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【ニンジャのチュートリアル】(忍殺TRPG自作ソロシナリオ)

これは「ニンジャスレイヤーTRPG入門用ソロアドベンチャー:第2シーズン1回目:トーフ工場へ急行せよ」と同じ舞台で繰り広げられたという設定の、裏話的な二次創作シナリオです。

「ディセンション直後からニンジャしたい」「ソウカイヤに入るまでのロールをしたい」「フリーランスとして生きたい」
といった方向けの、ニンジャになりたての状態から始まるシナリオとなります。これから生成するサンシタのチュートリアル、オリジンエピソードなどにも良いかと思われます。よろしければ是非遊んでみてください。

6/18、選択肢を一つ増やしました。

始める前に

まずは以下の記事を参考にニンジャを生成して下さい。

※注意な※ 第0話的ニンジャなりたてシチュエーションにつき、ふわふわローンによるサイバネ導入は原則ナシとさせていただきます。元々テッコやサイバネアイを持っていたという設定の場合でも、それはステータスに関係無い医療用サイバネや非電子系の義手と解釈され、本シナリオ終了後に別ミッションに挑む際に(望むなら)改めて各種サイバネを購入することになります。

ただし、「生い立ちとマイナースキル」を適用して『○電子戦争退役軍人』もしくは『○元ハッカーカルト』を選び、▶︎生体LAN端子を初期装備に選んだ場合に限り、▶︎生体LAN端子を持った状態でのスタートとなります。『○サイバーゴス』の場合は次回以降のサイバネ導入時に好きな「▷」系サイバネを一個選べるものとします。

同様に(他に初期装備アイテムがあれば捨てること)と書かれたものを選んだ場合は、ランダム入手したアイテムを破棄して下さい。

◆本編開始な◆

◆重金属酸性雨が降り続くアヤセ・ジャンクションの工場地帯。ここに存在するニルヴァーナ・トーフ社のトーフ工場が、突如として武装アナキスト集団による攻撃を受けた工場労働者、もしくはアナキスト、さもなくばたまたま居合わせたサラリマンや業者である君は、銃弾と悲鳴と炎が渦巻くケオスの中、警備用ロボニンジャ・モーターヤブが撒き散らした銃弾を受けて倒れてしまう。ヤブに赤くペイントされた「4」の数字がやけにハッキリ見え、君はそのまま意識を失った。◆

◇◆◇◆◇

◆君が意識を取り戻すと、なぜか痛みは無く、銃弾を受けたはずの傷は塞がって血が止まっている。それどころか全身に不思議な活力が満ちている。「イヤーッ!」とにかく身を起こそうとした君は、自分でも意識しないカラテじみたシャウトを発し、寝た姿勢のまま飛び上がって空中で三回転をし、華麗に着地した!◆
◆君が自分の身体の変化に戸惑っていると、「アッヘ!まだ生きてるゥー!」目を血走らせ、ヨダレを垂らしたモヒカンが粗悪なジャンク・チャカガンを君に向けた!ナムサン!暴動のドサクサで乱入したドラッグ中毒者だ!「撃っちゃうよォー!」BLAM!銃弾が君を狙って吐き出される!◆
◆意識を取り戻す前の君であれば、この時点で死を覚悟していただろう。しかし今の君は、なぜかわからないがまるで銃弾に当たる気がしない。銃弾を回避すべく体を動かす!◆
【カラテ】、【ニューロン】、【ワザマエ】の中で一番高い値の数を選び、その数だけダイスを振って『回避判定』を行おう。今回の回避難易度はKIDS、つまり出目2以上(銃がジャンク・チャカガン且つ撃ったのがラリったドラッグ中毒者なので狙いが甘いのだ)。出た目の中に2以上の目が一つでもあれば回避成功。そうでなければ1ダメージを受けて【体力】を1失う。今回は体力が0になった時点で爆発四散、ゲームオーバーになるぞ。◆
◆銃弾を回避した、もしくは命中したが死ななかった君はモヒカンに飛びかかった!「イヤーッ!」「グワーッ!?」君は鋭いシャウトと共に恐るべきカラテを繰り出した!モヒカンは吹き飛び、壁に激突する!ずるずると崩れ落ちるモヒカンを見て、君は自分の身に何が起こったのかを理解した。銃弾をも避ける(もしくは耐える)身体能力、そして常人離れしたカラテ・・・なぜかはわからないが自分は伝説上の怪物、半神的存在であるニンジャになったのだと!
◆君は突如として顔を隠したい衝動に駆られ、タオルやテヌギー、もしくはTシャツなどで顔を覆ったもしくはメンポを生成した)。鏡面加工された工場機械に映った君の姿はまさにニンジャだ!「アバッ・・・アイエエエ・・・ニンジャナンデ・・・!?」壁に叩きつけられたモヒカンが、恐怖と混乱に満ちた視線で君を見ている。◆

