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2023.08.15 上野さん 完全生音 ワンマン ライブ 下北沢 BAR ? CCO


2023.08.15 上野さん 完全生音 ワンマン ライブ 下北沢 BAR ? CCO


セトリは公式から発表されています


上野さんのセトリ



01.窓に射す光のように
02.Inner Lights
03.雨に唄えば
04. 旅をする木
05.街
06.春の香りに包まれて
07.フィラメント
08.日向の窓に憧れて / スピッツ
09.ガーベラ
10.新曲
11.2076
EN太陽の憂鬱

※ MCについて
この日は、一曲ごとに上野さんがお話されるアットホームな雰囲気だった
お話のタイミングを忘れているため、覚えている内容だけ、後でまとめて記録する

当日の物販のお知らせ


台風が来る中で行われた完全生音ライブ
東京は時折ザーッと雨が降る程度で風もなく、蒸し暑いだけだったが、関西は台風が直撃
新幹線が運休するなど影響が出た

少し前には、やはり台風の影響で、福岡で予定されていたサカナクションの江島さんのDJが中止になった
悲しむ仲間のtweetが悲しかった
仕方ないとはいえ、台風には来るときを選んでほしいと思ってしまう

さて、当日のお話

当日の上野さんのtweet


ソールドが嬉しそうな上野さん
ソールドするのも上野さんの歌声が求められている証

そして、新曲!?
これは期待しちゃいます……!?

早退をもらって下北沢へ向かう
下北沢に着いたら、まず場所確認
王将の向かいの角を曲がったところにある古着屋さんの隣、階段を降りたところ

しばらくその場を離れ、開場時間に合わせて再び会場へ
既に多くの仲間たちが集まっている
中には関西からの方も


階段を降りた先に会場がある



開場時間まで楽しくお話をする
皆さんから上野さんのライブが楽しみな気持ちが伝わってきて、何となく嬉しくなる

開場時間を迎える
整番順に階段を降りる
スタッフの方が整番を呼ぶ声が聴こえる
38番まで聴こえた

会場はこぢんまりしたBAR
ちょっと縦長
一番奥にステージ

手前に椅子が並んでいる
椅子の間にテーブルもあった
椅子の間に通路
ステージに向かって左側の壁に沿ってシート席もある

幸運なことに最前列、上野さんの正面付近に座れた
上野さんが目の前……きっと恥ずかしいだろうな……

ステージにはギター
テーブルには、脚につけるタンバリンとシェーカー
上野さん、今日もマルチタスクに挑戦なさるらしい

ステージ上手側にはピアノ
譜面を置く場所には紙が裏返しで置いてある
見えない工夫、ありがとうございます

上野さんの椅子、BOOK SHOP TRAVELLERのときより高い
これなら上野さんへの威圧感、なくて済む?

始まる前のステージの様子


開演時間になる
ちょっと押すかな?と思っていたら、入口付近から拍手の音
上野さんがいらっしゃった

客席の間の細い通路を通り、上野さんがBARの奥のステージへ
すぐ隣の通路を上野さんが通られた
心拍数が上がる

蒸し暑い日、ポタポタするくらい、汗をかいた
汗臭くなければ良いのだけど……

外にあった看板
上に今日のステージの案内


開演



上野さんがアコースティックギターを手に取る
右手の優雅な動き
アコースティックギターの温かな音色が響く

「始めます」
そうおっしゃると、上野さんは歌い始めた

01.窓に射す光のように



最初から心を揺さぶる曲
機械を通さない上野さんの歌声は、より深く心に響く
自然と聴き入る

優しいのに力強い歌声
歌声の揺らぎ?も心地良い
上野さんが歌う優しい世界

BOOKSHOP TRAVELLERで聴いた歌声と違う
何が違うか分からないけれど、違う
BOOKSHOP TRAVELLERはすごく温かくて、BAR?CCOはキラキラして聴こえた
(個人の感想です)

