今は学校帰り

疲れたため家に帰ったら寝ようかなと考えていた

しかし、家に帰ると...



遥香：よっ！

祐希：おかえり〜！



〇〇：なんでいるんだよ笑

遥香：お姉さんが入れてくれた

〇〇：は？

祐希：〇〇に会いに来たらしいけど
　　　〇〇いなかったから入れた

祐希：そしたら女子会が始まった
　　　っていうわけ

〇〇：なんで僕の部屋なんだよ

祐希：まぁ、細かいことは気にしない！

〇〇：はいはい



うちは親が住んでいないこともあり
友達が来ていることが多々ある



祐希：じゃあごゆっくり〜！

遥香：は〜い！



そう言うと姉の祐希は部屋を出ていった



〇〇：それで〜？何するの？

遥香：絵を描きたい！

〇〇：いいよ？笑

遥香：やった！



そう、僕も遥香も絵が得意なのである

2人ともイラストレーターを目指していたため
遥香はよく僕の家に来て絵を一緒に描く



遥香：〇〇〜

〇〇：なに？

遥香：このコンテスト出ない？



そう言ってポスターを見せてきた

その内容は新しい漫画家を募集！
というものだった



〇〇：いいけど描けるの？笑

遥香：私がセリフと人物描くから
　　　〇〇は背景を描いてくれれば....


〇〇：それいいね！笑


遥香：ほんと？

〇〇：うん、面白そうだし笑

〇〇：僕は人物画を描けないけど
　　　遥香がいるならいいかな〜って

遥香：ありがと！笑

〇〇：うん！笑

遥香：よ〜し！
　　　描くぞ〜！

〇〇：お〜！



こうして、〇〇と遥香の漫画制作が始まった




そして1ヶ月が経過、

コンテストに描いた漫画を提出して
今日は結果の発表日


今日は祐希に起こされた



祐希：ほら〜起きろ〜

〇〇：ん....

祐希：あと、これポストに入ってたから



そういって封筒を渡された

それはコンテストの結果の手紙であった



〇〇：おぉ...来たか...



僕は遥香を呼んで
一緒に封筒を開けることにした



遥香：なんで呼んだの？

〇〇：だって一緒に結果を見たかったから笑

遥香：かわいすぎでしょ笑



突然の言葉に驚いて、固まってしまった



遥香：お〜い！大丈夫〜？笑

〇〇：あ、ごめんごめん笑

遥香：じゃあ開けよっか笑

〇〇：うん！笑



封筒を開けると手紙が入っていて....



遥香：えっと〜？

遥香：たくさんの応募の結果....

〇〇：与田〇〇さんと賀喜遥香さんの
　　　描いた作品を優勝とします....


2人：え〜！？

遥香：夢じゃないよね？

〇〇：優勝だって！

２人：やった〜！



2人で抱き合った

そして、そこには週刊誌連載決定
というお知らせもついていた



〇〇：週刊誌だって！

遥香：夢みたい！笑


遥香：じゃあこれから

〇〇：よろしくね？

遥香：うん！

〇〇：よし！

遥香：描くぞ〜！

-Fin!-