見出し画像

嗚呼、友だちというものは

NYから帰ったあとのクリスマス以来だから、7年ぶりくらいだろうか?エミリに連絡をとったのは。

–元気?今度ヨーロッパに行くから、なんとなくあなたのことを思い出して。

すると、2-3日後に返信がきた。

–メッセージをくれてとても嬉しい、いまは妊娠中でしかも1日数時間はベッドで過ごすようにドクターに言われているから会いには行けないけれど、いい旅になるように祈ってる。あなたのおチビちゃんの写真、FBで見たよ。とっても可愛い!よければあなたのいまをもっと教えて。あなたもあなたの人生のなかでしあわせなんだって知ることがとても嬉しいから。

レベッカにも3年ぶりくらいに連絡をした。

–いまもNYにいるの?わたし、今度初めてドイツに行くかもしれなくて。ドイツっていえばわたしにとっては、あなたとソレンの国だから、最近あなたたちのこと思い出してたんだ。

彼女からは5日後くらいに返信がきた。

–返信が遅くなってごめんなさい、連絡とっても嬉しかったよ!家族が増えたんだね、エキサイティングだね!わたしとソレンはもうNYにはいなくて、昨年末スウェーデンに引っ越したの。会社の本社がストックホルムにあったから、割と簡単にヨーロッパに戻れたんだ。あなたが行くかもしれない街、なんと、わたしとソレンが大学時代過ごしたところ!彼とはそこの学生寮で出会ったんだよ。 

どちらの返信も嬉しくて、ありがたくて、にこにこしたりうきうきしたり、少し涙ぐんだりしながら読んだ。しあわせなんだな、よかったな、それにしてもsmall world だな。

数年ぶりに誰かに連絡をとるのは、少し−いや、かなり、か?−勇気がいることだ。

けれど、それをして後悔したことはいまのところ1度もない。

#日記 #エッセイ #友情



Thank you for reading!