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空間づくりにおける主役は「住まう方の居心地の良さ」

先日、お客様のお宅の撮影に伺いました。
そのデータが納品されました。
撮って下さったカメラマンさんが
メールにこんな言葉を添えて下さいました。

「家とは。
インテリアとは。。。
はたまた、空間とは…

そこに暮らす人の
無意識に滲み出る自然体な人柄。
そのものですね。

おそらくどのお客様でも
最初は好みや個性のセンスから
入っていくと思いますが、
決して自分を大きく見せたり
背伸びしたりする必要は1ミリも無く、
そこに自分が暮らすのなら、
無意識に自分達家族が落ち着く領域を
シンプルに探ることが一番大切で、
結果近道だと思いました。
家に来るお客様からの
わぁオシャレだね、
ステキな家具だねぇ。
なんてその言葉を聞く為に
空間を作る訳ではないですものね」

と。
個人様宅のインテリアをお手伝いする際に一番大事にしたいと思い、この20年お仕事してきたコトを、
こうして、その空間で数時間過ごしたカメラマンさんが仰って下さった。
伝わった!!と、なんとも嬉しく、
私の心に染み入るものがありました。

訪れる人の印象ではなく
そこに住まう方の居心地の良さ。
それを、わたしに依頼して下さる方と
探り続けていく。
これからも私はこの道でいきたいと思うのです。

ホッとすると同時に
背筋がシャンと伸びる出来事でした。

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