札幌記念の狙い馬探しをします！

多くの方が記事を書いていらっしゃるようでして、内容が被ってしまっていたらすみません。

その場合は『へぇ～』と流してくださいm(__)m

【1】前走「函館記念」で好走してきた馬は過信禁物

→札幌記念最大のキモ。
前走函館記念で3着以内に好走したうえで札幌記念コマを進めてきた馬は、近10年で16頭いましたが、
その16頭の札幌記念の成績をご覧下さい。
本当にひどいです。

08年　フィー　函館記念 2着 → 札幌記念 3着
08年　マンハ　函館記念 3着 → 札幌記念 8着
09年　サクラ　函館記念 1着 → 札幌記念 3着
09年　マヤノ　函館記念 2着 → 札幌記念12着
10年　マイネ　函館記念 1着 → 札幌記念 6着
10年　ジャミ　函館記念 2着 → 札幌記念 5着
10年　ドリー　函館記念 3着 → 札幌記念12着
11年　キング　函館記念 1着 → 札幌記念12着
11年　アクシ　函館記念 3着 → 札幌記念 2着
12年　ミッキ　函館記念 3着 → 札幌記念 7着
14年　ラブイ　函館記念 1着 → 札幌記念 4着
15年　ダービ　函館記念 1着 → 札幌記念 3着
15年　ハギノ　函館記念 2着 → 札幌記念 7着
15年　ヤマカ　函館記念 3着 → 札幌記念 4着
17年　タマモ　函館記念 2着 → 札幌記念 7着
18年　サクラ　函館記念 2着 → 札幌記念 6着

※函館開催の2013年は除く

このように勝利なしの（0.1.3.12）。

つまり、函館記念で好走してきた馬＝札幌記念では基本的に狙いづらいことが言えます。

同じ北海道での開催の、洋芝での2000m戦。
しかも直近に好走したばかりの馬ということで
前走函館記念で連対してきた馬を札幌記念では
信用したくなりますし、程々の人気にも推される
ものですが、まさに「似て非なるもの」が
函館記念と、札幌記念です。

同じ滞在競馬でも札幌の場合「函館からの輸送馬」もいますし、コーナー形状もレースの流れも異なります。

しかも、これが一番のポイントであると思っていますが函館記念と札幌記念では、出走馬のレベルが大きく違います。特に最近は顕著。片やいかにもローカルハンデのG3。片や、G1昇格寸前の定量G2。
同列で論じるべき重賞ではないのです。

これらのことから、函館記念の好走馬を札幌記念で安易に信用するのはかなり危険なことと考えています。

今年は函館記念3着馬が出走してくる予定ですが、推奨しません。

【2】牝馬が大健闘

→近10年（函館開催の2013年は除く）の牡牝別・
成績は下記のとおりです。A級牡馬が揃うレースにもかかわらず牝馬が大健闘してます。

牝馬　複勝率32％　2.1.3.13
牡馬　複勝率19％　8.9.7.101

ちなみに、好走した牝馬6頭の「人気順」は
1・2・4・7・2・4。
牝馬ゆえ人気を下げている実力馬も散見されます。
該当する牝馬が見当たる場合は狙いたいところです。

【3】7・8枠が大不振

→近10年（函館開催の2013年は除く）の枠別・
全成績をご覧下さい。これがちょっと極端となっています。

1・2枠　複勝率24％　3.2.2.22
3・4枠　複勝率33％　2.5.5.24
5・6枠　複勝率18％　3.2.2.32
7・8枠　複勝率10％　2.1.1.36

一目瞭然。7・8枠の成績がかなり低調です。

「外枠の人気馬」も、よく負けています。
ト−ホウジャッカル。
マツリダゴッホ。
ジャミール。
ミヤビランベリ。
サイレントプライド。
エリモハリア−。
エアスピネル。
そして昨年の
ミッキースワロー。

上位人気の馬が7枠や8枠に入って、
人気を裏切って馬券圏外へ消える。
もはや札幌記念の恒例となっています。

札幌独特のコーナーの形状でオープンの猛者が
揃うと、外から捲ろうとしてもなかなか至難で、
内中の経済コースを進めた馬の抵抗も強靱ですから
結局は「枠の差」が結果に響きやすい面もあるのではないでしょうか。

外枠から、外を通って捲って結果を出せるのは
一握りの実力上位馬のみと言う印象があります。

外枠の人気馬の評価を一枚下げる馬券作戦も
札幌記念では「妙手」となりやすくなります。

以上です！