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95才と91才の会話

ばあちゃんは95才

指圧師を現役で続けている

お盆はいつも休むのに、お休みの張り紙がない

「手が痛くてね〜今年は書けなかったよ。そうしたら朝の9時半から患者さんが2人も来て」

確かに、ばあちゃん汗だくだ

今日は私が揉んであげるね

電話がきた

ばあちゃんの妹からだ

「今ね、ミカが揉んでくれてるの。これで明日のデイサービスもシャッキリ行けるよ。こっちは足も痛いし、ハシは持てなくなるしさ〜うん。そうだよ。あら〜痛いのかい。うんうん」

おばさん元気だった?

「車椅子だけど、まだ歩けるみたいよ〜91才だからねぇ」

おばさんには札幌へ行った時ご馳走でもてなしてくれたことや、就職した時大人っぽいお財布をプレゼントされ嬉しかったのを思い出す

95才と91才の姉妹

長生きだなあ〜

会話も耳が遠かったり、若干かみ合ってなさそうだけど楽しそうだ

一つ一つの言葉が楽しい音楽のような姉妹の会話。二人の奏でる音楽を聴かせてもらった


今日もありがとうございます

またお話しましょう


十勝で暮らしている日々を 時には嬉しく、時には楽しく、時には寂しく、綴ります。