※自身がニンジャとなった瞬間に己のニンジャネームがニューロンに浮かんだ系の人はここでモヒカンにアイサツして名乗ってもいいですよまだ決まっていなかったり、誰かにゴッドファーザーになってほしい人はもうちょっと待ちましょう!

◆モヒカンの腕は壁に激突した衝撃で妙な方向に曲がっており、もはや銃を持つことは不可能だろう。完全に無力・無抵抗となったモヒカン。この愚かなヨタモノの生殺与奪は、いまやニンジャである君の思うがままだ。◆

※初期入手アイテムや生い立ちによってカタナやチャカ・ガンなどの武器を持っている場合は、ここで床に転がっている武器(アナキストは色々な武器で武装しているのです)を拾って装備したことにしましょう

◆君はモヒカンを・・・
1:始末する
2:見逃す

1:始末する
自分を殺そうとしたモヒカンに対する怒りか、もしくはニンジャとなった全能感からの高揚か。無抵抗なモヒカンに君の無慈悲なカラテが叩き込まれた。「アババーッ!」死体となったモヒカンを見下ろし、ニンジャとなった自分の力を噛み締めた君は、とにかく工場を脱出するべく歩き出した。◆

※カラテでなく(生成・もしくは使えるなら)スリケンやジツ、持っているならカタナや銃や火炎放射器を使ったことにしてもいいですよ。「すでに十分コア・ルールを理解している!」というあなたは、今後の判定についても適切なタイミングを踏まえて「あなたのニンジャらしい戦い方」をして下さいね。

例えば【カラテ】判定の前にヘンゲヨーカイ・ジツを使ったり、スリケンの代わりにカトン・ジツやカラテミサイルを使ったり、回避判定に失敗した時に(もしくはわざと回避しないで)ムテキ・アティチュードを使ったり、カタナによる攻撃ならスタイルの切り替えをしてみたり、二刀流や二挺拳銃を使ったり、スキルを使ってみたり。あなたのオリジン・エピソードをドラマチックに演出して下さい

2:見逃す
ニンジャとなった自分への恐れか、もしくは持ち前の善性か、はたまた単純に興味が無いのか、君はモヒカンを見逃すことにした。「アイエエエ・・・」情けない悲鳴をあげ、腕を押さえてヨロヨロと逃げ出すモヒカンを見送ると、君は工場を脱出するべく歩き出した。◆

◇◆◇◆◇

◆君は工場を脱出すべく行動を開始したが、すでに工場内部は漏れ出したケミカル物質が引火し、激しい炎に包まれ始めている。いかにニンジャである君にとってもこの炎を強行突破するのは自殺行為だ。まだ火の手の回っていない道を進むしかない。◆
◆足元に転がる無数の死体を避け、流出したトーフエキスを足で跳ね飛ばしながら工場を進む君のニンジャ第六感は、突如として後方から迫る危機を察知した。振り向くと今まさに炎が何らかの貯蔵タンクを包み、中に充満した可燃性ケミカル物質に引火したところだ!KABOOOM!爆発が起こり、タンクの破片が君に向かって飛んでくる!◆
◆再び回避判定だ!今回の難易度はNORMAL(出目4以上)。「イヤーッ!」成功した場合、君は飛来するタンク破片をカラテやカタナで払いのけ、またはスリケン(生成できなければ道中拾ったナイフでも投げておこう)や銃を命中させて軌道を逸らし、あるいはニューロンの速度で反応して回避し、さもなくばジツを使って対応した!「グワーッ!」失敗した場合、君はタンク破片にぶつかって1ダメージだ。【体力】を1失うぞ。◆
KABOOOM!KABOOOM!KRA-TOOOM!次々と連鎖爆発が起こり、君の背後は凄まじい炎に包まれた!もはや後退は不可能だ!炎は一秒ごとに勢いを増し、君を飲み込もうとするように背後から迫ってくる。モタモタしてはいられない!君は炎から逃れるべく駆け出した!◆

