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過食嘔吐を完全に止める日記

過食嘔吐がやばい。
摂食障害とお付き合いして20年以上。
年齢を重ねたのですごくしんどいと思い始めた。体もしんどいしお金もしんどい。ここらへんで終止符を打ちたい。いや打つ。これまでも色々試してきたし騙されて数万失ったことだってある。過食嘔吐治療のために出された薬の副作用で自殺してしまったこともある。
でもとにかく治すんだ。今回は数日ごとに体調を記録し、今回試す方法が私に効くか検証していく。

過食嘔吐を止める方法

オーソモレキュラー療法の方法を取り入れてやることにした。
取るもの:タンパク質(肉、卵、魚、プロテイン)、ビタミン(B、C、D、E)、鉄分
控えるもの:小麦粉と砂糖を組み合わせた食品(嘔吐しやすい)
取りすぎないもの:糖質、果物(ゆる糖質制限って感じ)
食べても食べなくても良いもの:野菜
食事の回数:ちょこちょこと食べる。(ストラテラというお気持ちの薬を断薬中のため断食は禁止)
厳格に守ること:起床後10時間嘔吐禁止

食べたいもの=体が求めてるもの論の限界

摂食障害の治療に、こころくゆくまで食べたいものを食べれば治るみたいな療法があり、私にも一定の効果はあると思っていた。というか、過食嘔吐は精神的なトラウマによってこじらせた結果だと思っていた。

しかし、ある時おかしいなと思うことがあって、食べたいものは体が求めているもの論に限界を感じたのだ。
それは、過食嘔吐再発初期には過食したいと思わなかったものを体が求めるように変化していくことに気づいたからだ。

具体的にいうと、過食嘔吐再発初期には野菜を過食していたが、時が経つにつれて、なぜかコロッケばっかり食べたいと思うようになったということ。
コロッケは、「寂しさ」を表しているというのが私の解釈だった。それは寂しくなるとコンビニのコロッケを買って食べていたからだ。温かいサクッとしたコロッケで乾ききった寂しい心を癒やしていると思っていた。

でも、コロッケを食べたくなるのは、本当に寂しいという感情の問題なのか?
私は、「コロッケばかり食べる」ことについて簡単に調べた。すると、揚げ物がほしいのは、カリウム不足っていうことがわかった。
さらに、揚げたポテトを食べると、塩辛さで舌が傷つき軽い痛みを感じるため、エンドルフィンが放出され、快感を感じるので次から次へと食べたくなる中毒性があるようだ。ナトリウム濃度が増すことでカリウムが必要になってしまう。普通の人はポテトを食べ過ぎるだけで済むかもしれないけど、私の場合は、ここに嘔吐が入る。よりカリウム不足状態になるのだ。カリウム不足からさらにコロッケを食べたいと欲求が強まり、

カリウム不足→コロッケ(エンドルフィン:快感物質)→嘔吐→カリウム不足→コロッケ(エンドルフィン:快感物質)

という無限ループが完成する。私は脳に騙されていたのだ。

コロッケの例から見ても、食べたいものを食べてりゃ過食嘔吐が治りますっていうのは、私には合わない考え方だと分かったのである。

質的栄養失調系過食嘔吐には栄養補給

では、カリウム不足の人は何を食べればよいのか?それは肉、魚などタンパク質。振り返ってみると、血液検査をするたびに私のカリウムの値はLowのことが多かった。カリウム製剤を飲んでいたこともあったくらい。

私は幼少期長期に渡る食事制限によって栄養失調に陥り、親に隠れてこっそりおかしなものを食べるようになった。今も思うと異食する前に起きていた体の変化と、過食衝動の時の体の変化が全く一緒に感じる。

私は幼少期よりタンパク質除去系のアレルギー治療を受けていた。
タンパク質摂取が少なかったため私のタンパク質を分解するための力は少ない。血液検査をすると、

私のような状態の人のことを、質的栄養失調というらしい。私の体型は普通体型でとても餓死しそうには見えない。でも現代ではよくあることだ。
そこで質的栄養失調系過食嘔吐には、栄養を補うことで良くなるのではないか?と仮設を立ててみたのだ。そこで出会ったのが次に上げる参考図書

これから、ちょくちょくと経過をアップしていく。

参考図書

食べて治す 過食症、砂糖中毒、過食嘔吐 30分で読めて実践! (日本語) オンデマンド (ペーパーバック)


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