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答えの無いことに向き合い続けるかっこよさ


答えの無いことに出会う時、果たしてそれから目を背けず、誰かがやってくれるだろうではなく、自分の目で、手で、心で、向き合い続けることは、できるだろうか。

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この土日、私は初めて熊本を訪れた。
くまモン、地震、グルメ、、画面越しに見聞きしてきたイメージしかなかった場所。そんな中、9月に参加した「南九州移住ドラフト会議」という、"大人の本気のコント"で、ふとしたことから熊本行きの機会をいただくことができた。

ドラフト会議に参加した理由はさておき、想像もしていなかった、熊本県宇城市からの一位指名。
それがなければ、人生において、この土地を訪れることはなかったかもしれないし、最近ただよく見聞きするなぁという印象でしかなかった「獣害」というものに、改めて目を向けることもなかったと思う。

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11月23日〜24日の1泊2日で体験した宇城は、久しぶりに感じる、知らなかった世界に飛び込む、自分の心のアンテナが活発になるような、そんな感じがした。

車窓からみる宇城の景色や人々の生活の姿。
胃袋を掴まれるような、海の幸、山の幸。
それをさらに美味しくする空気や空、景色のスパイス。
新しい世界に目を見開かせてくれる、新しく知るものごとや出会う人たち。
そしてもちろん、イノシシと向き合う切迫した地域の状況や、それに向き合う「本気の」大人たちの意志と眼差し。

同じものを見聞きしても、一緒に参加した仲間たちの考えはそれぞれまた自分とは違った角度からのもので、だから私は(人一倍緊張するくせに)人と会うことが好きなんだなぁと、改めて思ったりもした。

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これから私がどう関わりしろを持てるのか。この2日間、そしてドラフト会議の時からの、心からのもてなしや、みなさんの地域(や世界)に向き合う姿勢、熱量のある心からのメッセージに、どうやったら私も「心で応える」ことができるのか。

ここでもやはり、まだモサクニンである。
それでも、私を「指名」してくれたみなさんの想いの中身をこの2日間の体験を通して知ることができたような気がして、なんだか少し、道が見えるかも、とも思う。

12月のクライマックスシリーズに向けて、改めて振り返りながら思考や感情を言語化していくことが、まず私にできる「応え方」なんじゃないかな。

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取り急ぎ、今日のうちに書いておきたかった、一歩目。
関わってくださったみなさん、ありがとう。
これからもよろしくお願いします。


2019.11.24

#農家ハンター #くまもと農家ハンター #イノP #南九州移住ドラフト会議 #mijinkochallenge

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<参考までに>

◆くまもと農家ハンター

◆農家ハンターの取り組みはSDGsの優良事例として国連の公式サイトにも紹介されています。

◆宇城市ってこんなとこ

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