◇◆◇◆◇

◆君は後方の炎を引き離すべく全力で駆ける。モータルならいざしらず、ニンジャ脚力を持ってすればこの程度のこと・・・しかし!『火災感知につき防火隔壁作動ドスエ。カラダニキヲツケテネ』無情なる合成マイコ音声と共に、君の前方に頑丈そうな防火隔壁が下りる!左右は壁、後方には炎。ハッキングしようにも制御端末の類は無し。ここはカラテで突破するしかない!◆
◆【カラテ】判定だ!頑丈な隔壁を破壊するのはニンジャであっても難しいため、難易度はHARD(出目5以上)となるぞ。失敗しても振り直せるが、3回目からは迫る炎に追いつかれ、失敗する度にダメージを受けて【体力】を1失ってしまう!◆

※オーガニック・スシを持っている人は、体力が不安ならば判定の前に食べてもいいですよ。ニンジャは例えイクサの最中であっても素早くスシを食べて体力を回復することができるのはニンジャスレイヤー=サンが本編中で証明していますね。

◆「イヤーッ!」CLAAASH!君のカラテは見事に隔壁を破壊!迫る炎を振り切るために再び駆け出す!◆

◇◆◇◆◇

◆「アイエエエエ助けてーッ!私には家庭があり家のローンもまだまだ残っていてもうすぐカイシャで出世できそうなのでここで死ぬわけにはいかないんだーッ!」前方から聞こえてきた声に気づいた君は、うつぶせに倒れてもがく中年サラリマンを発見した。見れば倒れかかってきた重そうな棚に足を挟まれ、身動きが取れないようだ。◆
◆重そうな棚とはいえ、ニンジャ筋力の持ち主である君なら何の苦も無く持ち上げられ、助けることができるだろう。だが、それをすることに何かメリットはあるだろうか?ニンジャである君がなぜわざわざ手間をかけてモータルを助けなければならない?後ろからは炎が迫ってきている。君は走りながら答えを出した。◆
◆君の出した答えは・・・
1:サラリマンを助ける
2:サラリマンを助けた上でカネを要求する
3:サラリマンを見捨てる
4:サラリマンを殺す
5:サラリマンを助けた上で改めて殺す


1:サラリマンを助ける
「イヤーッ!」君は持ち前の善性に従い、あるいはまだ僅かに残っている人間性を守るため、もしくはニンジャソウルのもたらす邪悪な衝動に抵抗し、棚を持ち上げてアワレなサラリマンを助けた。「アイエ・・・ニンジャナンデ・・・アリガトゴザイマス・・・」サラリマンはNRSに陥りかけながらもペコペコとオジギを繰り返し、ヨタヨタと逃げていった。君は再び工場を駆ける。◆
2:サラリマンを助けた上でカネを要求する
「イヤーッ!」「アイエ・・・ニンジャナンデ・・・アリガトゴザ・・・エッ、カネを!?アッハイ!どうぞ!」抜け目の無い君はサラリマンの命を助け、見返りとしてカネを要求した。サラリマンは君にカネを差し出し、泡を食ったように逃げていった。ギブ・アンド・テイク。これは正当な対価だ。君は【万札】3を懐に収め、再び駆け出した。◆
◆3:サラリマンを見捨てる
君はサラリマンに構わずに、そのまま前を通り過ぎる。背後からはアワレな悲鳴。あのサラリマンは間もなく炎に飲まれ、動けぬまま恐怖と絶望と激痛の中で死んでいくのだろう。だがそれは君の責任ではない。情にサスマタを突き刺せば、メイルストロームに流される。傍観と無頓着を決め込むのがネオサイタマでの賢い生き方だ。君はそのまま駆ける。◆
4:サラリマンを殺す
「イヤーッ!」「アバーッ!?」ニンジャソウルのもたらす暴力衝動か、もしくは生来の残虐性か。君はアワレなサラリマンに近寄り、ニンジャの力で命を奪った。邪悪な君は迷いなく死体の懐を探り、【万札】3を手に入れた(加えて【DKK】も1獲得する)。それを懐に収めると、君は背後の炎を振り切るために再び駆け出した。◆
◆5:サラリマンを助けた上で改めて殺す
「イヤーッ!」「アイエ・・・ニンジャナンデ・・・アリガトゴザイマス・・・」命を救われた安堵感と共に君に感謝の言葉を述べるサラリマンに対し、「イヤーッ!」「アバーッ!」君は突如として残虐性を剥き出しにしてサラリマンを殺害した。一度安心させた上で絶望を与える君の所業は、まさしくモータルをムシケラめいて弄ぶ邪悪なニンジャそのものだ。死体の懐から【万札3】(加えて【DKK】を3)を得た君は、もはやブザマに転がるサラリマンの死体には目もくれず再び駆け出した。◆

