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小さな大会の大きな勝利!

打倒!東京アンテナボンバーズ!

日本代表チームの東京アンテナボンバーズを倒す!

試合会場の様子

三河ドルフィンズ キーパーの森山です。
チームとして記念すべき試合について書きます。

2023年12月10日。
イオンモール幕張新都心にてドローンサッカーエキシビジョンマッチが開かれました。
あの日本代表チーム「東京アンテナボンバーズ」を倒すべく
三河ドルフィンズは一致団結!
この日のために練習してきました。
予選リーグをトップで勝ち上がり、ついに決勝へ。

熾烈を極めた戦い!

決勝は東京アンテナボンバーズとの戦い。
3分3セット、2セット先取で優勝です。

緊張の中、勝利をイメージ

三河ドルフィンズはエースストライカー稲吉選手による決定力で勝ち上がってきました。
しかし、東京アンテナボンバーズのストライカーも正確な操縦で大量得点を狙ってきます。さらに連携の取れたディフェンスも持ち味です。
さすが日本代表チーム。
でも、予選の結果から実力はほぼ互角だと思いました。
気持ちで負けてはいけない!
落ち着いて戦えば、負けない!

第一セット

防いでも、弾いても数秒でゴールを襲うボンバーズストライカー
二機で相手しても立て直しの早さで隙をつかれてしまう。
三河ドルフィンズのエースは順調にゴールを決めている様子。
動きをよく見て、一回でも多くボンバーズストライカーを止める!

結果:
三河ドルフィンズ 15点 東京アンテナボンバーズ 13点!
第一セット先取!

5分間のインターバル

セットの間は五分のメンテナンス時間が与えられます。
この時間にバッテリー交換、点検・修理を行い、時間内にコートに戻らなければその選手は棄権となります。

ガードやプロペラの破損は?修理箇所は無いか?
メンバーそれぞれが必死に取り組みます。
焦りがでて、いつも簡単にできるバッテリー交換も手つきがおぼつかない。

コートを見るともうボンバーズのメンバーは機体を配置し始めている。
プロペラの回転チェックでストライカーのプロペラ回転に違和感が。
あわてて工具を借りて増し締め。
チームラウンドコンシェルのメンバーから増し締めのアドバイスをもらう。
おかげで落ち着いてプロペラ回転チェックを行えました。

「落ち着いていきましょう!」

声を出し合って、冷静を取り戻します。
時間は夕方五時。日も暮れてきました。
機体のLEDが幻想的に光っています。

第二セット

第一セットに比べてさらに暗くなってきました。
開始直後からボンバーズストライカーを見失いそうです。
目を凝らしてストライカーに集中するも、相手機体の見分けがつきにくくなってきました。

激戦の末に

さらに、暗くなると奥行きが分かりません。
距離を見誤って、ゴールから離れてしまったとき
私の機体が複数の機体に衝突しコート縁に逆さまに落下してしまいました。
そしてコートと地面に挟まってしまう形で動けなくなりました。
モーターは回っているけど、起き上がれない。
「しまった!挟まって動けない!だれか起こして」
しかし、ストライカー稲吉選手はゴールに集中する必要があり
リベロ田村選手はボンバーズストライカーを止めるのに精いっぱいです。
しかし、相手陣地で動けなくなってしまったので三河ドルフィンズにも点数が入らない。
棄権した方が良いのか??そうすればストライカーの得点が認められるか?
覚悟しようとしたとき、ストライカー稲吉選手が正確な操縦で私に接触し、起き上がらせてくれました。
しかもボンバーズディフェンス陣の隙をついて。
その後すぐに復帰し、死に物狂いでボンバーズストライカーを止めにかかります。
このセットは、取られたかもしれない。

結果:
三河ドルフィンズ 14点 東京アンテナボンバーズ 13点!
第二セット勝利!

ということは。。。

三河ドルフィンズ優勝!

なんと日本代表チーム相手にストレート勝ちです。
チームメンバーで抱き合って喜びました!
結成ひと月でこんな経験が出来るなんて!まさに感動です。

三河ドルフィンズは世界と戦えるポテンシャル

今回の試合で東京アンテナボンバーズと互角に戦える事が証明されました。
世界8位に入るチームと互角という事は、私たち三河ドルフィンズは
世界で戦える!
そう確信できた一日でした。

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