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瞑想で足の感覚過敏が消えた

皮膚の感覚過敏、ありますか?

感覚過敏が治ると言ったら信じますか?
私も信じられませんでしたが、ついさっき治ったばかりなんです。

私の右膝は触られたくない部分でした。
子供や猫が右膝に乗ると、背筋がゾワゾワしてきて、
「どうしても無理、降りてちょうだい」
と降りてもらっていたのです。
あまりに辛いので、かなりせかせかして降ろしてしまうので、相手を傷つけてしまったこともあるかもしれません。

膝に感覚過敏があると、将来子どもが出来たら膝に乗せてあげられないなとか、(今となっては産むつもりないですが)猫が膝でくつろげないなとか、彼氏に膝枕してあげられないなどの不便が生じます。

ま、でも生きていくだけならそんなに困らないし、皮膚感覚過敏は、生まれつきで治らないものなんだから、諦めよう、右膝くらい、という気持ちでした。

今日、お腹痛いなーと寝っ転がっていたら、猫さんが乗ってきたのです。
右足の方に長くなって乗ってきます。
猫さんは気持ちよくなってくると、右手を伸ばして、前にずれていくんです。
猫さんの右手がだんだん膝の方に伸びてきました。

(うお…くすぐったすぎる!)

死にそうです。
右膝は感覚過敏なのですから。
背中がモゾモゾしてきました。
猫を左側に避けてしまおうか…、とも思いましたがふと

(右膝の不快に意識を向けてみよう)

という気持ちになったのです。
私は、深呼吸をしながら、右膝の違和感に集中してみました。
初めはやっぱりくすぐったいな、ぐらいでしたが、突然、フラッシュバックが起きました。

違和感の原因は過去の性的なトラウマ

蘇ってきたのは、過去の私でした。
風呂場から走って逃げている場面がコマ送りの様に流れていきます。
泡だらけ、びしょ濡れ。
そして、風呂場から遠く離れた廊下の隅で、うずくまって震えているのでした。
頭の中でもう一度巻き戻して再生してみました。

場所は実家ではなく、祖父母宅でした。
私は従姉妹とお風呂に入りたい(仲良くなりたい)と希望して2人ではいることになったのです。
そこに、従姉妹のお父さん(私にとっては叔父さん)が入ってきたのです。
叔父さんが入ってくるのがわかった瞬間、私はものすごい勢いでお風呂を飛び出して行ったのです。

もう少し分析を続けました。
当時の私は、男性はもう性の対象でした。
親の性行為を何度も目撃していて、男性はそういう存在だと瞬間的に思い出したようです。
つまり、周りの人が考えているよりも、私は叔父さんとの心の距離が遠かったのです。
叔父さんは、私のプライベートゾーンを超えて入ってきたので拒絶反応を示しました。
裸を見られたくない、裸で同じ空間に痛くない気持ちを、行動で示すのは正常な反応だと思います。

・私は、叔父さんへの拒絶に罪悪感を持った
この後の記憶は全くないのですが、恐らく私に優しい言葉をかける人はいなかったのでしょう。
私の心の奥深くには、理不尽な事でも断るのはいけないんだということが刷り込まれていました。
このトラウマは私の心に深く影を作ってしまっていました。
あまり好きでもないのにお付き合いを断れなかったり、好きな振りをしたりしてしまったのはこのトラウマによるのかもしれません。

過去の自分を自分で救ってみる

私は猫を感覚過敏のある右膝に乗せながら、トラウマのことをじっくり考えました。
今何か出来ることはないか考えて、トラウマを書き換えることを思いつきました。
カオリさん(母性の塊の人格)に出てきてもらって、裸で泣いている私をタオルで隠して包み、
「ちゃんと嫌だって言えたね、偉かったね」
と言ってもらいました。
忘れないように頭の中で何度も再生しました。

過去を受け止める、記憶を書き換える

我に返ったとき、さっきと変わらない様子で猫さんは右膝の上に寝ていました。
私の膝の不快感は消えていました。

こんなのありえないよ?
と思うかもしれませんが、さっき起きたばかりの事です。
マインドフルネスがこんな風に役に立つのですね。
もしかしたら、感覚過敏って、トラウマを隠しているものもあるのかもしれません。

過去を受止め記憶を新しく書き換えていくと言うのが、私なりの解決方法の1つのようです。

今回は、マインドフルネスでトラウマを1個解消したよっていう話でした。

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