◇◆◇◆◇

◆迫る炎に追われながら走り続けた君は、とうとう出口へと到達する。だが!「ドドドドーモ、モーターヤブはかかか賢く休憩を取らせます」BRATATATA!「アバーッ!?」出口を塞ぐような位置にモーターヤブが陣取り、労働者アナキストを問わず動くもの全てに攻撃を仕掛けていたのだ!そして君はあのヤブに見覚えがある機体に赤くペイントされた「4」の数字。あれは君に銃弾を浴びせたヤブだ!◆
◆「アイエエエ助けて!」「休憩休憩休憩だ!」「アバーッ!」出口から脱出しようとした労働者にサスマタを叩き込むヤブ!「たたたただちに休憩休憩」ノイズ混じりの電子音声を発しながらカメラアイを残虐に回転させ、工場からの脱出を企む者を探し回っている。他に出口は無し。背後からは炎。もはやヤブを排除しなければ君の脱出は叶わない!
◆工場警備員やアナキストの必死の反撃によってか、鋼鉄のロボニンジャは装甲のあちこちがへこみ、全身からブスブスと黒煙を上げ、駆動するたびに耳障りな異音を響かせている。もはや大破寸前で動くのもやっとというところだ。それでも君がモータルならば倒せはしなかっただろうが、今の君はニンジャなのだ!壊れかけのポンコツにトドメを刺すことくらい造作も無い!◆
大破寸前のモーターヤブを倒して工場を脱出だ!【カラテ】でカラテやカタナ、【ワザマエ】でスリケンや銃弾、【ニューロン】+【ジツ】でジツを叩き込め!攻撃難易度はいずれもNORMAL(出目4以上)だ!
◆判定に成功した君の攻撃がヤブに命中してダメージ1を与える!「ピガーッ!?」たたらを踏むが、まだ動く!ヤブの【体力】は3あり、倒すにはあと二発の有効打が必要だ!失敗した君の攻撃は空を切るかヤブの装甲に阻まれノーダメージ!◆

※【カラテ】で判定し、6の出目を二つ以上出した人は『サツバツ!』が発生!本来ならいろいろあるのですが、今回は発生した時点でヤブの【体力】を瞬時に奪うダメージを与えたことになり戦闘終了となります!

なお、コア・ルールを理解し適用している人は、攻撃方法によっては1以上のダメージを与えてもいいですよ。例えばカラテミサイルLV1の発動に成功したなら回避できないヤブに2ダメージ与えられますし、LV2なら3ダメージ与えて即座に戦闘終了ですね。他にもカタナを持っている人は強攻撃を選択して2ダメージを与えたりできます。あなたのニンジャらしい戦いをドラマチックに演出して下さい!

