見出し画像

できるだけ嘘のないように

できるだけ嘘はないように
どんな時もやさしくあれるように

これはbacknumber の水平線の冒頭の歌詞。
1月20日21日にstandfmで開催した
『のびフェスvol.3の』テーマソングがこの曲だった。

できるだけ嘘のないように、どんな時もやさしくあれるように。

これは私がわたしに向けて
そういうふうに居たいということや
そういうふうに在りたいということを
思い出させる。

いろんなことを
はっきりさせないといけないと感じたり
それを課せたり強いたり
ショックな言葉を言われたときに
何事もなかったようにやり過ごしたり
そういう機微をちゃんと受け止めているかを
考えさせられた。し、今も考えている。

45年生きていると
やり過ごしてなんでもないことにするのが得意になってくる。
小さいことに気を取られていては生きていけないとの判断からだろうと思う。それは応急処置として私を守るから、何度も繰り返すうちにすごく得意になった。
だけど応急処置は応急にだけ効果を出す。
その時の瞬間的に傷つかない(ように見える)が
実際はじわじわと傷ついていく(傷ついている)

終わったことだとしても
自分の中で終わっていなかったりする。
新しくまた傷がつくこともある。

全部一度にやる必要はないけれど
できるだけ嘘のないように
どんな時もやさしく自分に目を向けていこうと
思っている。

母が亡くなってから今年で11年経った。
一昨年までその日が全く覚えられなかった。
確か一月末だったよな、くらいのレベルでしか
思い出せない。
1月になると毎年の前年の日記を開いて
あ、この日かと確かめていた。
毎年毎年それを繰り返していた。
覚えられない自分に呆れていたし
なんで覚えられないのか不思議にも思っていた。
覚えていたくないのかもしれなかったし
亡くなった後の30代は
自分のいろんなことを後回しにして
がむしゃらに生きていたからかもしれない。
忙しすぎて蓋をしたのかもしれない。
全部推測になるから結局はよくわからない。

一昨年についにGoogleカレンダーに
命日を入力した。
毎年繰り返すように設定もした。
だからなのかわからないけど
昨年やっと自分の中にその日がインストールできた。
カレンダーを見なくても思い出せるようになった。

何かが少しずつ変わっていっている。
何かの事象に対してこれは〇〇ですと
断定する必要もないけれど
そういうふうに私は変わったんだなということを
やさしく見守るようにとらえていきたい。

何かにチクっときたときも
全てを否定することもなくとも
チクっとしたよね、この部分
と受け止めてあげたい。

どんな時も嘘のないように
そのままを受容できるわたしで在りたい。








この記事が参加している募集

今月の振り返り

よろしければサポートお願いします🧚‍♀️✨パワー💕アップ