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野犬の通訳中に起こる様々な事件|アニマル・ネイチャーコミュニケーション

この子はマリちゃん、もと野犬。


友人のいずみちゃんのもとに自やってきました。


最初はトラウマなどがあり、なかなかに大変でしたが、今では人を信用して甘えん坊になっています。顔つきも穏やかになり、超幸せそうです

この状況が、いかに幸せなことかがよくわかりました。
野犬保護に関わり、今の野犬たちの置かれている立場を知って、野犬くんたちに教えてもらいました。

先日、那須塩原にある佐良直美さんの施設を訪問して、野犬保護のお手伝いをしてきました。今も続行中ですが、そんな中、完全な野生動物、ペット、野犬の、三者のコミュニケーションはやはり違うなと感じました。 


会話は、野生動物が一番簡単です。
かれらは純粋な好奇心がありますから、割とフレンドリーです。(全くこちらに興味ない場合は諦めます)彼らは一旦つながったらそのまま繋がり続けることができます。でも、こちらも純粋であることを求められます。


ペットは人間の影響が大きいし、おしゃべりなので、繋がりやすいですが、気分屋で、ちょっと変ですけっこうずる賢いところもありますが、飼い主さんへのラブを食べ物として生きています。

さて野犬は人間を知っているだけに難しいです。ペットのように人間の時間にあわせてくれないので、思考がめちゃ早い!一瞬で通り過ぎるので、つかまえるためには、ものすごい瞬発力が必要です。


まさかこんなところで、無駄に高い瞬発能力が役に立つとは思いませんでした。(測定したら成人男性のMAXよりも高かったですが、現代は必要のない能力の一つ)


野犬は野生として生きているので知能がとても高いです。そして筋が通っているのです。理があるのです。これが野生の崇高さです。人間が忘れがちな性質です。彼らには、私もとてもたくさん教えられます。


ある日、白い服事件がありました。

野犬の一人が、白い服が嫌だと言いました。そのことを伝えたのですが、スタッフの一人が白い服を着て野犬のところに行きました。

で、いつもは出てくる彼れが、一切現れなかったらしく困り果てたそうです。だから言ったのにな。。。以来、白い服はご法度になりました。

後に、焼きちくわの映像をはっきりと送ってきて、これ食べたい!って。で、餌場にちくわをばら撒いたら。。。


一番最初に食べて、まぁ〜〜〜〜嬉しそうに美味しそうに、目をキラキラさせてたぺるではありませんかっ。その日の夜はちくわパーティーだったようです。

それで心が少し開いたので、すかさず佐良さんに次なるステップをアドバイスしました。意見が一致したので、今試しているところです。


滞在の最後日は、帰りの電車に間にあわせるために、少し早い時間に餌場に行きました。動物は、意外に時間に正確なんです。

その日は時間がズレていたために、私達がいることを知らない野犬たちは、草原で縄張り関係なく追いかけっとして遊んでいました。

遠くで繰り広げられているその光景は、そこだけスポットライトが当たったようにキラキラ輝いていました。天国の風景を見ているようでした。それは、大自然と溶け合う自由と喜びそのものでした。

私達はその味を忘れてないかな?


野犬は人間にとって、大自然の法則を学べるものすごい先生です。もしあなたが彼らを可哀そうだと思うなら、本当に可愛そうなのは我々の方だと思ってください。我々は彼らが普通に住んでいる大自然との調和という天国を知らないのですから。


彼らの置かれている状況は、いかに人間が可愛そうであるかの写し鏡。


「時間がかかることは覚悟の上」と野犬のために何でもやるという佐良さんの強い意志は愛でしかありません。伝わるのは愛しかないから。

わたしもさらに精進して、野犬保護を手伝います。


うたた寝中のマリちゃん

(photo: ©MikaRin)

 

 

 

 

 

 

 
 
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