02.Inner Lights



ギターが聴き慣れたメロディーを奏でる

いつも聴かせてくださって、ありがとうございます
何回聴いても嬉しい曲

日々を生きるエネルギーをいただける曲

上野さんの生の歌声で聴くInner Lightsは、エネルギーを投げていただくのではなく、まるで手渡ししていただいてるみたい

上野さんどうもありがとうございます

03.雨に唄えば



左脚にタンバリンを着けて歌ってくださいましたが、着けたタイミングは忘れました

台風に因んだMC

・関西直撃ですね
・台風だから行けないとか、台風だから前のりするというDMが来ました

「関東じゃない、遠くから来た方、どれくらい居ますか?」
数人が手を挙げた様子

「DMが誰からか特定されちゃいますね……申し訳ない」

「せっかくなので、雨の歌を演ります」

上野さん、そうおっしゃると、ギターを元気よく鳴らし始めた

雨でも雲の向こうにはお日さまが照っていて、いつか雨はあがる
こうして文にしたら当たり前に感じることかも知れないけれど、それがちゃんと心に届く
上野さんのメッセージ、優しい

上野さん、タンバリンを外してシェーカーを左脚に着ける


04. 旅をする木



上野さんの美しい歌声を堪能できる曲
アコースティックライブか上野さんの弾き語りライブで聴ける
3人のメンバーさんのアコースティックライブでは、上野さんと松原さんがギター、岩田さんがピアノを弾かれた

今回は完全生音、機械は一切なし
ギターとシェーカー、上野さんの歌声だけ
上野さんが繊細な歌声で夢のような世界を歌い上げる

エフェクターを通した歌声、遥か遠くから届くメッセージのようで、好き

生の歌声、今この場所に置いて行かれてしまう悲しい叫びを聴いているようで、好き
目の前で歌ってらっしゃる上野さんの、繊細な感性を想う
なんて愛らしい青年だろう

どちらも好き

歌い終わった上野さん、シェーカーを脚から外した

始まる前のステージ全景


05.街



上野さんがギターを弾かれる
夕焼けに赤く染まる街の景色が頭に浮かぶ

前の週、松原さんの街を弾き語りで聴いた
今回は上野さんの街を聴ける
とても嬉しい

お二人の街、まるで違う
上野さんの街でも、機械を通した街と生の歌声の街では違う
どの街も切なくて、好き
いろいろ聴かせていただけて、とても恵まれている

一瞬、歌が止まる
上野さん、喉の調子が悪いのかな?と心配になる
でもすぐに歌い続けてくださった

途中、また上野さんの歌が止まる
上野さんが客席に「ん?」って感じで何かを促す
お客さんが一緒に歌い出す

上野さん、すごいなぁ!!
お客さんを自然に促して一緒に歌うなんて、いつの間にかそんなテクニックを身につけられたの!?
素直に驚く
一緒に歌えて嬉しい
ありがとう

上野さん、最後のサビ前、客席に
「一緒に歌ってくださいますか?」
上野さん……🥹
ありがとう、たくさん一緒に歌う機会、とても嬉しい
でも、どこから入れば良いですか……?

仲間の声が聴こえた
それをきっかけに歌い出す
ステージの上野さんと客席
楽しくシンガロング
上野さんも楽しそうで嬉しい😊

会場を一体感が包み、曲が終わる

上野さん
「……さすがに忘れすぎですね……」

え?

……え?
∑(ºロºlll)

上野さん、歌詞を忘れてらしたの?

てっきりお客さんを楽しませるための演出だと思ってた……

……いえ、これこそが上野さんの醍醐味
あんなにかっこよくて良い歌を歌う上野さんがもつ、おっとりした面
こういうところがあるから、上野さんをますます愛おしく感じる

このとき、こっそり思った
「上野さんのプロンプターやりたい!」

プロンプターって、ライブとか公演で用意するカンペです
大きなスケブに歌詞を書いて、歌に合わせてめくるの
そうすれば上野さん、万が一、歌詞を忘れても大丈夫!!

