みかんぜりー

オタクになりきれない人、各種エンタメを語ります。2018新卒

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最近の記事

【左ききのエレン × アドビ】“非デザイナー”の挑戦

『左ききのエレン』は、僕が2019年に入ってから最も熱中しているマンガだ。「天才になれなかったすべての人へ」というコピー通り、凡才目線で作品に心を奪われ続けている。 10月からの実写ドラマ化に伴って、左ききのエレン×アドビでのデザインコンテストが開始された。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000041087.html “非デザイナー”の挑戦作中に登場する、架空の広告代理店のポスターをデザインするという題目。 僕は

    • 【雑記】TVドラマの“影響力”を甘く見てはいけない

      先日、僕は友人と日帰り温泉旅行に出かけた。 地方にある人の少ない露天風呂にて、ゆったりと仕事の疲れを癒すのが目的だった。 着くや否や、先客のおじいさんに声をかけられた。 ハイテクおじいさんとの出会い70歳前後ほどのおじいさん、出会い頭早々に「北海道から歩いてきたんだよ」と大ボラを吹くような、なんともユニークな方だった。 若い人と話す機会なんて少ないから、と喜んでいたので、湯に浸かりながらおじいさんと雑談をすることになった。 話を聞いていると、御方は長年地方で自営業を営

      • 【ゲーム】”ゼルダBotW”を初プレイ-UX設計について考える-

        先日放送された『Nintendo Direct』の最後に、世界中を賑わせた超大型コンテンツに関する情報が解禁された。 「『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』続編開発中!」 Nintendo Switchの購入時期が遅かった僕は”ゼルダBotW"未プレイ勢。ニンテンドーファンなら誰しも心躍る情報解禁にいても立ってもいられず、早速この"BotW"を購入した。 『ゼルダの伝説』シリーズプレイ歴・初代ゼルダの伝説:幼少期に遊んだ。勿論クリアできず。 ・時のオカリナ:5

        • 【アクタージュ】WEBを用いたマンガ訴求について

          週刊少年ジャンプで連載中の作品『アクタージュ act-age』をご存知だろうか。個人的には、現在連載中のジャンプ作品の中で随一の面白さを誇るマンガ作品だと思っている。 大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!! ※公式サイト抜粋 天性の演技力を持つ役者志望の女子高生”夜凪 景”が、映画監督"黒山 墨字"との出

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          【ゲーム】僕らは仮想空間に何を求めるのか

          先日放送された『Nintendo Direct』にて、”どうぶつの森”シリーズ最新作の情報が解禁された。 『あつまれ どうぶつの森』最新作の舞台となるのは”無人島”。自然あふれる無人島での暮らしを通して、島へ移住してきた住民たちとのコミュニケーションやDIY生活を楽しむことがコンセプトになっているらしい。 ...もはや、どうぶつの”森”ではない。ただそんなツッコミは今更だ。 NINTENDO64から続く”どう森”シリーズ、プレイヤーの活動領域は作品ごとにどんどん広がって

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          【考察】ジブリ作品における“食べ物”の意味

          「あなたが一番好きなジブリ作品は何ですか?」 きっと誰しもが、人生で一度は投げかけられたことのある質問ではないだろうか。 初対面の相手とも“好きなジブリ作品”の話は盛り上がりやすく、ジブリはもはや国民の基礎教養と呼ぶに値するのかもしれない。 そしてジブリを語っていると話題に上がりやすいのは、作中に登場する様々な食べ物“ジブリ飯”のことだろう。 視聴者の記憶に残る“ジブリ飯”冒頭の質問を少し変えてみる。 「あなたが一番興味を惹かれた“ジブリ飯”は何ですか?」 5秒で

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          性欲を原動力に戦う“ジャンプ”の主人公。新たな日本の“ヒーロー像”について

          「友情・努力・勝利」 50年間続く人気マンガ誌『週刊少年ジャンプ』では、この3つの要素が重要視されてきた。 この“ジャンプ”に掲載されるマンガ作品は全て、「友情・努力・勝利」のうち少なくとも一つがマンガのテーマに組み込まれている。 長年揺らがないコンセプトがあるからこそ、“ジャンプ作品”は他マンガ誌とは明確に異なる作風を確立していった。 王道マンガ誌に現れた“邪道”マンガジャンプにおける“打ち切り制度”の存在は多くの人が知っているだろう。 「読者からの指示を得られな

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          【音楽】変拍子が好みなら3776の楽曲を聞け

          「牛を家畜にする国では4拍子の曲が生まれ、馬を家畜にする国では3拍子の曲が生まれた」 高校時代に音楽の授業で聞いたこの雑学が、僕の記憶に印象深く刻みついている。 家畜の足音が奏でるリズム、それが国民の基準になって異なる拍子の音楽文化が生まれていったらしい。 理屈で語れるこの知識を、高校生の僕は 心のノートにしっかり書き留めた。 拍子を語って“音楽オタク”を騙った「3拍子の楽曲は心が弾むな〜」 「ハチロク(6/8拍子)を聞くとリラックスできるから良いよね」 「聞いてよこ

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          【考察】『五等分の花嫁』最終的には誰が一番可愛いのか

          マンガ『五等分の花嫁』とは「五つ子のヒロインのうち、誰かが主人公と結婚する」というテーマの学園ラブコメディー作品である。 表題の考察について、まず結論から述べよう。 「三女、中野三玖が一番可愛い。」※異論は認める ●三玖が一番可愛い理由1.一花よりも可愛いから。 2.二乃よりも可愛いから。 3.三玖が一番可愛いから。 4.四葉よりも可愛いから。 5.五月よりも可愛いから。 …ふざけるのはここまでにして、ヒロイン5人の人物像を紹介。 1.“お姉さんらしさ”溢れる長女

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          【炎上必須】非オタクが語るプロメア

          ※物語の核心に迫るネタバレなし 「TRIGGERが、新作映画を出すらしい!!」ある友人が、意気揚々と僕に告げてきたのはもう2年前のことになる。 「激アツじゃん!絶対見に行かなきゃ!!」 マンガ・アニメ好きを謳いながら生きてきた僕は、それらしいリアクションを返してその話題を収束させた。 TRIGGER作品なんて、キルラキルしか観ていない。グレンラガンもどこまで観たか覚えていない。 “オタク的熱量”を持てない僕は、いつも浅い知識を盾にオタクのフリをして生きてきた。 時

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