◆「休憩しないことを許さないです」モーターヤブの反撃!近接ならエネルギー切れのショック・サスマタ、遠隔なら壊れかけのマシンガンで攻撃してくるぞ!どちらもボロボロなので両方とも回避難易度はEASY(出目3以上)だ。回避できればノーダメージ、できなかったら【体力】を1失うぞ!これをヤブに3ダメージ与えるまで繰り返そう!◆
◆「イヤーッ!」「ピガガガガーッ!」君の攻撃によってヤブはついに大破!地響きを立てて倒れ込んだヤブをジャンプで飛び越し、君はついに工場からの脱出に成功した!

◇◆◇◆◇

◆「ドーモ」「ドーモ」「ドーモ」苦難の末に工場を脱出した君の前に現れ、アイサツを繰り出したのは・・・なんと、三人のニンジャだ。彼らのメンポや装束には、恐ろしげな「キ」「リ」「ス」「テ」の文字が刻まれたクロスカタナのエンブレムが付いていた。◆

※すでにモヒカンにアイサツしたり、道中の冒険で自分に相応しいニンジャネームが浮かんだ人は、ここでニンジャネームを名乗って下さい。まだ決まっていなかったり、誰かにゴッドファーザーになってもらいたい人は、とりあえずモータルの時の名前を名乗っておきましょう。

◆「ドーモ」ニンジャの本能に従いアイサツを返した君に対し、彼らはニンジャ組織ソウカイヤに所属するソウカイニンジャであることを告げ、君に組織に加わるように告げた。充実したトレーニング施設や支給品という魅力的な誘い文句を述べる彼らだが、その目や声は「もし断ればこの場で殺す」というアトモスフィアを全く隠さない。君はソウカイヤが間違いなく邪悪な組織であることを確信する。◆
◆一通りの説明を終えた彼らは君に選択を迫る。誘いに乗ればきっと君は邪悪な行為に手を染めることになるだろう。だが断れば囲んで棒で叩かれて死ぬに違いない。君は決断し、返答した。◆
◆君はソウカイニンジャに・・・
1:なる
2:ならない

◆1:なる
とりあえず目の前の脅威から逃れるためか、あるいは自ら進んで邪悪な道に身を投じるためか、はたまたニンジャとして強さを追及するためか、君は勧誘を受け、ソウカイニンジャとなった。これから君はネオサイタマを支配するニンジャ組織の一員となり、ニンジャの力で闇社会の秩序維持や邪悪行為を行うのだ。【終】
2:ならない(【DKK】が1以上ある場合)
何らかの矜持か、あるいは己の実力への過信か。君は勧誘を拒み、三人のニンジャを敵に回した。イクサを挑んだにせよ逃げようとしたにせよ、どちらにせよニュービーの君は三人に圧倒的なカラテ力量差を見せつけられ、囲んで叩かれて爆発四散した。君のような先の読めぬウカツ者はソウカイニンジャとなっても早々に爆発四散したであろうから、ほんの少し死が早まったに過ぎない。【終】◆
2:ならない(【DKK】が0の場合)
誘いを断った君に対し、ソウカイニンジャ達は一斉にカラテを構えるが・・・その時!「Wasshoi!」禍々しくも躍動的な掛け声が響き渡り、君とソウカイニンジャ達の前に赤黒い影が降り立った!そのメンポには恐怖を煽る字体で「」「」の文字が刻まれている。「ドーモ、ニンジャスレイヤーです」◆
◆「オヌシは後で殺す」ニンジャスレイヤーと名乗ったニンジャは、鋭い殺意を込めた視線で君を一瞥すると、狼狽している三人のソウカイニンジャに向き直った。「ソウカイニンジャ・・・殺すべし!」ニンジャスレイヤーとソウカイニンジャ達の激しいイクサが始まった!◆
◆状況を理解できない君だが、とにかく自分が一時的に彼らの標的でなくなったことを知り、その場から一目散に逃げ出した!これから君はどこにも所属せず、何の後ろ盾も持たないニンジャとして灰色のメガロシティを生きることになったのだ。君が善性と人間性を保ったままニンジャとして生きるのか、それともいずれニンジャソウルの闇に飲まれて残虐極まるニンジャとなるのか。今は誰にもわからない。【終】

◆本編終了な◆

お疲れ様でした!あなたのニンジャはどんな結末を迎えましたか?ソウカイニンジャとなった人も、そうでない人も、これからの活躍を心からお祈りしています!それでは!

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