見出し画像

誕生日に女装サロンへ行ったアラサーnoteはこちら




子供の頃の夢、覚えてますか?





A.戦隊ヒーロー! A.仮面ライダー! A.ウルトラマン!






なるほど。







僕はプリキュアです。









始まりはバレンタイン。
こちらイベント大好き男。
毎年恒例の逆チョコレートを仕込む。


しかし、ただ渡すだけではマンネリ化を感じる。
ならばいっそのこと・・・女装・・・。



「いやいやwないないw」



そんなことを考えつつ、甘くBitterな一日は過ぎていく。



「いやぁ盛り上がったなぁ~」
「やっぱり女装すればよかったか?なんちゃってwww」



なんちゃってww

なんちゃってw

なんちゃって

なんちゃって・・・

なんちゃ・・・

なn・・・






やっぱり女装すれば良かった。




自分に嘘は付けない
あの時の気持ちは本物だった。

止められない衝動は、原動力へと変換される。



そしていつの日か。

女装をしたい!から、女装する!に変わっていた。




羞恥心と好奇心は表裏一体



月日を重ねた思いはいつしか
衝動になり、行動になる。

好奇心が鍵なら、羞恥心は道しるべ。
そして、新しい扉を開く力は、いつだって勇気。

そこからの行動は早かった。

気がついた時には、予約完了のメールがいつの間にか届いていた。



そして誕生日当日。
新しい自分へ生まれ変わる日。






俺・・・美少女になります!






ここから先、女装注意⚠️









自撮り



撮影

\かわいい!/\かわいい!/\かわいい!/ 


最初から決まっていた。
俺はゴスロリになりたいと。


地雷系も捨てがたいが、やはりゴスロリ。
全ての根底にはゴスロリがある。

鏡に映る美少女に見とれ、思考が女の子へ変わっていく。


これが・・・私・・・?


可愛いは正義という言葉を、真に理解した瞬間だった。


嫌なことがあっても。

「いや、私可愛いしな・・・」


理不尽に怒られても。

「いや、私可愛いし・・・」


何やっても上手くいかない日でも。

「いや、私可愛いな・・・」





可愛い=正義


証明完了
ここテストにでます。




撮影を続けていく内に、カメラマンさんとの息が合っていく。


カメラさん「かわいい!」
私「ふふふ///」


「かわいい!!」
「へへへ///」


「かわいい!!!」
「HAHAHA!!!」


しかし、時間は過ぎていく。

楽しい瞬間はあっという間。
撮影の終わりが近づいていた。



カメラさん「いい感じに撮れましたねぇ」
私「はい…」


「お疲れ様でした」
「はい…」


「じゃあ…」
「はい…」







「二着目いきますか!!!!!!!!!!!」
「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!」





自撮り



自撮り



撮影

\世界一!/ \かわいい!/ \美少女!/ 


「She looks so lovable」


「He」


「No」



「NO」



「NOOOOOOOO」




何気ない日々をかけがえのない日々にしたいと思っていたあの頃、
もっと輝いて生きていた。

やりたいとこ、興味のあることに夢中になっていた
しかし次第に時間が興味を羞恥心へと変えていく。

もういい年なんだから?

違う、この年でやるのがいいんだろ!!!


男性諸君、あとは勇気で補え。




これから女装に挑戦する野郎共。
最後に注意点を伝えておこう。




指の毛は剃っておけ。




よく見てみるとわかる。

指の毛を処理していないのである!




いや、見てほしくないが。
自分が言わずに気付かれる方が恥ずかしいので答えよう。



この男、指の毛を処理していないのである!



なぜ?


指の毛を処理してないからである!




敵A「加工しすぎw」
敵B「レタッチえぐw」

とか言ってるそこのお前ー!




指の剛毛見てみろや!!!!!!!!!!
無修正じゃい!!!!!!!!!!!!!





指の毛は剃っておけ。まじで。




そして、女装に興味を持ったそこに君!気をつけろよ。







癖になるぞ。









「次は・・・メイドかな・・・」

癖になってた。


この記事が参加している募集

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?