日本の暑さを考える
※写真は真冬の太宰治記念館。少しでも涼しくなったなら、、
毎日暑い。夏だもの。
私は暖かい方が好き。25度以下は涼しい。
ちなみにエアコンの設定温度は、29度/60%の除湿冷房だ。冷房だけにしておくと変に生あったかくなる設定温度だが、除湿冷房にしておくと快適。エアコンは上位機種を買った方がいいよねって実感している。
しかし、日本は暑い。というのも、日当たりを考慮して家を設計することが原因だと思っている。
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先月滞在していたチェンナイは、日中平均38度にも関わらず意外と我慢できる。もちろん、業務用的シーリングファンなしにはしのげないが、日陰で風通しがあれば快適にすら感じた。
(風による気化熱で体を冷やす場合、水分補給はこまめに取ることをおすすめします)
ちなみに、2019年8月1日正午の気温と湿度を記録してみた。
川崎 34℃ 65% 体感温度44℃
チェンナイ 36℃ 53% 体感温度39℃
この通り、関東地方の真夏は(酷暑期と冬季を除いた)チェンナイとほぼイコールだ。
一方で、体感温度は日本が5度高い。これは湿度によるものだ。ちなみに、6月中旬に訪問したハノイは湿度が高く、控えめにいって不快指数は高かった。体感温度も実際の気温よりはるかに高かったと記憶している。
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私が知っているチェンナイよりも日本のお年寄りは熱中症になってしまうのか不思議だったが、体感温度の高さと暑い地域の暮らしぶりとは異なる環境が理由なのだと思う。
熱波を受けたヨーロッパでも、窓から熱が入ってこないように鎧戸を下ろすそうだ。私も真夏の間、一番日当たりのいい窓は雨戸を開けないと決めた。
それともうひとつ、日本にはじかに扇風機の風にあたってはいけない風潮があるが、これは間違いだ。こじんまりした一般的な扇風機なら、ひとり1台。願わくば、インド的業務用シーリングファン(最高にうるさい)が好ましい。日陰と風が、暑さを乗り切るキーポイントなのだ。
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さらに、日本の真夏はサンダルでいいと思う。きょうび、サンダルもいろいろあるのだ。革靴でないと失礼とかヒールでないと常識がないとか、時代錯誤でしかない。人間性や個人の能力をこうあるべきという指標でしか認識できないのはいかがなものと考える。
なんて言うと、客先に失礼とか、お葬式で常識がないとか、そういう反論もあるだろう。
私だって、サンダルで出勤したらいいと勧めているわけではない。
ただ、もはや熱帯並の日本の夏なんだから、サンダルがむしろ健康的だし清潔ですらあるわけで、夏はサンダルがスタンダードになったらいいのにねって思ってる、それだけだ。
言わせてもらうと、お葬式はこういう服装っていうの、いつから始まったのか聞きたい。黒っていうのは分かる。でも、靴のデザインとかよく見てるよね、むしろ。ヒールかヒールなしかって、そんなに大きな問題なのか。
そういう細かいことで、誰かが考えるこうあるべきと違うことに対しての過剰反応。そんな横並び至上主義より、個人を尊重する社会でありたいと考える。そして、個人を尊重してもらいたいための、他者を尊重なのだ。
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いえ、夏らしい毎日ですねって話したかっただけなんです。。
Mika(@mikachant)でした。
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