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かおりちゃんへの手紙

Kaoriちゃんへ

いつだったかな、あるとき「かおりちゃんとまた色々語りたいな。そうだ、往復書簡みたいにnoteでやりとりしたらおもしろいかも」と思い立ったのは。

いつものように、浮かんだアイディアをすぐ実行−なんてことはなく、うだうだと日常を過ごしたのち、ようやくあなたにメッセージしたのね。そしたら、「ちょうど手紙書こうと思ってた!」とすぐに返事がきて思わず笑ってしまいました。

さてさて、こないだ「文章を書く=自分の意見を主張すると、必ず誤解や反対意見がくる」「相手にそんなつもりはなくても、つい『否定された』と反応しちゃう」と言ってたかおりちゃんの気持ち、すごくよくわかるよ。

何というか...カラオケで気持ちよく歌ってたら突然断りもなくデュエットに入られた、みたいな?「いやいや、この歌はそんな歌い方じゃなくてこう歌ったほうがいいよ」と頼んでもないアドバイスまでされちゃった、みたいな?

これがステージに上がって、ギャラも発生してのパフォーマンスだったらこちらも色々反応する準備もあるし、その役割で臨むんだけど、だってこれカラオケだよ?好きに歌わせてよ!

…というのがわたしの率直な気持ちなんだけど、どうでしょう。笑

だったらそもそも発信なんてするな、という話になっちゃうんだけど。

誤解や反論が返ってくる前提で書く文章(わたしの場合はお金をいただいて書く文章とか、誰かに何かを届けたい、という確固たる目的あっての発信)と、ただ「こんなことがあったんだよ」「こんなこと気づいたんだよ」と言いっ放しでいたい文章があって、後者はただ自分の気づきとか感性を大切にしたい気持ちから派生して書くから、少しでも違う反応があるとそれらを否定された気になっちゃう。

子どもだよね。

あとはまぁ、いつもの「いい子ちゃん病」により、少しでも何かを否定されたら自分が終わる、みたいな恐怖心が根底にあるなと最近またひとつ気づきました。

引き続きめんどくさい人間ですよ、ええ。笑

こちらはようやく春らしい空気に満ちてきたよ。もうまもなく桜の季節と思うと否応なしにソワソワするね。ブエノスは肌寒くなる頃かな?一緒にお花見できないのはさみしいけど、桜の写真をたくさん撮って送るね。

Love, Mika

#日記 #エッセイ #手紙

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