見出し画像

いい村は女が元気だ

女は群れる群れる言われますが、実際は女性より男性のほうが群れで動きますよね。人脈全般、政治とビジネスはとくに。派閥学閥的な感じや同郷など県人会的なものとか。

女性の場合は結婚や出産といった大きなライフスタイルの変化と同時にキャリアもそれまでの人間関係も強制的に変わらざるを得ない状況にもってかれることが多いし(SNSだって名字が変わらない男性の方が圧倒的に旧友との再会率高いはず)

女性の政治への関与:
アフガニスタン(111位)
サウジアラビア(138位)
シリア(142位)
ヨルダン(144位)
日本(147位)
都知事じゃないけど、タリバンいないのにね。

犬の散歩中、前を歩いていた大学生男子が「世の中のオバサンってさ、生きてて楽しいのかな、何の価値もなくね?」っていう会話をしてたのを聴いていた。

確かに生きてて楽しくないオバサンはたくさんいると思う。

子ども時代、褒められるときも
「お前が男だったらなぁ(女にしておくには惜しいなぁ)」
と言われた女の子はたくさんいるだろうし

四年制大学を出て社会に出、同じスタートを同じ会社できったとしても男より出世も遅いし給料も低い(ことが多い)。

まるで、男より価値がないとジャッジされているみたいな扱いを子どもの頃からナチュラルに受け続けている。

ファイティングポーズを取り続けたら取り続けたで常に大量のエネルギーを消費するし、

諦めたら諦めたで常に頭の中がぼんやり、自分の好きな食べ物すら忘れてしまうくらいにエネルギー枯渇の状態で生きていかねばならない。

自分で考えることに疲れ果て→考えることをやめ→答えは他人からもらうことにした受動的な生き方が楽しいわけないじゃん、大学生男子よ。

まるで目をあけて眠っているような人生はなんと残酷な世界か。

学習性無力感に陥った犬のようだ。でもそんな状況に陥った犬でも環境が変われば活力は出てくるのだ(わたしは保護犬の一時預かりボランティアをしているが、変わっていく犬たちの姿にいつも夢と希望をもらっている)

答えを他人からもらうことにしたあとの最悪パターンはいろいろあると思うが、最悪の一例として、カルトにハマる。
そしておそらくそこでも根強い家父長制はある。
だって、メジャーな宗教だって、教祖サマはみんな男性で(キリストもブッダもムハンマドも)、その教義にはガッツリ家父長制入ってる。

38年前の大学受験前夜、宿泊した都内のホテルに部屋置きで置いてあった仏教聖典を徹夜して読みながら
「ここはいいことが書いてあるけどここには同意できない」
とか、もう受験のことなどすっかり忘れて読んでいた。
おかげで受験(大学)に合格不合格など生きるにおいて些末なことだと悟りを開き、受験に臨んだ。

今生不満だらけの状態なら、来世に期待!とか言ってないでさっさと動いたほうがいいよね。

幸せになりたいって言いながら自分を不幸にする行動や習慣を続けてしまったり、

反応すれば喧嘩になるとわかっているのにスルーせずイラッと反応してしまったり、

売上あげたいね〜と言いながら改善のない同じような施策をとったり何もしなかったり、

自分の反応や行動を変えれば結果が良くも悪くも変わっていくのは明白なのに、同じパターンから抜けずにいることを選択しているのもまた自分。

若い大学生男子からみた生きている価値がないと思われているおばさんたち、ひとりでも、いまからでも、

バーカ、全然楽しいよ、お前ら若すぎてこの楽しさまだわからねぇだろうな

とほくそ笑む人が増えると、世の中きっともっとよくなる気がしてる。

アシタカも東から西への旅で実感したから言ったんでしょう?
「いい村は女が元気」って。

世界のため、ともに元気になろう、おばさんたち。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?