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運命のカメラに出会う旅

この度、ちょっと良いカメラを購入しました。

漠然とした憧れはずっと抱いて生きてきました。
「ちょっと良いカメラが欲しい」と。

それを、さまざまな心の声が打ち消してきました。

「あなたには扱えないよ」
「そんなお金ないよ」
「壊れるのが怖い」
「そもそも使う場面ある?スマホで十分でしょ」

誰に言われたわけでもなく、私自身の心の声です。

そんな声をぶち壊してくれたのは、大好きなものの存在でした。

きっかけ


 7月2日(日)ハマスタこと横浜スタジアムの外野スタンドで野球を観戦したことでした。(好きすぎてまだ一本のnoteも書けていないのですが)私は中日ドラゴンズというチームを応援していまして、ビジター側で応援に出かけました。
 当日は快晴!階段を登って外野スタンドへ出ると、強い日差しが降りそそぐ中、選手たちが少し暑そうに、でも楽しそうに、気持ち良さそうに身体を動かしていました。

 そして周囲にはカメラを構えて撮影をされている方がちらほら。

「そっか!カメラを買えば写真が撮れるのか!」

 こうして書いてみると笑っちゃいますが、本当にそれに気づいてびっくりしたのを覚えています。球場なんて何度も行って、写真を撮っているお客さんの様子だって何度も目にしているはずなのに。

 たぶん、あまり行き慣れていない横浜スタジアムの外野スタンドとグラウンドの近さにびっくりして目が覚めたんだと思います。行き慣れている神宮球場のような網のフェンスがないことが大きかったかもしれません。

それからの行動

 まずは試合を堪能します。DeNA打線に2点先制されるも、6回に石川昂弥選手のツーランホームランで同点!しかしその裏に1点を追加されて、2−3で敗れてしまいました。

 試合に負けてしまったことは残念でしたが、ドラゴンズを応援する気持ちは一ミリも揺るぎませんし、そこから生まれた「カメラを買う!」という気持ちも一ミリも揺るぎませんでした。
 翌週の週末は関東でのドラゴンズ戦がありませんので、ここでカメラを購入することにしました。

 平日夜にネットで情報収集。しかしよく分からない。とりあえずメーカーは絞っていこう。カメラといえばCanon(EOS Kissシリーズに憧れ)、もしくはOLYMPUS(昔、宮崎あおいさんがCMをしていたPENシリーズに憧れ)かNikon(漠然とした憧れ)。SONYも良さそう(弟はSONYのカメラを使っている)。つまり何も決まらないままカメラ店へ行ってから考えることにしました。

 土曜の朝一で新宿へ向かい、開店とほぼ同時に入店(やる気)。そして出会ってしまったのです。運命のカメラに(早い)。

 Canonのカメラを手に取った瞬間、「あ、これだ」と。手に収まるコンパクトサイズ。可愛いフォルム。ボタンは色々ついているけれど、すべて指が届いてスムーズに操作できる。重さも許容範囲。レンズも2本付いている(セットがある)。ついでにお値段も予算内!(大事!)

 他のメーカーやCanonの他機種ももちろん比較はしましたが、ファーストインプレッションは揺るぎませんでした。

運命のカメラ・Canon EOS R50とその仲間たち

 ということでお迎えしたカメラはこちら。

 https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r50/

カメラ本体

 軽さと機能の良いとこ取り、ミラーレス一眼です。ダブルズームキットにしました。
 球場ではもっとゴツいレンズ&カメラを持ち込んでいる方をお見かけします。機能的に物足りなくなるかなぁという思いもなくはなかったですが、今の私にこれ以上のカメラを扱えるとも思えないし、とにかく持った感触が気に入りすぎたので、もうこれで撮れる写真を撮って楽しもう!と決めました。

 販売員さんに教えてもらって、必要なものも一緒に購入。備忘としてこちらにまとめておきます。(これからカメラを探す方のご参考にもなれば!)

レンズ保護フィルター

 レンズ自体に傷をつけないためのもので、レンズの表面側に取り付けます。
 ……地味に高い!でも買うしかない!(おすすめいただいた中でお安い方にしました笑)

https://www.yodobashi.com/product/100000001005807342/

https://www.yodobashi.com/product/100000001005807344/

液晶保護フィルム

 液晶側の保護フィルムも。うん、そうね、買うしかないわね……。(まあこちらは致命傷にはならなそうですが、安心安全のため)

https://www.yodobashi.com/product/100000001007718355/

SDカード

 これがないと撮った写真が保存できない。
写真1枚の目安は10MB、64GBで6400枚
くらい、と目安を教えていただきました。(動画を撮る場合はまた別とのこと。)
 6000枚分もあれば十分でしょ!と思いましたがカメラデビューの日に700枚ほど撮影したことをご報告しておきます。先々考えると128GBでも良かったかな〜、でも貯めすぎてもデータが整理できなくなるし、長期旅行に行く時に買い足そうかなと思います。

