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年末の暮らしデザイン③磨く

そろそろ今年の終わりが見えてくる12月下旬。
ぼちぼち「良いお年を」という挨拶が交わされる時期になってきました。

今日のテーマは「磨く」です。

手入れをしたくなる手入れをする


窓を磨く、床を磨く、キッチンのシンクとコンロを磨く、お風呂をピカピカにする、靴を磨く。

年末には磨きたいものがたくさんありますね。

ただの掃除というよりは、「手入れをしたくなる手入れをする」ことが大事だと思っています。

たとえば、歯医者さんに行ったあとは、いつもより丁寧に歯を磨きませんか?
靴やバッグを、新品のうちは丁寧に扱うけれども、時が経つにつれて雑な扱いをすることはありませんか?

キレイなものは丁寧に、汚れているものはそれなりに扱いたくなるのが人の性。
だからこそ大掃除は「身の回りのものを大切に扱うきっかけづくり」だと思っています。

一つ前のnoteは「厳選する」をテーマに書きました。
https://note.com/mikacco/n/n6d0764349911

厳選した結果、いま手元にあるものたちは、きっと「磨きたくてたまらない」ものたちばかりではないでしょうか。

初めは磨くというよりもホコリ取り、汚れを落とす作業かもしれません。だんだん綺麗になってくると、もっと磨きたくなってきます。

適度に休憩を取りながら、楽しい気持ちをできるだけ継続させるのがコツ。あらかじめ、好みのおやつや飲み物を用意しておくのも良いですね。

それから、この機会にあらためてお手入れ方法を学んだり、道具を揃えてもよいかもしれません。

私は掃除用の洗剤を極力シンプルにしていまして、住まい用の洗剤はウタマロクリーナー、重曹、クエン酸のみです。
洗面台下が洗剤だらけの時期もありましたが、今はシンプルになり、管理も楽になりました。

自分自身を磨くことは


「磨く」というテーマでいくと、私は住まい以外にも磨きたいものがあります。

それは、自分自身です。

見た目であれば、なんといってもスキンケア。40代までに、お肌の曲がり角を何回か曲がりました。でも、諦めたくないです。鏡を見たときに自分の顔を「まぁ、悪くないじゃない?」と思える自分でいたいです。
最近また曲がり角を曲がっている自覚がありまして、美容液やエイジングケアのクリームなど、スキンケア用品をいくつか買い足しました。

中身も磨きたいです。

デザインの勉強をしたり、これからのキャリアを考えたり。本を少しずつ読んでいます。

そんな生活をしながら、ふと気づきました。

それは、磨くということはモノを活かすということでもある、ということです。

うちの洗面台下にある重曹とクエン酸は、日々大活躍しています。使いきれずに捨てることなどなく、綺麗に使い切ったらまた新しい袋を購入してきて、ビンに詰め替えます。
そして、キッチンや浴室や窓や床が綺麗になることで私は日々気持ち良く過ごすことができています。

スキンケア用品も、毎朝、毎晩少しずつ使っています。お肌が少しずつもちもちになってきました。

本を読むことで、新たな知識や視点を得られて、また新たにやりたいことが生まれ始めています。

私とモノの関係が、ものすごく健全だなぁと感じています。

自分の時間とお金を有効活用するためには「磨く」を意識するのが近道なのかもしれません。

まとめ

いろいろなことに追われがちな年末。
慌ただしくもありますが、1年を振り返って、新たな年を迎える切り替えスイッチを押すには絶好のタイミングです。
マルチタスクをせず、目の前のものを「磨く」つもりで取り組んで、暮らしのもやもやが晴れていくのを味わいたいと思います。


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