……ただそうすると、歌詞を忘れたり間違えたりする上野さんの愛らしい姿が観られない……
……悩みどころですな🤔
(誰もプロンプターやれと言ってない)

06.春の香りに包まれて



上野さん
「僕が流ししてたこと、知らない方」
何人かの手が挙がった様子
そこで、流しのお話をしてくださった

・打ち上げしてたら、流しの方が来た
・一曲500円だった
・コンビニでバイトしていたが、できたら音楽に関わってお金を稼ぎたいと常々思っていた
・自分も流しをやってみたいと思った
・翌日、その場所に行って、流しの組合に入った
その他にも、いろいろ

流しのお話、これ以外のタイミングでもなさった
どのタイミングでどのお話が出たか、ごっちゃになっている
そのため、タイミングが分からないお話は、後でまとめて記録する

上野さん
「皆さんに流しの気分を味わっていただこうと思います」
「今日はそのために小さいギターを持って来ました」

そんな特別なライブ……もしかしてオプション?
「一曲500円ですか?」

上野さん、笑いながら
「いえいえ、今日はチケット代頂いてるので」

客席の通路を中程まで進まれ、ステージを向いて歌われる

それまでより少し遠い場所で聴く上野さんの歌声
ステージから聴くのと違う!!
こちらも、とても美しい

上野さん、途中で向きを変え、後ろや横のお客さんの方を向いて歌ったりもなさる
うん、流しっぽい😊

ギターのネック?がお客さんにぶつかりそう……と思ったら、そのお客さん、ふっと身体を避けた
お客さんも優しい😊
上野さんもお客さんに気をつけながら向きを変えてらっしゃる様子

後方では、岩田さんがカメラを構えてらっしゃる
客席の中で歌う上野さんを真剣な表情で撮影なさってる
とても凛々しい
物販だけでなく、カメラマン
メンバーさんどうし、協力し合ってらしてて、本当に素敵な関係

歌い終わった上野さん
「あー、恥ずかしい(⸝⸝•ᴗ•⸝⸝)」
「やってみたら想像以上に恥ずかしい……」

そうおっしゃりながらステージに戻る

「流しっぽかったですか?」
客席、拍手👏👏👏👏👏
流しっぽい上野さんを体験できて、客席は大喜び
その日の夜、TLには上野さんの流しを喜ぶ感想が幾つも並んでた👍

2023.08.31追記
公式のYouTubeにこのときの映像が上がってます
お客さんの顔がわからないよう、モザイクをかけてくださる丁寧さ
どうもありがとうございます


始まる前のテーブルの上
黒いのは、右がタンバリン
左のベルトがはっきり写ってるのがシェーカー


07.フィラメント



(泣)
上野さんの歌声がそのまま心に届けられる

ごめんね
やっぱり柴田さんを想う時間になってしまう

柴田さんの笑顔
ベースを弾く姿

会いたい

曲が途切れる
上野さん、バツの悪そうな顔で
「チューニングだけして良いですか……ズレちゃった……」
とても可愛らしい

柴田さんに会いたい悲しさと寂しさ
上野さんに感じる可愛らしさ
心の中は複雑

嫌な複雑ではなかった
どちらも愛おしいからこそ感じる気持ちだから

08.日向の窓に憧れて / スピッツ



「もう一つ、流しっぽい経験を、と思います」

そうおっしゃると、上野さん、ト音記号のついた白いファイルを取り出す

「カバー曲ファイルです……最近、作り始めました」
「これから演ってほしい曲を選んでもらおうかと……」

「選びたい人」

このとき、手を挙げるか一瞬、迷ったけど、挙げなかった
きっと、自分がリクエストしたいほど好きな曲は、ファイルにないだろう
それなら、ファイルより上野さんを観ていたかった

複数の手が挙がった様子
「じゃあ、僕とジャンケンしましょう」
じゃんけんぽん!
「おー、独り勝ち」
勝者が決まったらしい

ファイルをめくると、勝った方とその周りの方々から声が挙がる

上野さん
「めくる度に『おー』って聞こえますね(ニコニコ)」
「まだ10曲も無いです……8曲くらい?」

そんなお話をされる上野さんを観ていられるのが嬉しい
やっぱり曲選びをほかの方にお任せして良かった

「決まりました?」
「日向の窓に憧れて」

ファイルが上野さんに戻される
上野さんがファイルをテーブルに広げる
テーブル上のタンバリンなどを移動させ、場所を空ける

途中、喉スプレーが落下した
テーブル近くのお客さんが広い、テーブルに戻す
「すみません……」
上野さんがおっしゃる
何となくほのぼのする

上野さんが歌い始める
この曲、知ってます!!
上野さんがカバー動画をあげてらした!!