SDカードリーダー※後日購入

 パソコンでデータ整理をしようと思ったらパソコンにSDカードリーダーがなかったので購入しました。

カメラ本体のバッテリー ※後日購入

 球場って18時試合開始だと、その1時間半〜2時間前くらいに開場して、ビジターチームの練習を見学できるんですよ。
カメラデビューの日、16時半から撮り続けていたら、7回表で電池切れちゃったんですよ(悲しみ)。しかもその日の試合、勝ったんですよ!勝った後の選手の表情とか撮りたいじゃないですか!
 悲しかったので買いました。結構高い!でも買うしかない!(カメラ周り、買うしかないものが多すぎる笑)

https://www.yodobashi.com/product/100000001002620415/

純正じゃなければもうちょっとお安いのもありそうだったのですが、バッテリーって何かと怖いので安心を優先して純正品にしました。

カメラバッグ

カメラを持ち運ぶにはバッグが要る!しかし気に入ったケースが見つけられず、色々探してこちらに行きつきました。
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133262

球場に行くときはカメラを肩に掛けて、リュックにカメラップを忍ばせていくことにしました。屋外球場だと突然の雨の場合もあるのですが、普段ユニフォームを入れて持ち歩いている防水の袋があるので、カメラップに包んで防水袋に入れてタオル(応援用に常備)で包む!でなんとかなるかなと思っています。(完全雨予報の日には持って行かないと思いますが)

色がドラゴンズブルーなのもお気に入りポイントです。

ちなみに純粋な(?)カメラバッグだとこちらが気になっています。
四角くて白くて可愛い。
https://objcts.io/collections/camera-bag

リュックだとこちら。
https://scenery-bi.com/product

 カメラ及び周辺備品で割と(予算を)使い果たしてしまったのと、とりあえずの持ち運びはできる体制になったので、バッグは追々考えようと思います。
 あとストラップとか、もっというともう一段上のレベルの望遠レンズとか、いろいろ欲しくなっちゃうのですが、今シーズンは今の機材で楽しみ尽くしたいと思います!(というフラグ)

撮影した感想とまとめ

 カメラ、楽しい……!

 正確にいうと「カメラで選手を撮るのが楽しい」。
 上のバッテリーのところでチラッと書いたのですが、16時半の開場と同時に球場入りして、練習風景を撮り続けました。気づけば1時間!
 その後も試合を応援しつつ、気になる選手をパシャリ。

 たーのーしーいー!!

 気分は新しいおもちゃを手に入れた子どものようでした。

 写真を撮ってみて初めて自分の視点への気づきもありました。
 このカメラ(レンズ)では選手の表情を捉えるのは結構厳しいのですが、選手の身体の動きを捉えることはできそうです。私は、プロ野球選手がどういう身体の使い方をしているか(例えばボールを投げる時の肘の位置とか、投げ終わった後のフォロースルーとか)をじっくり見たいようで(マニアック笑)、そういう写真は撮れそうだな、と思いました。なのでまたカメラを持って球場に足を運びたいと思います。

 もちろん球場以外でも使いどころはたくさんありそうで、室内写真を撮るにしても光の加減を工夫するのが楽しそうだし、旅行や建築探訪にも持っていきたいし。むしろなんで今までカメラ持ってなかった?というくらい持って出かけたい場所がたくさんあります。

 最後に。行動に必要なのは「動機」なんだな、と再認識しました。

「カメラが欲しい」と思い始めたのは、振り返ってみるとなんと大学時代。足掛け20年以上も「買えない言い訳」をし続けてきたのかと思うとびっくりします。でも同時に、それをひっくり返すだけの「カメラが欲しい動機」もなかったのですね。

「好きな選手を撮りたい!」という「動機」が生まれた後の私の脳内はこちらです。

「あなたには扱えないよ」→使いながら覚えればいい!

「そんなお金ないよ」→金ならある!(ボーナス出たばかりなので強気だし実際買っても破産してない)

「壊れるのが怖い」→保険がある!(メインカードの約款を確認)

「そもそも使う場面ある?スマホで十分でしょ」→私には!望遠レンズが!必要なんです!!!!

 めでたく10秒で決着がつきました。

 カメラを買いたくてドラゴンズを応援していたわけではなく、好きだから応援していたらやりたいことが増えただけなのですが、「好き」から派生する行動力って本当に無限大だなと思います。
 
 「好きな気持ち」があって、そこに「行動」が生まれる。
 人生楽しく生きるにあたって、この原則は絶対に守っていきたいなと改めて思いました。

 ということで運命のカメラに出会う旅はめでたく終了しまして、これからはカメラと共に運命(※ドラゴンズの優勝)を追いかける旅を楽しみたいと思います!

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