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Project333 ワードローブ年間計画 服選びのマイルール編

日に日に暖かくなってきましたね。春ももうすぐそこまできています。

が、毎年この時期に「着る物がない現象」が起きるのは私だけではないはず。

今の季節は「あー今日の服失敗した〜!」と思う率が、他の季節よりも多い気がします。それもそのはず、「温度調節」という衣服としての機能と、「季節先取りがおしゃれ」のファッションをマッチさせるのが至難の技だからです。

朝晩の気温的にはウールのニットを着たい。でも、ファッション的には季節感を意識して、せめてコットンのニットにしておきたい。しかし寒いものは寒い、みたいな。夜なんてロングダウンを着たいくらい寒いけど、何となく3月入ったらトレンチ着なきゃいけない気がする、みたいな。

失敗すると、焦って洋服を買い足したくなります。しかし!これがProject333の足を引っ張る罠。

今日は、今だからこそ確認したい「服選びのマイルール編」について見ていきたいと思います。

※なお、Project333というのはざっくり言うと「3月33アイテムで過ごす」という取り組みです。あまり堅苦しいルールはないので自由に取り組めばOKなのですが、少し詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

予算編もあります。

ではさっそく本題に入ります!
(あくまで私のマイルールですので、皆さまそれぞれのルールを決めればよいと思っておりますが、何かのご参考になれば幸いです!)

ルール1.なりたい自分に引っ張り上げてくれる

……といきなり書くとちょっと大げさですが、このルールの本意は「『これでいいや』という服を買わない」です。

「この服を着てお出かけしたい!」「仕事に集中する日にぴったり」など、自分がやりたいことをやる時、行きたいところに行く時にその服を着るイメージが持てる服を購入するようにしています。

これをすることによって「服を買ったはいいけど着ていくところがないな」という事態を回避することができます。あるいは「ホテルのラウンジでお茶をしたい」なら、あえてそこに似合う服を買うことで行動しやすくなります。「ジョギングを日課にしたい」とか「登山を一生の趣味にしたい」ならスポーツ系の服をワードローブに取り入れる必要があります。

ルール2.どのアイテムともコーディネートができる(掛け算のコーディネート)

33アイテム縛りなので、トップス×ボトムスがどの組み合わせでも着られるのは重要です。私はスカートよりもパンツ派で、スカートは1枚も持っていません。スカートでないといけない時は、ワンピースを着ます。なぜなら、スカートとパンツでは似合うトップスの丈が違うことが多いので、その分必要なアイテムが増えてしまうからです。

スティーブ・ジョブスのようなノームコアとまでは振り切れませんが、最終的にはトップスはシンプルなクルーネックニット白・黒・グレー、ボトムスはストレートの黒、ベージュ、柄といったワードローブにしたいです。
そしてスカーフ、ブローチなどアクセサリーを増やしていきたいです。

ルール3.1枚でもサマになる(引き算のコーディネート)

それぞれの服の完成度も大事です。「重ね着専用」のようなアイテムは基本的には持たないようにしています。
ジャケットのインナーでも、インナー単体でも着られるものにします。
「条件付き」でなく、その日の気分でクローゼットからパッと取って着られるアイテムを揃えるのが理想です。

「1枚でサマになる」で一番よいのはワンピースだと思います。もし私がスカート好きなら、ワンピースを5着ほど揃えて着回すかもしれません。

あとは、これを実現するのに一番大事なのは実は体型維持、なんですけどもね…そちらもぼちぼち……頑張ります…。

ルール4.お手入れが楽(家で洗えてアイロン不要)

これは譲れません。いつもフラフラしてパリッとしたシャツとかを買ってしまいそうになるので、いっそのことアイロンを処分してしまおうかと思いつつ、一応まだ取ってあります。

襟付きのいわゆる「シャツ」は一枚も持っていません。社会人としてそれでいいのかと思うときもありますが今のところ支障ありませんのでOKです。

なぜアイロン不要にこだわるかというと、アイロンが必要な服は洗濯した後にもう一度着られるようになるまでに手間がかかるため、結局着なくなると分かっているからです。
着る→洗濯する→アイロンをかける、のどこかで流れが停滞します。たとえパリッとアイロンされた状態でクローゼットに服があったとしても「んー、でも今日これを着たら洗濯してまたアイロンかけなきゃならないしなー」という考えが浮かんで、結局選ばなくなります。
私は自分のダメ人間っぷりを理解しており、ダメ人間を克服するのではなく、許容する方向で生活を組み立てたいと思っています。だからこその「アイロン不要」縛りなのです(何の主張……?)

