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毎日がちょっと楽しくなる、暮らしデザインマガジン

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17m2(めっちゃ狭い)のワンルームで一人暮らしをしているインテリアコーディネーターの端くれが、暮らしの気づきや楽しみ方をまとめたnoteです。
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2020年9月の記事一覧

思わず手入れしたくなる手入れをする

歯医者に行った後って、それまでより丁寧に歯を磨きませんか? 新しい服や靴を買った時、使い慣れたものより丁寧に手入れをしませんか? 靴や鞄を磨くと、愛着が湧いて丁寧に使うようになりませんか? 思わず手入れがしたくなる程度の手入れ。言い換えると、定期的に、自分のモチベーションが上がるくらい「明らかに」きれいにする。これが「きれい」を長持ちさせる秘訣ではないかと思います。 「部屋がいつもきれいな人」は、「きれい」なこと自体に背中を押されて、さらなる「きれい」を生み出します。

せまい家にはお金がかからない。

はじめに何度でもせまい家を推していく所存です。 今日は、毎月の出費の中でも大きな割合を占める、家の話です。せまい家最高。 せまい家はお金がかからないせまい家は、お金がかかりません。 いや、かかりますけれども、広い家と比べたら確実にお金がかかりません。 同じ築年数、同じ駅徒歩分数、同じ設備なら、広い部屋の方が家賃が高い。これは圧倒的事実です。マンションだって、同じ建物の中でも、部屋の広さに比例して高くなります。 せまい家は、光熱費も抑えられます。真夏に引き篭もっても電気

「これでいいや」にお金を使わない

今日のテーマは「『これでいいや』にお金を使わない」です。 お金は有限ですし、お金を使う機会も有限です。(1日のお昼ご飯を2回も3回も食べられないですよね?)であれば、1回1回の満足度を上げるのが、ひいては人生を楽しく暮らす秘訣になるはず。 ということで、「これでいいや」ではなく「これがいい!」という選択をするために必要なことを考えてみたいと思います。 ①出かける前に準備する出かけてから気づく、忘れ物。仕事の出先で「しまった、ペンを1本も持ってない!」と気づいて慌ててコン

人生でいちばん買って良かったものたち

人生でいちばん、買って良かったものはなんですか? お気に入りのワンピース?バッグ? 車、家など大きな買い物をした方はそれらを思い浮かべるかもしれません。 これまでに、どんなお金を使ってきたのかを振り返ると、これからどのようにお金を使えば良いかが見えてくるのではないか、ということで今日のテーマです。 買ってよかったもの① リモワのスーツケース会社の研修旅行で海外に行くことになったときに買ったもの。25歳のときに買ったので、もう15年も使っています。(まあ、年に1回使うか

財布ミニマル計画

今の家に引っ越してから、とにかく身軽でいることが気持ち良く、持ち物がどんどんスリム化してきました。 家の話。 以前は長財布を愛用していましたが、今はミニ財布一択です。今使っているもののカード入れが緩くなってきたので、新しいものを物色中(過去にこれでクレカを紛失した前科ありのためだいじ…)。 毎日使うものなので、手触りや色はかなり吟味します。「これだ!」というものがあればすっと買えますが、見つからないと半年くらい悩むこともあります。 お財布買うと中身がなくなっちゃうある

本多静六さんに学ぶお金の貯め方

こちらの本を読みました。 1950年刊行。半世紀以上前の本ですが大変面白かったです。(本多さんは1866年生まれなので、書かれていることは実質約100年前に本多さんが実践されていたこと、ということになります) 本多清六さんのモットーは「人生即努力、努力即幸福」。人生とは努力するものだ、努力できることは幸せなことだ、といったところでしょうか。文章を読むと、大変実直な方であることが端々から伝わってきます。 本多さんは日比谷公園や明治神宮他多数の公園の設計に携わり、「公園の父