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今日が一番若いから

わたしのこと
見つめ直すきっかけに
書いてみよう

小さなころから人目ばかり気にして。
大人に褒められることが嬉しくて。
嫌われるのが怖くて。

良い子でいるふりをするのは簡単。
我慢するのも簡単。
(これは今も変わらない)

そんな手のかからないわたしより
親の愛情は、手の掛かる子へ行く
小さなころは分かるわけもなく。

わたしの性質の一つが、やきもちやき。
愛情に満たされないとき
親の見ていないところで悪戯をしたり、
意地悪をしたり。

結局見つかって
お姉ちゃんなのに何してるの!
と怒鳴られる。
時には叩かれたかな。

更に卑屈になるわたし。
その頃は笑顔の写真が少ない。

そもそも、わたしが生まれたとき、母は働いていたので、わたしは祖母に育てられた(ようだ)

愛情を沢山注いでくれる祖母のそばを
片時も離れたくなかった(だろう)

幼い頃の想い出は、祖父母との毎日の散歩や
庭で葉っぱや木の実をひろってのおままごと。
たまにバスに乗ってお出かけ。

祖母は身体の悪かった祖父の介護をしながら、わたしや妹を
みてくれていたんだ。

おしゃべりで、オシャレが好きで
大正生まれなのにテニスをしていた祖母。

祖父のリハビリのため、週に一度は謡の先生が自宅に来ていた。
マッサージの先生も来ていた。

長野から離れるときはいつも涙が出る。
でも、泣くと母が怒るから
涙を堪えて、やっぱり我慢するんだ。

昔々の遠い想い出。


いつかの長野の空

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