なお私が男性だった場合、「アイロンをかけるのが嫌だ」という理由でおそらくサラリーマンはやっていないことでしょう。


ルール5.半年〜9ヶ月着られるアイテムだとなお良し。3〜5年は着たい。

コットンやシルクのカーディガンなら、色や風合いにもよりますが3月〜9月の間は活躍してくれるでしょうか。七分袖のカットソーは真夏と真冬以外は着られる場面がありそうです。ウールのニットは11月〜2月くらいまでですが、その分シンプルなデザインにして複数年、なるべく長く着たいです。すくなくとも、1年で飽きて処分したり、タグすら切らずにクローゼットの肥やしにする、なんてことは絶対にしたくありません。

そんなふうに思うようになったきっかけの一つが、このDVDにあります。

1,000円、2,000円で当たり前のように洋服が買える時代ですが、その服がどうやって作られているのか?それを知らずに洋服を買うことは、実は無責任なことなのかもしれない、とこのDVDを見て思うようになりました。

低価格で高品質の洋服が買えるようになった世の中は素晴らしいのかもしれません。でも、資源も、洋服を作る人の手も、決して無尽蔵ではない。「本当に必要な服を、必要なだけ所有する」ということを、もっと真摯に考える必要があるのではないか。Project333をやってみようと思った背景には、そんな思いもありました。

ここでストイックに「私はもう一生洋服を買いません!」と行く道もあると思うのですが、私はそこまでは思い切れませんでした。新しい服はワクワクしますし、洋服を探す時間は喜びでもあります。

ただ「買った服を大切にする」ことだけは絶対にやろうと決めました。それから、今まで買ったことがなかったのですが、古着にも興味が出てきて、休日の服から少しずつ取り入れたいと思っています。

(実は2022年はまだ下着以外の服を買っていません!この「服を買わないゆるチャレンジ」をどうしようかなーと思いながらなんとなく続けています)

ルール6.バリエーションを出さない

はい、「出す」ではなく「出さない」です。
ルール2とも関連しますが、バリエーションを出せば出すほど、アイテム数が必要になり、ワードローブを管理する難易度も上がります。

「捨てる」ことが大事だな、と思っています。
私は「スカート」を捨て、「アイロンが必要な服」を捨て、そういえば「ヒールの靴」も捨てました。靴は6足中、紐靴が3足です。毎日がとても快適です。

ルール7.肌につけるものにお金を使う(下着、靴下など)

では(相対的に)何にお金をかけるか?という視点で考えると、下着、というのが今の気持ちです。下着だけは、1年に1回は新しいものに替えようと決めています。

できるだけ気分良く過ごすことを大事にしたくて試行錯誤して、満足度が高かったのが下着を新しくすることでした。

ブラ、ショーツ、インナー、靴下は、機械的に12月と6月に見直すことにしています。毎日使っているのでだんだん感覚が麻痺してしまうので、新しいものを1枚ずつ買って、それと比べてみて痛みすぎているものは入れ替えています(1枚で済まない時は追加で購入して入れ替え)

総入れ替えしても良いのですが、今あるものを買った時期がズレているのでもったいないかなぁと思い、このやり方にしています。

※ちなみに下着系は33アイテムの中には入っていませんが、予算の中には入れています。

まとめ


以上、7つのマイルールをお届けしました。
私は、このルールを手帳の後ろの方にあるフリーページに毎年書いています。年によって変わるかな?と思いつつ、去年からこのマイルールでやっています。

そして、その次のページに春、夏、秋、冬と4つの欄を作って、シーズンごとの買い物計画を立て、購入したものを記録しています。

おかげさまで、マイルールに反する買い物をすることはほぼなくなりました。
「衝動買い」は常に警戒が必要なのですが、これについては「買い物計画で立てた以外のアイテムは買わない」という縛りを設けています。
本当に急遽買わなければならないアイテムがあった場合も、計画のページに記入してから購入します。書いている間に「本当に必要か?」を冷静に判断できるからです。

これは、お金はもちろん時間の節約にもなります。

(ルール無しで)お買い物をする→失敗する→クローゼットの肥やしになる→もやもやが溜まり一念発起して片付ける(売る、捨てる)

というループを丸ごと無くすことができます。

その時間で自分がやりたいことをやれます。趣味や遊びや勉強をしてもいいし、心ゆくまでゴロゴロしても、クローゼットはスッキリしています。

「片付けなきゃ」という強迫観念が無くなる。

そして今日着る服がすぐ着られる状態でクローゼットにある。

これだけでどれほどの心の平穏が得られることか。もう世の中の人が皆Project333をやればいいのに!と思っています(それでこのnote を書きました!)

ここまで読んでいただきありがとうございました!皆さまのルールもよかったら教えてくださいね。




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