また暑苦しいnoteを生み出してしまいすみません。

ですが、これだけは明日のWBC決勝の前に、一人でも多くの吉田正尚を知らない人類に伝えておかなければと思い、緊急で動画を回しています、じゃなくてnoteを書いています。

勢いで書いていますのでガチファンの方におかれましては物足りない点もあるかと思いますがご容赦ください。また「偉人は敬称略（が敬称）」という考えのもと、敢えて「吉田正尚」と記載させていただいておりますこともご了承ください。

さて本題に入る前に、ご存じない方のために簡単にご紹介しておきますと、吉田正尚選手は2022年までは日本のプロ野球選手でオリックス・バファローズに所属していました。バファローズの2022年日本シリーズ優勝に大きく貢献した選手です。2023年からはメジャーに移籍してボストン・レッドソックスに在籍しています。

吉田正尚のすごいところその１　打ってほしいところで打ってくれる

吉田選手は本日の準決勝、日本ーメキシコ戦で3点ビハインドの場面から同点スリーランホームランを打ちました。WBC大会記録更新の13打点に到達しました。

今大会、日本の総得点数は53点（数えました）。
吉田選手はうち13点を叩き出しているわけです。24．5％。およそ4分の1です。
もちろん、吉田選手の前に塁に出ている選手がいることが前提ですので、チームとしての強さもあるわけですが、それにしてもものすごい記録です。
打ってほしいところで打ってくれる、ファンの期待に応えてくれる、記憶にも記録にも残る選手。それが吉田正尚です。

明日も、チャンスで打席が回ってきたら、それは正真正銘のチャンスです。吉田選手を信じ「正尚でダメなら仕方ない！」と腹を括って全力で応援しましょう。

今日の劇的なサヨナラ勝利だって、吉田正尚のスリーランがなかったら勝ってないですからね！

ちなみに、2022年の日本シリーズの動画で私が心を撃ち抜かれたのはこちら第５戦のサヨナラホームランです。

https://www.youtube.com/watch?v=1Uj_-AJhdm0

この試合はバファローズ本拠地の最終戦。そして吉田正尚はこの時点でメジャー挑戦が確定していましたので、本拠地でファンが見られる最後の試合でした。そこでサヨナラホームラン！ファンへの最高の置き土産になりました。伝説か？

吉田正尚のすごいところその２　三振が少ない（というか今大会で未だ三振ゼロ）

試合を見ながらこんなことを呟きました。

「三振しないねぇ☺️」じゃないんだわ本当にゼロなんだわ。

こちらをご覧ください。
https://baseball.yahoo.co.jp/wbc/player/1500126/top

「打点13」については上述しましたが、もう一つ見ていただきたいところが「打席数」と「三振」です。
28打席中、三振、ゼロ。

さらに、WBCは国際大会です。国際大会ということは、基本的には初見の投手と対戦するということになります。さらに、日本のプロ野球で使用している公式球と比べて、WBC球は変化が大きいボールです。特に準決勝を行ったマイアミでは、気候の影響もあって日本国内以上にボールが大きく変化していました。
それを念頭に置いてもう一度この数字をご覧ください。
すごくないですか？（すごい）

残る試合は明日の決勝戦のみ。吉田正尚は4番で出場するでしょう。打席数はおそらく4打席か5打席。大会通して三振ゼロとなるのか、あるいはアメリカの投手で吉田正尚を三振に切って取る投手がいるのか。私は三振ゼロに賭けます。

吉田正尚のすごいところその３　外野からの返球が速い

吉田正尚は、打つだけではないのです。
全国の野球少年におかれましては、ぜひ吉田正尚のボールを取ってから内野に返す素早さに注目していただきたいです。
野球というのは特殊なスポーツでして、他の球技のようにボールの位置で得点が入る訳ではないのですね。走者がアウトにならずに本塁まで帰ってくると1点が入ります。そして、守備側はボールの位置で走者をアウトにすることができます。ですので「ボールは内野手が保持する」ことが守備の基本となります。外野に飛んだ球は速やかに内野に戻さなければならない。
全国の野球少年はそういうことを日々コーチに言われながら練習をしていることと思います。
吉田選手は、この返球がめちゃくちゃ速いのです。
明日はおそらくレフトを守るでしょう。攻撃時ではなく守備時にもぜひ、吉田正尚に注目してください。

まとめ

明日（と言いながらもう日付変わりそうですが）3月22日(水）朝8時、決勝戦です。相手はアメリカ。最高の舞台で最高の相手です。そしてチームJAPANも間違いなく過去最高最強のチームです。選手も最高、チームワークも最高です。
結果がどうであれ、見届けること自体に価値がある試合だと思います。そして、試合を堪能する上で、ぜひ吉田正尚に注目していただければと思います！