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春夏秋生の作家インタビュー第1話

今年初めてのみかのはら~と
どんな思いがあって出展することになったのかインタビューしてみました。

【聞き手:春夏秋生×  語り手:辻井直幸・辻井市太朗・辻井みち花】

秋生:みかのはら~とに出展しようと思ったきっかけは?

直幸さん:こんな面白い企画があるなら参加するしかない。それが全てです。
その時石拾いが好きで、木津川でずっとやっていたんです。
電子ピアノもたまたま家で買ったので石を拾っているのと、ピアノで好き勝手に音を拾っていくかんじが全く一緒だなと思ったから。
生活の事とか息子や娘の事を思いながらやってたら、これでいいんじゃないかなと思った。
作品自体は、こういう事をしてみましたっていうのが全てやから下手でもいいわと思ってやってみることがやりたいことになった。

秋生:今回は石を並べて、弾いたりもするんですか?

直幸さん:仕事のない日曜日に石を並べたり、ピアノを弾いて映像を流したりしながら20分弱位のものを作ろうと思っています。

秋生:今までに出展などの経験はありますか?

直幸さん:私は大学の頃から舞台劇をしていて、就職をしてからも仕事の後に続けながら子どもが生まれる前までずっとやっていました。
子どもが生まれて少し休んでというかんじで、、、何かをするのが好きなんでしょうね。
その延長線上にこんな面白いことがあるんだったら、やるしかないと思いました。

秋生:みんなが出展したりするのって良いですよね。40作品のうち地元の人は18作品・・・だいぶん(笑)自由に子どももやってみたいことを表現できるっていい。

直幸さん:そういう場を運営していこうと思った炭本さんは凄いと思います。
間口も大きくて、実力のあるプロの方にも参加してもらえる場を作ったことが。

秋生:やぎやの存在は有難いですよね。
やぎやがあるからみんなが集えて、楽しい事も企画できる。何とかこれからも続けていきたいですね。

直幸さん:みかのはら~と 楽しみながらずっと続けていきたいですね。

秋生:将来やってみたいことは?
直幸さん;来年は魚を捌けるようになりたい。You-tubeを見ていて1年かけてできるようになりたい。今年はピアノを始めてみたので。
秋生:何をしている時が楽しい?
直幸さん:最近では、木津川で黒曜石を拾ったんですよ。宝石拾ったと思って持って帰ったら、奥さんに「それは黒曜石」 と。(笑)
お気に入りをケースに入れてコレクションして、開いて石を愛でながらお酒を飲むのが楽しい。最近はピアノも楽しいです。

秋生:みち花ちゃんは何をしている時が楽しい?
みち花ちゃん: ピアノが好き。とうちゃんと一緒に弾く。(とうちゃんにべったりくっつきながら。)
秋生:好きな食べ物とかお菓子は何が好き?
みち花ちゃん:かりんとう。やぎやにあるやん。あれおいしいねん。あー食べたいなあ。(この質問で急ににこにこ顔に)

秋生:市太朗くんは何をしている時が楽しい?
市太朗くん:虫取り。最近はカニ取りも好き。(やぎやの溝にいるサワガニがあみの中に。そのカニをつかまえながら)

インタビュー初めの頃のぎこちなさが嘘のよう。一緒にサワガニを探してつかみ合いっこしているうちに、帰る頃には「ばいばーい」と大きく手を振ってくれました。
直幸さんのパフォーマンス、みち花ちゃんの絵画、市太朗くんのインスタレーションがやぎやの空間に、みなさまの心にどんな息吹をもたらしてくれるのか楽しみです。

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