あとインスタライブでも、歌ってくださったこと、ありました

途中、上野さん、軽く咳き込まれた
ライブ多いですものね……
喉、大丈夫ですか?
無理しないでください……これから先もずっと、上野さんの歌声を聴きたい

白いファイルがカバー曲ファイル
脚に着けるタンバリンとシェーカーも
丸いのは……何だろう?


09.ガーベラ



楽しい曲が始まる
上野さん、ニコニコしてらっしゃる
笑顔の上野さんに会えるの、嬉しい😊

「ウ、ウ、ウ~ウ~ウ」
客席から自然に歌声があがる
上野さん、優しく微笑みながらギターを弾いてる
一緒に曲を作るみたいで、とても嬉しい

曲が終わる

「ウ、ウ、ウ~ウ~ウ」
を客席が歌ったこと
「BOOKSHOP TRAVELLERに来てくれた方は分かってたと思うんですけど……」
「久しぶりの方は『皆んなウ~って言ってるから言っとこ』って言ってたと思います……」

客席から笑い
上野さん🤣🤣🤣
本当に……もう、🫰

10.新曲



「SNSでも言ったんですけど、新曲を……」
上野さん、ピアノの前に席を移られた

初めて聴く曲
勝手に自分を重ねて聴いてた

確かに相手を愛してる
でも、愛を理解してないから、それに気づけてない
そんな印象

切ないね
でも、希望も感じる
歌詞をじっくり読んでみたい

ピアノの旋律に乗って響く上野さんの歌声
とても力強い
またどこかで聴けるかな……?

「これは、○○(エイリアンみたいな名前)の『愛するということ』という本を読んで作った曲です」
「新曲といっても、けっこう前に……まだThe Songbardsができた頃に作った曲です」

(「愛するということ」でググると、エーリッヒ・フロムという作家さんの本がヒットした)
(多分、この本だと思う……)

写真は開演前のもの
白い紙は2枚重なってた
新曲と2076の楽譜


11.2076



上野さん、ピアノの前に座ったまま
「次が最後の曲です」

客席
「えーっ!!」

上野さん
「……何か、わざとらしくないですか?」

客席、笑い

上野さん、ごめんなさい🤣
次はもっと自然に言うようにします
(違う)

