「わたしが救う」
当時、私はそう思っていた。

病と闘っていた時の話。
生きる苦しみを学んでいたころ

この世には
知らない病が山のようにあると知った。

発症の原因が未だ分からず
治療は対処療法のみ。
その間も少しずつ進行。

近くには
その病を扱う病院が無い。
中には、北海道から東京へ飛行機で
病院通いする人も✈️

難病指定はされない。
仕事は出来ないのに治療費だけ増えていく。
そんな世界だった。

「救い」を求め繋がったSNS。
流れてくるツイートには希望もあったが、
ほとんどは絶望・怒り・悲しみ

痛みを知った私は誰かを救えるのでは？
私のお役目では？
悲しそうなコメント見ると、
元気付けようと返信し始めた。

徐々に、重たくなっていく呟き。
返す言葉が見つからない。


結果、誰も救えなかった。
救おうと思う事が私にはおこがましかった。
時間かけて、ようやく気付けた。

「私を楽しく生きること。
それ以上、それ以下は不要でした✨」

暫く経った頃
1人の男子高校生からDMが届いた。

「貴方に救われました」
長い感謝の文章が綴られていた😭

必死に返信していた頃には
開かなかった扉でした🚪✨

苦い経験があっての
私の「学び」です。

幸せは波紋となり
周りへ伝わると信じています💕
楽しめばいい。それだけでいい☺️✨