MUSICMAGAZINE2月号2

Suchmos-coolな茅ヶ崎の風雲児④・完結編-

the asaminです。

昨日のSONGS、みなさんご覧になりましたか?私はWANIMAも大好きなのでもちろん見ました。彼らは最近よくテレビに出演してるんですが、よくされる紹介の仕方として、「いま最も盛り上がれるバンド」「入場規制連発」「1曲の中でサークル・モッシュが多発」っていうのがあります。それはまったくその通りで、嘘ではないです。でもそれだけじゃないのにな、というのがあってファンの一人として不満を持っていました。

しかし昨日のSONGSは違った!「歌詞がいい」「切ない歌詞に感動できる」と、まさに私がWANIMAを好きになった理由をNHKという格式高いテレビを通して、全国に紹介してくれました。すごく、すごーくうれしかった。「歌詞の良さ」に重きを置いて、きちんとWANIMAのことを伝えてくれてありがとうございます。今までもちょこちょこ見てましたが、これからは毎週録画しつつリアルタイムで拝見する所存でございます。

さて今日はSuchmos特集完結編ですよ!初めは、ただ情報の少ないSuchmosに対して、もっと知りたいという気持ちで雑誌を買っていきました。そしたらものすごく面白かったから、記事にしておこうと思うようになりました。でも1記事にまとめるつもりで書き始めたんですけど、全4部になって自分でもびっくりです。ではでは始めますよ!

ラストはこれです。


MUSIC MAGAZINE。これも小さくて持ち歩きにぴったりですよ~。中の紙質もなんだか柔らかくて、昔ながらのあたたかみある感じというか。(笑)紹介されているアーティストは邦楽と洋楽半々です。各ページに、担当したライターの名前が載せてあり、各々の色が出ています。

Suchmosに横浜市のとあるバーに全員集合してもらってロングインタビュー、という形ですね。とにかく6人の仲の良さがよくわかる記事でしたので、その一点に絞りたいと思います。


メンバーへのリスペクトさえ欠かさなければ

Suchmos結成4年。まだ4年です。でも彼らは、それより前から気の置けない「遊び仲間」であったそうです。KCの家に集まっては、夜な夜なYoutubeを見て音楽を漁る日々。そうしている中で出会ったものの1つが、ジャミロクワイであったよう。よく言われてますが、「STAYTUNE」のMVもジャミロクワイの「Virtual insanity」に近いものがありますよね。やっぱり意識して制作されていたみたいですよ。

今でも他のメンバーがどんな音楽を聴いてるか気になる、と語るのはHSUとYONCE。定期的に6人でお互いアイクラウドを共有しながら、それぞれのオススメを聴くっていう会を開いてるそうです。去年15本以上のフェスに出演した多忙なSuchmosが、オフの時間に気心知れた知人の喫茶店とかでパソコン開いて「これいいね」って話しているのだろうか。。。絵になるなあ。見てみたいですね。茅ヶ崎行こうかな。こうして1曲を6人それぞれの目線でしっかり研究していくから、自然と全員が各パートにも詳しくなるんだそうです。

だから共有するのは、お互いの好きな音楽だけじゃない。HSUは以下のように語っていますよ。

カイキ(KCEE)のフレーズを他のメンバーが決めることもあるんですよ。もっというと、YONCEの歌うメロディを俺から投げることもあれば、ケント(OK)が俺にベースラインを提案してくることもあるし、必ずしも弾いてる本人だけがそのパートのことを考えたわけじゃないっていう。(中略)「作曲:Suchmos」っていうのはそういうことなんです。
自分がなにかに影響をうけたら、それを昇華させる場所がSuchmos。もうね、チームワークがハンパじゃないからさ。

またOKは、

Suchmosにとっていちばん大切なのは、「この6人でいる」ってことだからさ。別に「俺たちで横浜を盛り上げよう」とか、そういう話じゃないしね。

YONCEは

メンバーへのリスペクトさえ欠かさなければ、俺たちは大丈夫。

ここまででも、6人だからこそSuchmosの音楽はSuchmosなんだなあ~!と理解できますが、最後にHSUの言葉を載せておきますね。

俺が思うのは、たとえばこれから自分が結婚したとして、最悪そのあとに離婚するようなことがあっても、とりあえずこいつらと仲良くやれてたら、まあ、なんとかなるかなと(笑)。だから「みんな、長生きしてくれよ」と思ってます。てか、このメンバーのうち誰かひとりが死んだら、他のやつらもバタバタ死んでいきそうだよな

6人でひとつ、運命共同体という表現はありきたりすぎて合っていない。なんというのかな。最近私の身近なある人が言っていた、「俺たちは二人で一人前だから」っていうのが結構当てはまるかなって思いました。ひとりじゃ力を発揮できない、心細い、いてくれないと困るよばかー!って感じですかね。(笑)逆に2人でいれば、なんでもできちゃうし人生にわくわくする。本当にお互いが大好きで想いやっていて尊敬できてないと、感じられない感情だと思います。

ちなみに2016年に生まれた名曲「MINT」について、YONCEは

初めて素直に出した曲かも
仲間と過ごす時間を歌った歌なんです

と答えています。(8月25日の「THE KINGS PLACE」にて)

ここで、「MINT」の歌詞を見返してみます。サビは「兄弟」というフレーズから、明らかに仲間に向けてるのが分かりますが、2番のAメロがこう聞こえてきませんか?

錆びた玄で良い
破けたジーンズで良い
孤独な夜が あっていい
何も無くても (6人で)笑えていればいい
何も無くても (6人で)歩けさえすればいい

6人でいるからこう思えるんでしょうね。でも実際バンドとかやってないわたしたちは、そんなにたくさん大事な人がいないよって人もいますよね。

だけどバンドをやるわけじゃなんだしそんなにいなくてもいいかもしれないですよ。たった1人だけ心から大事な人がいれば、この歌詞のようにあなたも思えてきますよ。きっと。

()の中に「あなたと」を入れられるような「あなた」に出会いたいな。そういう生き方をしたいものですね。


以上でSuchmos特集は終わりです。
読んでくださった方、ありがとうございました!!

the asamin



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