「次の曲も一緒に歌うところがありますから……」

再びピアノを弾く上野さん
新曲のときには観る余裕がなかった上野さんの手、改めて観る

細いけど逞しい手が、鍵盤の上を踊るように動いてる
その度にピアノの音が生まれる
音の出る仕組みは知っていても、不思議な感じがする

上野さん、本当は魔法使いなんじゃないだろうか……
自分が今この場に居て、上野さんの音楽を聴いてる
それ自体が奇跡なのかも知れない……
何となく、そんな気がする

間奏、上野さんのピアノリサイタル

「皆さん、準備は良いでしょうか?」
にこやかに上野さんがおっしゃる

柴田さんとのお別れライブで歌ったパート
今日は上野さんのピアノに合わせて歌う

今回は、上野さんの歌詞のサポートは無し
それでも歌えるお客さんが多数
皆さん、上野さんとThe Songbardsが大好き😊

お客さんが歌うパートが終わる

「今のは練習ですから」
「本番はもっと大きな声でお願いします」
そうおっしゃると上野さん、ピアノをより元気よく弾かれた

客席が歌う歌声、練習より明らかに大きい
気がつけば自分も練習より大きな声で歌ってる
上野さんの気持ちに、応えたいもの

客席の歌声を引き継ぐように上野さんが歌う
とても嬉しくなる

孤独に歌ってるのではない

上野さんの歌を引き継ぐ
自分たちが歌う
また上野さんにお返しする

そんな当たり前のことを思う
改めて幸せと知る

一緒に歌うって、ただの作業じゃない
気持ちのやりとりがある

ありがとう

上野さんとピアノが元気に歌い、曲が終わる

客席からの拍手が鳴り響く中、上野さんがステージから入口へ
拍手はアンコールの手拍子に変わる

この映像は、違う弾き語りライブの2076
上野さんの弾き語りワンマン第2回目
下北沢440で2023年6月12日に開催されたときの映像


アンコール



すぐに姿を見せてくださった上野さん
ステージに上がるとギターを持ちながら
「階段のところで待ってました」

上野さん😆
確かにBOOKSHOP TRAVELLERでは、階段の音でバレちゃいましたね

「完全生音で直接だから、より気持ちが届くように……楽しんでもらえるようにと思ってました」

上野さん……🥹
ホスピタリティ、伝わってます
上野さんが楽しませようと頑張ってくださったこと、感謝してます

そして、本当に楽しいです

「今日は物販も持って来てます」
「もう、ほとんど持ってるという人も居ると思います……冷やかしでも良いので、覗いて行ってください」
上野さん、優しい……🥹

EN.太陽の憂鬱



「最後、一曲演って終わります」

そうおっしゃると、上野さん、歌い始める
ギターも元気よく音を奏でる

お客さんを元気づけて終わろう、上野さんがそうお考えのように感じた

上野さん、ありがとうございます

曲が終わり、拍手の中、上野さんが会場を出て行かれた

上野さんのアコースティックギター


終演後



ステージの写真を撮らせていただく
上野さんの使ってらしたものたちが沢山
どれも愛おしい

入口近くの物販に行く
入口が狭くて混雑している
岩田さんも物販に来た人か出ようとしている人なのか分かりにくい様子

何となく人の流れが落ち着いて、物販にたどり着く
岩田さんの作品を購入する

「小さなキーホルダーがほしいのですが、販売予定はありませんか?」
と質問する
「よく販売予定を聞かれますが、販売するときはSNSでお知らせします」

岩田さん、丁寧なお答え、ありがとうございます


物販にあったプレート


会場を出て階段を上がる
一段ごとに蒸し暑さが増す
外はサウナのようだった
涼やかで爽やかな空気は、会場と心の中に残ってる

仲間と別れるまでThe Songbardsの話で余韻を楽しむ
今日も良い夜

駅で別れるときに
「また来週」
と言える幸せ
これもThe Songbardsがたくさんライブを予定してくださるおかげ

ずっとアーティストさんと自分だけで充分と思ってたけど、気がつけば「好き」で繋がった仲間が居てくださる
人の心に疎い自分にも、皆さん優しい
どうもありがとうございます

終演後の上野さんのtweet

おまけ

翌日、余韻でふわふわしている夜、上野さんが素敵な動画を投稿してくださった

Real Love / The Beatles


幸せに幸せが重なる夜になった
世の中が寝静まった後、ひっそりと一人で聴きたい弾き語り
上野さん、ありがとうございます

MC



見るからに暑い


(ライブの割と初めの方)

カーディガンを着てステージに現れた上野さん
「見るからに暑いですよね……」
「温まったら脱ぎます」

最近、弾き語りではカーディガンを脱いで、Tシャツ姿になられることが増えた
上野さんは体調管理に気を遣って、冷えを徹底して遠ざけてらっしゃる
カーディガン脱いでも大丈夫なくらい、今は暑いのかな……?とぼんやり考えた

おしゃべりOK


(ライブの割と初めの方)

生の歌声に聴き入る客一同

「おしゃべりとかして、全然良いですから……」
「皆さん『生音だから静かにしなきゃ』ってなってると思いますが、もっとこう、ね……」
上野さん、固くならず楽しんで、という雰囲気を伝えてくださった

「あんまりうるさいようなら、注意します」
客席から笑い

生音ライブ2回目



・今回が生音ライブの2回目

・先週、祖師ヶ谷大蔵のBOOKSHOP TRAVELLERで1回目をやった

・ライブ予定は、こちらの方が先に決まっていた

・2回目だから平気かな……と思っていたが、そんなこと無かった

・生音だからこそ、会場によって全く違う

演ることになった経緯



・下北沢440で弾き語りワンマンをやったとき、一曲だけカバー曲を生音でやった

・それをご覧になった前の店長さんが
「あれ、すごく良かったから、生音だけでワンマンやってみない?」
と言ってくださった

・最初、荷が重いかと思ったが、やってみたいと思った

流しやってた


流しの組合に入って、お店に入ってからの流れなど、いろいろ礼儀も教えていただいた

流しのお礼の相場



・感動したら、いくらでも感動した分、払って良い
・一曲いくらと決まっていると分かるが、歌った後にチップを……となると、分かりにくい
・この金額なら、金銭感覚がちゃんとした方だなぁと思う
・この金額でケチとは思いません

流しに出会ったことある?



