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なぜに鬼滅の刃?

鬼滅の刃、なんでハマったんだっけ?と考えてみた。

流行りものには飛びつかないほうなので、ブームになっているのは分かってたけど、特に見なかったです、始めは。
そうこうしているうちに、映像サービスを無料体験する機会があって、せっかくだから色々見ようと思って、アニメも物色していたら鬼滅の刃もあり、
「ほほう、これが噂の鬼滅の刃か、いっちょ見てみるか」
と、見てみたのです。しかも最初からではなく、途中の、炭治郎が累くんにやられそうになったときに義勇さんが駆けつけるシーンが入ってる回。
「俺が来るまでよく堪えた。あとは任せろ」
のやつです。
なにー?!めちゃめちゃカッコいいやーん!!と思いました。作品屈指のイケメン、義勇さんですから~。で、カッコいいのにちょっと天然なところがあるキャラなんやーと思って、印象に残ったけど、そこはそれで終わり。原作にはこの時点では触れたことはまだなかったです。

そんなある日、漫画を読むこと自体からしばらく遠ざかっていたのですが、スマホでけっこう色んな漫画が読めるのを知り、知ったがスマホの画面では小さくて目が疲れそう~と躊躇してはいましたが、まぁちょっと試し読みしてみようかーとサイトを開き、見たら『鬼滅の刃』1巻だけ読めるやん!となって読んでみたところ、アニメから入っているせいか、絵のパッと見の印象がヘタうまみたいに見えて(実際は当たり前だけど上手い)、「ん?」と引き込まれ、そしてまた初登場シーンの無表情に立つ義勇さんが絵本の挿し絵の桃太郎みたいに見えて、りりしいのに頬っぺぷっくり可愛いらしくて、心を掴まれてしまいました。炭治郎にしても目が大きくて可愛いもんね。で、絵柄は可愛いのに盛大に人は死ぬし、ギャップが凄い。すっかり心奪われたよね。無惨様はおっとこ前(男前)なのに規格外の性格の悪さといいますか・・鬼にしても、人間の心の弱いもしくは悪い部分が前面に押し出されると誰でもなりそうやな、みたいな。そして鬼もただ排除するべきだけの存在で描かれていなくて、最終的には本当は鬼になんてなりたくなかったでしょうに、という描写で描かれるので涙を誘う。
そして炭次郎たちが修行を積んでどんどん成長して強くなっていくのがわかるのも感動するし、キャラクターも魅力的だし凄い読みごたえあるなぁ、って、最終的には全巻揃えることになってしまいましたとさ。

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