呼吸は友だち
心臓が勝手に動いているのと同じように、普段の生活において呼吸という行為を意識することはあまりありません。
階段がキツくてとか、電車に乗り遅れたとかで息が切れるときくらいでしょうか。
そんな呼吸は単なる生理的な行為だけでなく、心と身体のバランスを整えて、意識を深めるための重要な要素です。
今回は「呼吸は友だち」という視点でマインドフルネスや瞑想と絡めながら、呼吸を意識することの重要性をお伝えしていきたいと思います。
マインドフルネスと呼吸
マインドフルネスとは、今この瞬間に集中し、自分の感情や思考を受け入れる状態です。
そして、そのマインドフルネスを高めるための重要な道具が呼吸です。
呼吸に意識を向けることで、自分の内面に気づき、その状態を静かに観察することができます。
例えば、呼吸を感じながら、そのリズムに意識を向けることで、外部の刺激から離れて心を静めることができたり、集中力が高まってストレスや不安を軽減することができます。
また、呼吸に意識を向けることで、急な感情の高まりやグルグルとループが止まらないネガティブな思考がわき上がってきたときに、それを静かに受け入れたり、その感情や思考が身体の一部として存在することを理解し、自然に解放することができます。
仕事でミスをしてしまったとき、プレゼンの前、ストレスでモヤモヤするときなどには、ゆっくりと深い呼吸を意識するだけでも心を落ち着ける効果があるので、ぜひお試しください。
瞑想と呼吸
瞑想は、心を静めて、内なる平穏を見つけるための方法です。そして、その基本は呼吸にあります。
瞑想では、呼吸を通じて心の動きを観察し、その呼吸の波に身を委ねることで、深い安定感や気づきを得ることができます。
瞑想での呼吸法はたくさんありますが、呼吸が苦しくなったり、呼吸すること自体に気を取られすぎない自分に合った呼吸法から試すのがおすすめです。
ただ、瞑想には即効性はなく継続的な実践が必要なため、効果に期待しすぎず、じっくりと取り組むスタンスが求められます。
呼吸は友だち
呼吸はただ生きるために行われているだけではなくて、内面ともつながりを持っています。
マインドフルネスや瞑想を通じて、その意味を深く理解して呼吸を友だちとして受け入れることで、心身のバランスを整え、心の安定と平穏を見つけることにつながります。
日常生活の中で、忙しさやストレスに巻き込まれがちなときこそ、ほんの少しの時間であっても呼吸に意識を向けることで、心が穏やかになったり、集中力が高まったり、ストレスや不安を和らげることができますので、まずは呼吸を意識するところから初めてみてください。
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