今まで行った先の中で一番治安がいい。変な人はまずいない。
日本以上にいない。そしてゴミが落ちていない。きれい。
日本よりもきれい。

電車に乗ってぶらぶら

旅行先に行って必ずなんとなくしようねとお互い決めていることは現地の人達の生活を知るということ。電車を使ってみたり、ガイドブックに載っていないレストランに行ってみたり。
ということで今回も電車に乗ってみました。
地上を走る電車。

電車賃のチェックはありません。でも神は見ているということで。抜き打ちでチェックされるそうです!
有名なアート。さて、どんな表情に見えるか?ということらしいです。
無表情だね。

そして恒例、チャイナタウンも行ってみました。大きい!観光地というより実際に生活している感じ。
寒いから火鍋屋さんとか賑わっていました。
カナダ15ドルとかだったので安いし、行ってみようかなと話していましたが結局この日のお昼は大好きなTim Hortonにしました。(笑)
Tim Hortonのコーヒーカナダ2ドルの割に美味しいです!少なくともDurkin
のお湯コーヒーよりは美味しい。

プリンスアイランドパークへ

少し歩くこと20分くらい。プリンスアイランドパークという公園があります。この日はお天気もよかったので、景色もとてもきれいでした。

それにしても雪がない。
ボー川が凍っている。(多分人口的に凍らせていると思う)スケートリンクになっています。

スケート、レンタルできるならやってみたかったのですが…。
どこでレンタルできるかもわからず。多分カルガリーの現地人くらいしかいなさそうな雰囲気だったのでマイスケートシューズを持っているのが常識なんでしょう。みんな楽しそうに滑っていました。

ボー川。これがバンフまで続いています。

オリンピックを感じてみる

せっかくならオリンピックを感じにいこうということで、ジャンプ台やスケートリンクがあるオリンピック公園へ。バスがでているのでそれに乗ればOKです。さすがに少し都会とは違う雪の雰囲気でした。

ジャンプ台発見!

なんとジャンプ台、今は休業中。なんでだろう?
先日一時帰国した際に夫の実家である札幌にも行ったのですが…。
大倉山ジャンプ台気持ちよかったからカルガリーでも行きたかったのになぁ。(しかもさらちゃんが練習している貴重なところを見れた!)

スキー場はやっていました。

実は中学高校とスキー部な私と雪国で育ち大学の頃スキーを教えていたという夫。久しぶりにスキーがしたくなりました。

桁外れに高い…。

スキーのみを目的にしていく分には問題ないと思うのですが(予算1人6万は見た方が良さそう)観光もご飯もお酒もメインにしたい私達の予算を大幅に越えていました。
ただ調べていたのはバンフで、カルガリーならかなり安くできたみたいですね。でも…カルガリーのこのスキー場に限り、閉鎖しているゾーンも多く、これなら帰国後実家に帰った時で良さそう…。北海道に実家があるという特権を使い、戻ったらマイスキーセットを買っていこう!という妄想で楽しみました。

結構、お弁当を作って持ってきている人や子供たちがパーティーしていたり、ただのカフェとして使用していたりで地元民の遊び場なんだろうなーと感じました。ただスキー場の目の前にホテルやコンドミニマムが建設中だったりしたので、これから観光地化していきたいのかもしれません!

まさかのオリンピック博物館も閉鎖(有名どころだと伊藤みどりが出場していた時だった!)

再びダウンタウンへ

ということでカルガリーのダウンタウンに戻ってきました。昨日カルガリーの外食の安さには感動したので夜ご飯は期待できそうです。

繁華街をぶらぶらしていると…。

6杯ワインフリーだと!?

入ってみました。
「本当にフリーでいいの?」と聞いたら「いいよ!」と言ってくれたので2杯くらい頂きました。ワインの解説付き。
ワインって軽いものだと気が付いたらたくさん飲んで酔ってしまうので、確かに買ってしまいそう。我々も持って帰れるのならほしいのですが、これからの大移動を考えるとさすがに買えません。
商売上手・・・!

