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夢をかなえるエビアン②「腹八分目にする」「人が欲しがっているものを先取りする」「会った人を笑わせる」

水野敬也さん著作『夢をかなえるゾウ1』(文響社)の「ガネーシャの教え」を実践して、何日かごとにまとめていきます。

Day3 腹八分目にする

「腹一杯食べずに自分をコントロールすることを楽しむことで生活が変わる」という教えだ。

実践にあたり私は、本書と前提が異なることに気づく。

私の場合、腹八分目に「抑える」ことではなく、腹八分目に「なるまできちんと食べる」ことが今回の課題だった。


前職で居酒屋の店長だったときは、とにかく食べていた。

営業で動き回って束の間の休憩中、徒歩30秒のファミリーマートでシュークリームを買っては、店の裏階段に座って5分で食べる。

営業終わりに賄いを食べる時間は無いので、最寄り駅まで帰って行きつけの居酒屋で飲んで食べてから自宅に帰る。


それが退職して実家に戻ってからは、食べる頻度も量も減った。

お金がない、手軽に食料が手に入らない、など理由はさまざまだが、いつしか「お腹が空いているのがデフォルト」のようになっていた。

食べなさすぎもよくない。なにせ活力が湧かない。今日は出先で夕飯をしっかり取った。

もちろん満腹ではなく、「腹八分目」で。

Day4 人が欲しがっているものを先取りする

「ビジネスが得意な人は、人の欲を満たすのがうまい」という教え。

これは前職で口酸っぱく先輩方から教わってきたため、人並みにできる自信はある。

お客様が何かをこぼしてテーブルを拭いたら、すかさず替えのおしぼりを持っていく。
お酒の飲むペースが緩やかになったタイミングでお冷を持っていく。

たとえ無料のサービスでも、こちらがお客様の期待を超える行動を取れば、それは感動につながり、再来に繋がるということだ。


さて実践……とはいえ、この日は特に何も予定が無い。

強いて言うなら、朝仕事に行く前母が「外に干した洗濯物を中に入れておいてほしい」と言い残したことだ。

人の欲を満たすチャンスはここしかない。


「洗濯物を中に入れるだけ」から、「畳む」、さらに「しまう」までやっておこう。

ついでに燃えるゴミを集めて明日の朝すぐに出せるようにしておく。お風呂も洗う。


どれも家事なんだから、家にいる人がやって当たり前。

それでも母は帰ってから「ありがとうね、いろいろ」と言ってくれた。

Day5 会った人を笑わせる

「笑うことでその場の空気が変わる。いい空気ならいいアイディアが浮かぶ」。

会話の中に「笑い」を起こすのは、わりと得意な方だと思っている。

それは、面白い話ができるとか、コミュ力が高いとかではない。


人が話すことに対してツッコミを入れる癖が付いているからだ。


こんなことを言うと、なんだ関西人かよと思われるかもしれないが、私は埼玉生まれ埼玉育ち。母方の祖母が大阪出身であるだけで、お笑いのセンスなんてあると思ったことはない。

では、どうして人の話にツッコミを入れるようになったのか。

冗談のようだが、理由はこれしかない。間違いなく『嵐』の二宮和也くんの影響だと思う。

小学6年生から二宮くんが好きになり、嵐が出演するテレビ番組はよく見ていた。

嵐の中での彼の立ち位置は「ツッコミ役」。
メンバーの会話にツッコミを入れながら話を盛り上げるスタイルに憧れ、自然にクラスでもその立ち位置になろうとしていた。


ただ、今日も「笑わせること」を実践しようにも誰かと会う予定が特に無く、仕事に行った母を待つだけだった。

母との会話は、笑わせるというよりも「笑い合う」の方が正しい
母が持ち帰ってきた面白い話に対して笑い、私はツッコミを入れてまた笑う。

なんだか、今日も平和だ。

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