先にありがとう言っちゃう作戦

【お食事中の方は少し注意】
私は大学のトイレを使うたびに、もやっとしていることがありました。
それは、大体どこにでもある、トイレをきれいに使ってねっていう張り紙。

私の大学には留学生がたくさんいるので、ポスター、張り紙、メールなど必ず英語でも表記する必要があります。
そこでこの張り紙。

トイレットペーパーを流しすぎると詰まることがあるので、気をつけてね!という内容が書いてあって、

日本語は
『ご協力お願いします。』
英語は
『thank you for your cooperation.(協力してくれてありがとう)』
で締めくくられているわけです。

日本語だけだとなんとも思わなかったけれど、
英語と並列されて書いてあると、
私はなんだか違和感をいつも感じずにはいられませんでした。

もちろん、なんで日本語と英訳を一緒にしないんだろう?ってところもだし、

Thank you for your cooperation の方が、協力したくなっちゃう自分がいて・・・。

そこで、
ありがとう言っちゃえばいいんじゃない!?
と考えるようになりました。

ご協力お願いします、と言われている段階では、
まだやるかどうかは自分の選択によるわけで。

だけど、ありがとうって言われちゃったら、
やるしかない!

これは、一対一のコミュニケーションの中よりも
一対多の中での問題です。

たとえば飛行機やバスなどの交通機関。
日本語のアナウンスは、
『狭い車内ですがおくつろぎください。』
とか、
『遅れが生じ申し訳ありませんが今しばらくお待ちください。』
とか。

狭いけど、バスを選んでくれてありがとう!
待っていてくれてありがとう!
っていう言い方じゃだめなんでしょうか?

きちんと謝ってくれる日本のサービス、日本語は素晴らしいけど、
そんなに謝らなくてもいいのになぁと
思ったりします。

ごめんを言う時には、
ありがとうも一緒に添えると、

言う方も言われる方も
気持ちが楽になって少しハッピーが増しそうな気がします。

そんな、遅れた飛行機を待っている私。


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