USJのホラーナイトのあれやこれや


USJに通い始めて早4年。
いや正確にはホラーナイトに通い始めて、だ。
まだまだ周りと比べればペーペーな私だが、
USJホラーナイト2019までの色々溜まった愚痴や不満を連ねていこうと思う。
もうこの不満が解決されるのは不可能に近いだろうけど。

3年追いかけていたゾンビがいた。
私の大好きなそのゾンビは所謂ストリートゾンビの囚人で、
道中の一般人を驚かせるのが役目だった。
私はそんな彼が驚かせているのも、驚いて逃げ惑うゲストも好きだった。
チェーンソーを持っている彼はイキイキしているし、ナニかを食べながら水をかけてくる彼も無邪気で、私とっては癒しだった。
ダンスは素人の私からみればめちゃくちゃ上手い。
白状すると、もうメロメロだった。
LikeもLoveも飛び越えて、もはや彼は私の息子だった。(違う)

けれど、今年彼はいない。
それはまぁどうでもいい。ただの私の嘆きだ。
めっちゃ悲しいけど、寂しいけど、辛いけど、それはUSJが決めたことだから、私がとやかく言う権利は持ち合わせていないと理解している。

ただ異変は去年頃からあったのだ。
今年は判断がつくか分からないと覚悟するきっかけが去年にはあった。

去年、彼は覆面をしていた。
一昨年までは顔にペイントをしている囚人だったのに、その年は顔の上半分がマスクで覆われていた。
ウィッグも被っていたから本当にわかりにくい。
その時は彼の反応と、声と身長とダンスの癖で判別できたけれど、本当に彼なのかといつも自信がなかった。
親しげに私に絡みにきてくれていたので、そこでやっと安心できたのだ。

どうして覆面ゾンビになったのか。
ただの役割分担として決まったのかもしれない。
けれど、8割そうじゃない。と思っている。
でなければ、彼は何度もチェーンソーを持ち、ゲストの悲鳴を笑顔で浴びていたはずだ。


彼を推して2年目のこと。
場所はニューヨークエリアのフィネガンズ・バー&グリル前のT字路。
エクソシストなどがあるところだ。
ホラーナイトになると、そこに黄色のバスが登場する。
彼はそこで、チェーンソを持って、ゲストを楽しませる囚人をしていた。

彼は格好いいゾンビだったと思う。
勿論私の贔屓目は入っている。しかし、本当にかっこよかったのだ。
不敵に笑った顔に私はどれだけキュンキュンしたか。

それが仇となった。

初めて彼の後ろをぴったりと張り付く女子が出てきた。
一日ファンの彼女たちに私は、いや、私たちは腹を立てていた。

それはゾンビさんの邪魔だろう!
彼を巻き込んで自撮りをするな!追いかけて、隣の女ゾンビさんに当たるな!

と私たちはとても怒っていたのだ。

言い忘れていたが、彼のファンは私だけではない。
彼を私と同じように推しているファンは複数人いた。
ファンは皆マナーが良かった。
道路の端っこに立って、気まぐれな彼のファンサービスを受けていた。
もしダメなことをしてしまって、注意を受ければ大人しくスタッフに従う人たちだった。

その彼女たちだって、彼をぴったり追いかけたかったはずだ。
私も追いかけたかった。
でも、邪魔になる。どう考えても迷惑だ。私よりもゲストを驚かせるのを優先すべきだ。
そんなこと少し考えればわかるだろう。
でも害悪な一日ファンは日に日に増えて、増えて、酷い日は後ろに6人の女が付いて回っていた。
ずっと動画をとってキャッキャしていた。

まじでこれがユニバの運営から問題視されていた。
私の勝手な考えではなく、
ユニバでバイトしていた知り合いが、私の嘆きのついでに教えてくれたのだ。
それを聞いたところで私にはどうすることも出来ないのが、悔しかった。

今年のホラーナイトは覆面がとても多い。
楽しむ年齢層を広げるとか、そういった目的もあるだろうが、私はそう思わない。
去年まで、どこのエリアでも、後ろをぴったりついて回るマナーの悪いファンが大勢いたからだろう。
熱狂的なファンが後ろをついて回らないように、誰か分からないようにしたんだと、考えている。

それまでが目に余る程酷かったのだと想像がつく。
多分6人なんて可愛い規模たったのかもしれない。
10人弱ついて回られるゾンビもいたのかもしれない。

そんなの危ないに決まっている。
スマホが体に当たってゾンビさんが怪我をしたらどうするんだ。
貴方たちと同じで彼らには感情があるのだ。
それを理解しないならホラーナイトでゾンビのファンになる資格はない。

正直私は二度と来ないでほしい、と思っている。
せめて注意されたら絶対にやめろ。

乱文で、申し訳ない。
読みにくい文章になっているのはわかっている。

私自身も反省すべき点はあったのだと思う。
私も何度かスタッフさんを困らせ注意されてしまった。
もしかしたら自覚していない上で問題に上がっていたのかもしれない。

でも、でもでも!
それでも私より害悪一日ファンの方が圧倒的に悪い!!!!

と思っている。
申し訳ないが、平等に見ることは、私にはできない。


もう暫くは、推しゾンビさんを見ることは叶わないのだろう。
また今年もよろしく、と、今年もありがとうと伝えたかったのだけれど、
それは出来なくなってしまった。
あ!でも、もしかすればホラー系アトラクションに怪物としているのかもしれない。


そんな小さな希望を持って、私は今日もホラーナイトにいく

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