上野さんが客席に尋ねる
「この中で流しに会ったことある方……」
三人の手が挙がった

場所を聴くと、
恵比寿の恵比寿横丁 2名
吉祥寺のハモニカ横丁 1名

上手い方もそれほどでもない方もいるらしい

教えてもらえる?



上野さん、恵比寿と吉祥寺の流しの方の名前を憶えているか、お客さんに尋ねる
(どなたも憶えてなかった)

ほかのお客さんから
「(名前を)教えてもらえるんですか?」
と質問が出る

上野さん
・流しが曲のリストを持っていて、それに書いてあることも
・気に入ったらSNSで繋がれることも

名無しの流し



・流しをやろうというとき、既に事務所に所属してた
「事務所にやって良いか確認取ったので、光のほうでやってました」

・事務所としては
「経験としてやっても良い」
という判断

・ただし、名前は出さないで
「だから僕、名前を出さずにやってたんです」
名無しの流し……
客席からさざ波のような笑い


うふふ🤭



ライブの途中、上野さんがカーディガンを脱がれた
カーディガンを椅子の下手側の横に置こうとご覧になるが、テーブルなどがある

上野さん、カーディガンを、ぽいっ

下手側端の台の上にカーディガンを投げた😆
上野さんの思わぬ所作に、内心、大喜び

台の上にうまく乗ったのは、さすがスポーツが得意な上野さんです


ギターの後ろにあるのが
上野さんのカーディガン
綺麗に台に乗って感心しました


🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊🕊



今回のライブで感じたこと、幾つもあります
そのうち2つを記録しようと思います

一つ目は、生の歌声の素晴らしさ

やっぱり、機械を通すのはもったいない
そう感じたライブでした

機械を通してアーティストさんのイメージ通りの音が届けられるライブは、もちろん素晴らしいものです

でも、機械を通さない上野さんの歌声は、全く違う方向から心に届く感じがします
機械を通した音楽と比べて、理論より感覚で届けていただける感じ

あくまでも個人的な印象ですが……

機械を通すから届くもの
機械を通さないから届くもの
両方あるのかも知れません

ですから、どちらも体験できたこの夏は、とても贅沢で恵まれた夏だったと思います

一回のライブで少人数しか入れないし、上野さんの喉の負担も大きいですから、またやってくださいなんて、申し訳なくて言えません

ただ、もしまたやってくださるなら、行けるように最大限の努力をするでしょう
そうしたいと思うほど、素晴らしいライブでした

普段はソングバーズのボーカルとして活躍なさる上野皓平という青年のもつ歌声の力を実感しました

二つ目は、一緒に歌える幸せです

すごく当たり前のことです

一緒に歌うのはずっと、一緒にステージを作り上げるイメージでした
でも、それだけではないと、やっと気づけた感じです

上野さんの歌を引き継ぎ、歌って、またお返しする
これは、ただの作業ではありません
一緒に作り上げるだけでもありません
そんな感じがしました

歌と一緒に上野さんから気持ちを受け取り
自分の気持ちを上乗せして
また上野さんにお渡しする

まるで、プレゼントの交換

何回も一緒に歌う場面があって、やっと胸に落ちた感じ

これからのライブで一緒に歌うとき、意識して歌いたいと思います

テーブルも良い味だしてる



最後の最後に、残念だったこと
不快だった出来事を読みたくない方は、この先は読まれないことをお勧めします


終演後のステージ全景


ライブの初めの2曲の間、BARのカウンターからけっこう大きな音が聞こえてた
食器のガチャガチャいう音
冷蔵庫を開閉する音
繊細な生音ライブ、配慮をしていただきたかった

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