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サンクスギビングデーの日のこと

アメリカにはサンクスギビングデーという、日本にはない休日があります。とっても大切な日のようで、映画などでは見たことがありましたが、こちらにきてそれを肌で感じました。

11月23日~26日までなんとほとんどの会社がお休みとなっており、4連休となります。

私なりに肌で感じたサンクスギビングデーのお話を載せておきます。

11月23日

まずお休みのスタート。11月23日。この日こそがサンクスギビングデー。
家族や友人家族と集まって、ターキーを食べる日です。
どうやらさかのぼること、1620年。この年、冬の寒さが厳しく食料が育たなかった。だが、先住民であるインディアン達が衣服や収穫方法を共有してくれて生き延びたという話。そして、コロンブスさんが「感謝祭だ~!」と言ったという話をESLで聞いてきました。が、真実は。

とにかくこの日は一斉にお休みになるので、あれだけうるさいNYもとっても静かになるのです。

…と言われたら、街に出て様子を見たくなるのが性である・・・!

本当に人がいない!!!そしてお店もやっていない!!!

静けさを感じて頂けるでしょうか(タイムズスクエアとか行ってくればよかったですね)

我が家と夫と2人でパーティーをすべく、コストコに出かけようと思いましたがコストコも閉まっています。ホールフーズも15時で終わり。唯一ワイン屋さんがやっていたので、7ドルで激安ワインを購入しました。

「ターキーに合うよ~!」なんて言われましたが・・・。

まだターキーを手に入れてない!!完全に出遅れた我が家はターキーを手に入れていなかったのです。近くのスーパーに行ってみたものの、街ウォッチングなんてしていたせいで、もちろん売り切れとなっていました。
インスタを見ていると、きちんと準備をしている駐妻さんたちはすでにパーティーを始めている様子・・・!

こうなったら・・・。自分たちで作るしかない。

なんか素敵でもなんでもないターキーが出来上がりました。
近くのスーパーで処理はしてくれている、生のお肉を買ってきて。
おネギをいれると臭みがなくなるというので、おネギを詰め込んで。
しょうゆと、塩コショウと(本当はお酒があるとよかった)を炊飯器に入れて1時間ぐらいグツグツしました。それでもさすがに心配だったので、レンジで最後にチン!!(笑)
めちゃくちゃ和風なターキーができました。
健康的な味がしました。(笑)

ちなみにいいお出汁がでているので、残ったお肉は割いて翌日炊き込みご飯やパスタの具材となりました。コラーゲンもたっぷりでていました!

事前に注文などしておけば、50ドルくらいでおいしい本格的なお料理が食べられるみたいです。うん、我が家のこの日の原価は15ドルくらい!

これが我が家の23日です。

とにかくESLも当然お休みだし、趣味での集まりもお休み。
アメリカ人にとって、家族で過ごすとっても大切な日なんですね。

11月24日

そう、この日はブラックフライデー!
23日はあれだけ静かだったNYが、今度はいつも以上に人が騒ぎ出します。
私は事前にほしいものをいくつかリサーチしておいたので、思い切って5番街へ!
ZARAはほぼ全品40%オフ、メイシーズも50%オフ。ほしいものがあれば大ラッキーです。年末の旅行に向けてブーツを買うことができました。
夫も会社用の革靴、スノーブーツを破格で。
ちなみにほしかったバックパックはPUMAにあったのですが…。全くにセールにならず。
「ブラックフライデーにセールをしていないだと!?」と、買う気が失せてやめることに。オンラインはしているけど、ショップではしていない強気な姿勢にびっくりしました。

なんて素敵なドレスだろう、と思ったこちらの洋服もセールなし。
よいものはセールにならない、は鉄則ですね。

でもアメリカのブラックフライデーの平均使用額は85000円ですって!びっくり。そりゃ経済も回るわけです。子供服のラルフローレンなんかは破格でした。友人の子供に買って帰りたかったけど、次いつ会えるかわからないため買えず。送っても送料の方が高くつくだろう・・・。

その後は先日記載した、食べ放題のお店で思いっきり食べました。こちらにもクリスマスツリー。

そして2日間、(85000円とまではいかないまでも)結構お金を使った我が家は残りの日数大人しく過ごすことに。

夜ごはん以外あまり外食しない我が家ですが、お昼ご飯にベーグルを食べてみました。やっぱりベーグルは今のところゼイバーズに勝てるものはない。

アメリカ住んでて、ベーグルの頼み方も知らないって恰好がつかないから!!と夫が焦りだした。謎

あと、私の最近のお買い物といえばこちらのマフラー。
まぁ色々なところの路上販売なのですが…。

「こちらいくら?」
「20ドル」
「20ドルじゃいらないわ~」
「じゃあ15ドル。」
「あちらのお店で10ドルって言われたけど。(本当に10ドルで売ってくれたのだけど、ちょっと色が微妙で買わなかった)」

「ああ、じゃあもう10ドルで持ってけ~!!!」

という感じでやりとりして10ドルでゲット。めちゃくちゃフワフワで、安物であることには変わりありませんが、年末年始にバンフに行くので汚れてもよくて暖かいマフラーゲットできてよかった!

何より値切りのやりとりが面白いし、勉強になるので好きです。

今日も、85000円には程遠い夫婦です。

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