断捨離日記/11月20日

いやいや、もう前回の断捨離日記から3ヶ月経過してますよ…。

「まだまだ時間あるわ」

「でもあっという間なんだろう」

ここへ来て「あっという間だった…」と実感するところまで想像できるくせになぜ行動に至らないのか。

年明けには引っ越す予定なので

とうとう重い腰を上げる。

数ヶ月前からクローゼットの奥に仕舞い込まれていた子供たちの段ボールやペットボトル作品をとうとう解体。

たるんでるけど空気の抜けきっていない風船につまようじで穴をあける。意外と力が要る。

ベッドの横にクリップできる壊れた扇風機。

はけなくなった子供のクロックス。

赤ちゃんのとき使っていたマット。

どんどん処分していると

「捨てられない」派の夫が珍しく45リットルの袋いっぱいに服や鞄を詰めていた!

「よしよし、よく捨てられたね。このいきだ」

とハグして励ますと

「捨てたくないよぅ、うわぁぁん」

とふざけて泣き真似する。

「私のことは捨てちゃだめだよ」

というと

「えっ、捨てないよ」

と慌てている。

ほいほい断捨離しておきながら、

いざ発音してみると「捨てる」って言葉は

思った以上に強烈だ。

私を捨てないでね、か。

日本語としてはなんの不思議もなく成り立つこの言葉、

現実に思ったり使ったりしたことは一度もなかった。

モノみたい。

でもそんな風に、人を所有してみたいという気持ちが存在することも理解できる。

断捨離しながらそう思うのだった。


ずっと前からお願いしたいと思っていた

整理整頓のプロに連絡する。

息子の同級生のお母さん。

恥を忍んで雑多な部屋の写メをおくったり

彼女に導かれるまま今の悩みや今後どんなふうにしていきたいか書いておくる。

そうか。これが嫌でこうなりたいのか。

停滞していた私の断捨離は、

彼女を介してまたゆっくりと流れ出した。

今日もたくさん体を動かし、

狭い部屋にできた小さな空間を見ては少し満足している。

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