Mika Koyama

コロンハイドロセラピスト/ セルフビルダー ハワイ島で腸内洗浄サロンを経営。現在はオフ…

Mika Koyama

コロンハイドロセラピスト/ セルフビルダー ハワイ島で腸内洗浄サロンを経営。現在はオフグリットの土地にセルフビルドで家を作っているので、サロンはお休み中。 anchor.fm/mikakoyama

マガジン

  • 書きもの

  • Hawaii Life

    わたしの目に映るハワイ

  • hear colon 腸のおはなし

    • 43本

    チネイザン(気内臓療法)セラピストkentaroと、コロン・ハイドロセラピストのmika moonによる腸にまつわる話がクロスオーバーするプラットフォーム。ぷらっと寄ってってくださいませ。 みんなにシェアしたい”もよおす”話を並べていく、まさに一席二腸な空間でございます。

最近の記事

おしゃべりな人

おしゃべりな人と聞いたら必ず何人か心に浮かぶ顔があると思う。 そういうわたし自身だっておしゃべりな方だし、なんなら周りの友人達も同じくらいのおしゃべりさんだ。 では、わたしが考えるおしゃべりさんについて書き出してみる。 話すスピードが速い。 相槌は打つも、頭では自分の番に話す事を考えている。 会話のキャッチボールにはならず、一方的に話し続ける。 自分の意見、考えを押し付ける。 相手を慮る気配なし。 こう聞くと自分勝手な自己中心さんを思い浮かぶかも。 ちょっとマイナスイメ

    • クァンタムヒーリングを受けてみると

      クァンタムヒーリングをどう説明していいのかよくわからないので、まず私がこの療法を受けるきっかけになった出来事から話したい。 パートナーまるちゃんの親友であるフランクはずっと足を病んでいて、その痛みはどんどん増し、ある日遂に歩けなくなった。一度だけ治療を受けた事のあるクァンタムヒーリング療法へ連れて行ってくれと家族に頼み運ばれた彼は、治療後自分で歩いて家へ戻った。 そんなパワフルなストーリーを聞いて受けてみたいと思ったのだ。 治療を受ける理由は主にこうだ。 長年の腰の痛み、

      • チワワのピカに選ばれた私たち

        ピカと一緒に暮らし始めて2年になる。 15歳とも17歳とも言われる老犬は、もともとはパートナーまるちゃんの母の犬だった。 その母が突然亡くなり、主人を失ったピカの境遇ががらりと変わった。 5エーカーの土地に2軒の家を建てて暮らしていた両親だったが、母亡き後、父は小さいほうの家に移り、メインハウスには妹夫婦が越してきた。 彼らには大型犬2匹と小型犬がいて、かつてピカが暮らした家は知らない犬たちに占領された。 ちょうど同じ頃、家を探していた我々に「土地の下のエリアに家を建てたら?

        • 終わらない夢: 過去と今は繋がっているのか

          小さな頃から「大人になったら外国へ行く。」「外国人と結婚するから。」と当たり前のように言っていたのを覚えている。 なぜそんな確信があったのかが不思議だけれど、私の人生はその通りの現実になっていくのだ。 28歳の誕生日にアメリカへと飛んだその日から、30年以上外国で暮らし、外国人と結婚し、子供もできて、そして離婚もした。 毎日話している英語は、20歳過ぎた頃からは独学で学んだ。 アメリカへ行く資金を貯めるために、昼はパース(遠近法)を描く先生のアシスタントとして働き、夜は友人

        おしゃべりな人

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          ふーちゃんとの再会

          「あなたのお名前は?」 「ラストネームはなんだったかしら?」 「どこに住んでるの? お仕事は?」 何度も聞かれるよ、と友人からは聞いていた。しかし目の前に座るふーちゃんは、そりゃああの頃より歳はとっているけれど、声の張りも背すじをピンと伸ばしているのだって変わらない。 ただもう私を覚えてはいないのだ。 バークレーというコミュニティで一緒に活動していた20年ほど前にも、時々ふーちゃんの散歩について行くと、立ち話をした人にさようならと言った後「あの人名前なんだったかしら?最近

          ふーちゃんとの再会

          デプリマの娘

          「ハーイ わたしジニーよ」 わたしよりずいぶん年上に見える彼女はそう言って手を差し出した。 彼女は当時わたしが勤めていた家具屋に新しく入った従業員で、その日いくつかある売り場の一つで一緒になった。 平日の暇な時間であった。わたし達は一つしかないデスクのあっちとこっち側に座り、自己紹介をした。 少し背が高くて、肩まで伸びた赤毛はあまり手入れがされていない。全体的に無頓着な人だという印象だった。 わたし達が話を始めてすぐ、その印象は確信へと変わった。始めから垣根をすっ飛ばして語り

          デプリマの娘

          切っても切れない縁というもの

          最後に彼に会ったのは8年くらい前だったか。 ”やっとあなたを見つけた”というテキストメッセージが来た時だった。 その前は… 25年くらい前に遡らなければならない。 一時期、人生の時間を共にした私たち。 パレスチナという国に生まれた人とアメリカで出会い、国の違いや彼が置かれていた困難な状況を一緒に見つめた時があった。 若い恋には終わりが来て、いつしか彼のことも思い出さなくなった。 私の人生は結婚、出産、離婚という曲線を描きながら、一人静かな時間を過ごしていた頃だった。 そのテ

          切っても切れない縁というもの

          人は突然いなくなるけれど、愛という光はいつまでも残る

          胸の少し下で重ねられた手。 なめらかなブラウンの細い腕は、ハワイの太陽の下で産まれ生きた証だ。 長い指の先には、つい最近ネイルサロンで塗られたであろうワイン色の爪が綺麗に並んでいる。 そっと手に触れる。 2週間近く司法解剖のため戻ってこなかった彼女は、きっと随分と変わった姿になっているのかと心配したが、その手は冷たくも優しい柔らかさがあった。 ホッとすると同時に寂しさが溢れてきた。 もう魂はそこにいないと感じる頰に触れてみる。 いつも彼女のそばにいたゲイの三男が優しく彼女の前

