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The end of their life. 046


サミー・デイヴィスJr.(Samuel George Davis, Jr.)
(1925年12月8日-1990年5月16日)
アメリカのシンガー、俳優。
ニューヨーク・ハーレム地区生まれ。
 
ボードヴィル巡業を生業とする家に生まれ、小さな頃から音楽やダンスのレッスンを受けながら育ち3歳で初舞台を踏む。
 
第二次世界大戦中は徴兵され、兵士向けのショーなどを行う慰問部隊に配属された。
 
1954年、高速道路で交通事故に遭い左目を失明する。しかし同年リリースした初のレコード『Hey There』が全米で大ヒット。一躍スターダムに駆け上がる。
 
1958年、当時大人気だったフランク・シナトラの物真似芸をしていたサミー。シナトラはその音楽センスを高く評価し、まだまだ人種差別が激かったアメリカで周囲の反対を押し切ってサミーを「シナトラ一家」に招き入れ、ツアーや映画『オーシャンと十一人の仲間』に共演した。
 
日本でも、1963年に初来日して以降シナトラと共に来日公演を行ったり、サントリーウイスキーのCMに出演し人気者に。
 
1989年、喉頭がんを発症。翌年の5月16日にビバリーヒルズの自宅で死亡。64歳だった。

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