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三島由紀夫vs東大全共闘

映画のタイトルは率直なところヨクワカラナイでしたが

観に行きました

一緒に行った2人に

ヨクワカラナイ部分は教えてもらおう、という安易な考えで

難しそうなタイトルの割に

言葉や出来事の背景の説明文もあり

解説者、証言者がわかり易く話してくれ

親切な映画だな、と思いました

当時の写真がたくさん出てきますが

最近の技術は3Dの効果で立体的に見えるんです

今にも声が聞こえそうに三島由紀夫は

活き活きとそこに存在していました

当時のVTRは流れるんですけどね

私には写真の存在が妙に印象深かったです

観た感想を三人で話してみて

「眠くならなかった」

「三島の評論が読みたい」

私の感想はたくさんありますが

「みんなだいたい長生きするんだ」

一つはこう思いました

当時東大で論じていた登壇者が

現在の姿で当時を振り返ってくれます

みんな平等に歳を取り今を生きていました

なんだかホッとした気持ちと

なあんだ、という気持ちとが入り混じり私は笑っていた


他者の映画の感想を聞き

いつもより映画を楽しめました


十勝で暮らしている日々を 時には嬉しく、時には楽しく、時には寂しく、綴ります。