          人は突然いなくなるけれど、愛という光はいつまでも残る

          ただきれいに

          ハワイもロックダウンになり、ここに住む人たちだけの島になります。 ステートパークも閉鎖されたらきっと海がきれいになるだろうと考えると、ハワイの自然にとっては 元の姿をとり戻す時間になるのでしょう。 人が動かない世界の中で、みるみるうちに汚れが消え、生き物が蘇るのだと思うことで このできごとは無意味ではないのかもしれないと感じます。 わたしの周りの人々も、お家をきれいにしたり、時間をかけてお料理したり、映画を楽しんだりと この一人でいるという時間を心豊かに過ごしているようです

          ただきれいに

          記憶のフレグランス

          毎日高波がが岩を叩きつける音や、鳥たちの声、南国の雨の音を聞いている。 遠くから吹く風が今、ジャングルの木を揺らして通り過ぎた。 大きく揺れる木々を見ている。 旅から戻るとただこうして座り、音を聞き続ける。 ハワイは音。 自然の音が朝も夜も止むことはない。 ここが今わたしが在る場所。 こうしていくつもの場所で、人生が創られていった。 その時々に在る場所で、一から出会ったすべてのもの。 カリフォルニアの家の窓から見えたベイブリッチの上を、チカチカと光りながら飛ぶたくさんの

          記憶のフレグランス

          腸にまつわるお話 5 - プロバイオテックス

          わたし達が生きる上で大切な役割を担ってくれている腸内細菌について先日書きましたね。 善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌の割合で、わたし達のシアワセ度はかなり違ってきます。 コロンクレンズをしてすっきりと綺麗になった腸に善玉菌を入れてあげれたらベストですが、毎日プロバイオテックスをとってあげることでも、腸内環境を良くすることはできます。 ではプロバイオテックスとはなんでしょう。 *プロバイオテックスとは、乳酸菌、ビフィズス菌、アスベルギス、ボウファルディ(酵母菌の一種)などの善玉

          腸にまつわるお話 5 - プロバイオテックス

          腸にまつわるお話 4 - 寄生虫

          『先日世界初の寄生虫学会がありましたが、 一番寄生虫を見ている我々コロンハイドロセラピストは 一人もその学会へは招待されませんでした』 ある日、こういうメールが届きました。 送り主は東海岸でコロンハイドロセラピストをしている男性で、彼はやっと寄生虫が研究されようとしているその場所に、私たちコロンハイドロセラピストが参加していないことに不服でした。 学会を主催している医師に連絡を取っても返事がない、と憤慨している様子でしたが、メールの後半は ご自分が研究している寄生虫について

          腸にまつわるお話 4 - 寄生虫

          腸にまつわるお話 3 - 💩

          一生毎日付き合っているのになかなか話題に出来ないウンチちゃんですが、 実は自分のカラダの中の事を教えてくれる大切な使者です。 “お便り“なんていいますものね。 今日は普段あまりできないウンチのお話です。 さてウンチとはなんでしょう。 *3/4は水分。1/4は個体。その1/3は細菌。次の1/3は食物繊維。 残りの1/3は体が必要としていないもの。(薬の吸収されない残りや色素やコレステロールなど) *色ー黄色っぽい茶色は正常。 薄い茶色から黄色ージルベール症候群が考えられる。

          腸にまつわるお話 3 - 💩

          腸にまつわるお話 2 - 腸内細菌

          腸内細菌なんて、普段あまり考えないことですよね。 でも実はわたし達の体の中でとても大事な役目をしているのがこの細菌なんです。 わたしのサロンへお越しいただくと、ウンチや寄生虫そしてこの腸内細菌についてよくお話しますよ。 今日は腸内細菌ワールドを覗いてみましょう。 *腸内には1000種類以上の細菌がいる。ひとりの人に約2キロ! *腸内フローラがどんな細菌で成り立つかは一人ひとり違う。 *善玉菌20%悪玉菌10%日和見菌70%(日和見菌は優勢な方の菌に加担する) なるほどー 

          腸にまつわるお話 2 - 腸内細菌

          腸にまつわるお話 1 - 腸ってなに?

          腸をもっと知りたい。 関われば関わるほど不思議な臓器です。 ​まずは、腸ってなに?から。 *人間の進化の過程で出来た最初の臓器。 *腸には一億個もの脳細胞(!)がある。 *脳の指令なしで動くことのできる唯一の臓器。 *腸からの情報をもとに、脳は感情を感じる。 (幸せを感じるための物質で、腸内で作られる。低下すると不幸度が高くなる) 昔むかし、生物が誕生した時には脳はなく、腸が最初でした。 そんな腸には今でもたくさんの細胞や機能があります。 「セロトニン」「ドーパミン」とい

          腸にまつわるお話 1 - 腸ってなに?

          ファスティングとクレンズ

          ファスティング(断食)と聞いて、みなさんはどう感じるでしょう。 ”空腹が辛そう” ”食べないという勇気がない” ”自分ができるとは思えない” 最初はそう思ってなかなか踏み切れなかった、とおっしゃる人がほとんどです。 ところが、5日間のジュース断食に挑戦した方たちが揃っていう言葉があります。 ”食べたいと思わない” ”食べ物は他の人のもので、自分のものという気がしない” 食べるというスイッチがオフになるようです。 そして不思議と敏感になってくる匂いや音という感覚で、ハワイの鳥

          ファスティングとクレンズ