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2度目まして、の前にしておきたい気持ちの整理


狼煙を上げるのが上手い人に憧れる。

これは思えば転職もやもや期にも感じていたことやった。
何かしたいけどその「何か」が何なのか、もくもくとした霞のむこうにあるようで、すごくもどかしい。変わらなきゃ、と思いつつ、具体的にどうしていいか分からんくて、だからひたすら飛び回って、動き回っていたというのは間違いない。



「これは行かなあかんやつ。」という直感で即決したKINAIYO!。
ちょうど、コミュニティづくりや場づくりという、自分のいきたい道に進んだのに消えないモヤモヤがあって不安だったときで、つくり手の3日間にかける想いをSNSで見聞きして、「参加したら必ず何か変わる。」そういう確信があった。



3日間で出会った人たちと語り合う中で、改めて感じた「地域」の魅力。人と出会うというワクワク感。そこからうまれるエネルギー。
前からずっと思ってきた、「いきいきさは、人の繋がりから生まれる」ということを改めて確信できたし、本当に素敵な人たちと、かけがえのない時間を過ごせたと思う。何より、その場限りで終わらない繋がりをもつことができたことがすごく嬉しい。

みんなと関わる中で気づいたこと、焦ったこと、それぞれあるけれど、何が自分の中で変わったか? 改めて考えてみると、それほど大きな方向転換はなくて。一つ、心の中の「もやもや飼い慣らせない想い」として再発見できたことがある。

それはやっぱり、「つくる側」になりたいということと、自分の想いや考えを相手に届くように言語化して「旗を上げられる」ようになりたいということ。

自分の夢や「したい!」ということを誰かと語り合って、意気投合できるって、シンプルでまっすぐで、すごくいいな思った。
上げた旗をみて、そこに「面白そうやん」「一緒にやろうよ」ってどんどん仲間が集まっていく、そういう感じってすごく憧れる。
さらに言えば、その場のノリで言うだけじゃなくて、実際にアクションにうつしていく姿がかっこよかった。



私は何がしたいんやろう?
私には何ができるんやろう?

最終日、30秒で各々が語る想いを聞いていて、一言ひとことの選ぶことばが、心のそこから湧き出てきた熱量のあることばで、自分のモヤモヤとしたことばが上っ面のふわふわしたものに感じて恥ずかしかった。
なんでみんなのことばはあんなにエネルギーと気持ちの伝わるものなんやろう、心の声を「これがしたい!」というように声に出せるようになりたいと思った。

「他人と比べない」ということがヨガの精神の一つでもあるのやけど、どうしても、みんなに刺激とエネルギーと元気をもらうと同時に、すごく悔しくて焦るような感じもあるから、頑張らないと、追いつかないと(追いつく、というよりも同じレベルで話せるようになりたいという方があってるかも)、と思った。


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2017年の春、弾丸でときがわを訪れたあの日、大好きな友人の一人が、「みやのんが旗を立ててくれれば、絶対に助けるよ」と言ってくれたことばがとても嬉しくて、一層、人に届く旗が掲げられるようになりたい、そう強く思った。

プログラマ時代、平日のもやもや(と鬱憤)をリセットして「自分らしくいられる環境」や「自分らしさ」を模索するために各地を訪れていた時も、帰りの電車で心にふつふつと湧く想いは同じやったと思う。

「参加者」にとどまるだけでは嫌な自分。
イベントや場をつくることに関わりたい、「つくる側」になりたい自分。
「関係者」としていろんな人に知り合っていて、繋がりがあって、モノゴトを生み出す人たちや、ひとに提供(シェア)できるコンテンツを自分で持っている人たちに憧れる自分。

(だって自分で何か「種」を持っていたら、自分でいろんな人に希望とか、ワクワク感とか、気づきをえるきっかけをつくることができるし、もしかしたら誰かを勇気づけられるかもしれない。
自分の「種」を持ってさらに繋がりを広げられるかもしれないし、たくさんの出会いをしていけるかもしれない。)

だから、参加者とつくり手を繋ぐ存在になりたいな、あわよくば、自分でも種を持ちつつ、時にはつくり手として何かを自分からシェアできるような存在になりたいな。
そんなことを思って過ごしてきたと思う。

そしてそれは転職してからも同じで、このあいだの宮崎からの帰りの飛行機でも変わらなかった。むしろ、一層自分で「生み出す」ことができるようになりたい、想いや目標を相手に伝えられるようになりたい、そう強く思えた。


結局は相変わらず、飼い慣らせないもやもやとはしばらく共存していくことになりそう。

でも、去年の春の自分が今の自分の顔を見たら、きっと、「お、いい方向に進んでるやん」って思う気がする。やから多分進んでいる方向に間違いはなくて、泥臭いなりに、持ち前の「直感行動力」で歩いていくしかないんやろうな。

すぐにかどうかは分からんけど、助けてくれているたくさんの人たちに恩返ししながら、「自分色の旗」を上げられるように。


to be continued...





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