赤3種類、白3種類どうぞとのことで。

飲むと落ち着いて飲みたくなってきてしまったので、結局隣にあるバーで1杯。(ハッピーアワー!)

なんだかおしゃれ!
スパークリングワイン、並々すぎて酔っぱらう

カルガリータワー

正直、先日トロントタワーに昇った時に感想が「ほう…」という感想しか浮かばなかったため、カルガリータワーはどうしようかなと悩んでいたのですが。カナダ15ドルだし、せっかくだから行ってみるか!ということで登ってみました。(東京タワーと同じくらいの価格ですかね。そう思うとトップオブザ・ロック45ドルってふざけてますよね)

1968年にできたみたいです。当時はもちろん一番高いタワーだったけれど、今では各オフィスビルに抜かれてしまい、街を見渡すというよりは各オフィスビルを見上げる状態に(笑)
360度レストランもまさかの休業中でした。

チケットもぎりのおじいさんもやる気ゼロ。(笑)

外からみたタワー

でも中は賑わっていたし、やはり行ったところを上から見渡すのは面白いし、観光の締めにはいいんじゃないかなーと思います。
スケルトンの床もかなり大きめで結構怖くて面白かった!

待ちにまった夜ご飯

カルガリー2日目の夜ごはん。
今回は約80種類ものビールが置いてあるというビール屋さんへ。

バンフにいったら本気で食を楽しみたいため(味の濃いものを食べたい)ひとまずカルガリーでサラダを食べまくる。
お店は落ち着いていてよい雰囲気でした◎

ゆっくりご飯を食べてホテルに戻り、明日の準備をします。

長い長いカルガリー日記より重要なこと(笑)

恐らくバンフに行く場合、カルガリーからバスや車で行くことになると思うんです。なので長い長いカルガリー日記で一番言いたかったこと!
交通手段です。
夏の場合は10ドルくらいでバスが出ているみたいですが…。
冬のバスはなんと65ドル。

カルガリーからバンフに行く方法を調べていたらPorparideというヒッチハイクのアプリがでてきました。Uberのもっと軽いヒッチハイクみたいなもので、なんと1人20ドルで連れていってくれるとのこと。

さすがに海外のヒッチハイクなんて怖いなぁなんて、思いながら慎重に調べていきます。

日本人のブログやyoutubeを参考にしていると、カナダに住んでいる人は使いこなしているようでした。やりとりは英語になるのと、何かあったら英語で対応しないといけないのと、雑談を話しかけられたら英語で返さないといけない(笑)あとは乗り合いなので赤の他人が乗ってくる、などありましたが、旅行レベルの英会話ができれば問題ないとのこと!

使ってみることに。

きちんと評価もできるしくみになっていて、高評価の人を選べば問題なさそうです。ただ我々自身にまだ評価がないためお断りされることも。

私達が今回連れていってもらったのはカルガリーからバンフにいる旦那さんに会いに行くという女性の方。
乗り物酔いがひどい私は少し緊張しましたが、運転がとても上手でトイレ大丈夫?などの気遣いもしてくださったり、「もうこのままホテルまで連れていってあげるよ!」と言ってくれたり。バスより快適なくらいでした。
ありがたい。

1時間半でバンフの街へ!

ということでもし冬バンフに行かれる方がいたらバスの4分の1で使えるこのアプリ、おすすめしたいです。

色々細かいことを気にせず、ヒッチハイクのアプリ作っちゃうなんて海外すげえ。日本でこんなアプリあったら?
うちの父も母も運転できるので、祖母の家行く時(千葉⇒東京23区外)ヒッチハイクで3000円くらいで乗せていってあげればいいかなんて夫とまたもや妄想をしておりました。そしたら往復で1万円くらい稼げるなぁ。まぁうちは2人とも運転しないので、関係ない話です。

朝8時頃カルガリーを出てバンフに向かいました。
バンフの日記はもう少し面白く書けると思います。

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