おこめ犬

本を読んだり映画を観たりして思ったことを、ただつらつらと書きます。備忘録のような、日記…

おこめ犬

本を読んだり映画を観たりして思ったことを、ただつらつらと書きます。備忘録のような、日記のようなものなのでまとまりはないです。

最近の記事

令和になってもやっぱり理想は働きマン

実は私、この春に大学を卒業して社会に投げ出されました。新社会人のくせに、私の基本スタイルは「残業はなし、定時で帰る。だってプライベートが大切だもん(もちろん自分の仕事は終えた上で)」。働き方改革関連法が施工された今、そんな考えの人は少なくないのではないでしょうか。かくいう私もその一人。 内定をもらった時からぼんやりそう思っていましたが、安野モヨコさんの『働きマン(1)』(講談社)を読んで少し考えが変わりました。有名なので、読んだことのある人も多いと思います。 この漫画の主

    • やる気と下心ナシが大事?『下流の宴』から見えたもの

      ちょっと古い本だけど、林真理子さんの『下流の宴』を読んだ。 医者の娘で地方の国立大学を卒業、早稲田卒の夫を持ったことに強いプライド意識のある母・福原由美子。高学歴で高収入の夫を見つけることに命をかける娘・可奈。そして、高校を中退して何事にも無気力、お金にも執着のない息子・翔。そして、その恋人で、沖縄の農家生まれで専門学校卒の珠緒。翔と珠緒の結婚を、由美子は「家の格の違い」から認めず、珠緒が「なら医者になる!」と宣言、医学部受験に向けて勉強するというお話。 実は昔一度この本

      • 『何者』かになんてなれるのか

        映画『何者』を観た。就活が終わる目処が立たないうちは絶対観ないし読まないって決めていた作品。目処が立ったから、とりあえずネトフリで映画で…って観てみた。 感想としては、就活ってやっぱり残酷だなって。光太郎の「俺って就活がうまかっただけなんだよな」ってセリフが本当に残酷。就活の上手下手ってあるとは思うけれど、そのタイミングで拓人に言うか? って。筆記試験で落ちるのは実力不足。でも、面接って何を見られているのかわからない。テクニックって言ったってやっぱり面接官との会話のキャッチ

        • 初めて実写映画を観た日−ちはやふる−

          4月下旬、初めて少女漫画原作の実写映画を観た。録画しておいた、3月の金曜ロードショー『ちはやふる』上の句・下の句。実写化がそんなに好きじゃないわたしが、暇すぎたからとはいえ観ようと思い立ったのには運命さえ感じる。 正直、なめてた。少女漫画原作の映画ばっかり押し出されて、日本って映画をつくる力が他に比べて弱いんじゃないかってずーっともやもやしていた。 でも、疑いながらも観続けた。原作が大好きだから。 初めは、キャストに違和感があった。やっぱり原作とは似て非なる雰囲気で、「

        令和になってもやっぱり理想は働きマン

          初夏だからnoteはじめました。

          何か新しいことがやりたくて、読んだり観たりしたものの感想を書き留めておこうって思いました。 何かを発信するのは8年ぶりくらいかなってレベルで久しぶりだけど、がんばって続けてみたいなって思います。 よろしくおねがいします。

          初夏だからnoteはじめました。