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おしえて 春代さん

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プライムまざー:萩原春代さんをプロデュース 『ピンチはチャンス』が合言葉。アドラー心理学を学び、NPO支援団体などで経験を積んだ人気の春代さんが、子育て、夫婦関係、はたまた心の… もっと読む
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#親

「親になる」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その1 親になる ということは 折れる こと だまる こと 見守る こと 祈る こと そして 抱きしめる こと そのために 辛い涙を流す こと (萩原春代)

「家族は」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その3 家族は ほほえみと よろこびと 安らぎの場 家族は 悲しみと 怒りと 絶望の場 家族は ぶつかりあい 認めあい 共存する場 家族は生命を生み 心を育て 旅立たせる場 家族は 社会は 世界は 宇宙は (萩原春代 2002年7月)

「私は駄目な母親だ」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その4 私は駄目な母親だ 相手は まだ2~3歳の子どもなのに すぐ感情的になって 怒って 泣かせて 時には ひっぱたいて あとで後悔はするけれど その時は 自分を抑えられない こんな私に育てられて 子ども達が 本当に可哀そうだ それだけでなく 後で悪い影響が出るのではないかと とっても心配だ でも、どうすることも出来ない 「怒鳴ってばかりいても しかたないだろう」 と夫は言う では どうしろというのだろうか 私は 精一杯やっているのに こ

「心配」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その5 心配しても どうにもならない わかっているのに なぜか 心配なんかしたくないのに いつの間にか 心配すると あせって おびえて 追いつめられて とっても苦しい 心配、今日が、明日が、昔が 身体が お金が 家族が 起きれるか 食べれるか 歩けるか 痛くならないか 苦しくならないか 我慢できなくならないか とっても 恐ろしい 誰かに後ろ指さされているようで バチが当たっているようで 当たり前でなくなるようで 誰かが訪ねてくるようで なに

「親病」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その8 いつの間にか こんなに なってしまったのか こうありたい こうありたい こうあるべきだ ・・・・・ と だから 安心できない 落ち着かない そうなっても そうなろうと 努力しても そうなるのは 無理だと 分かっていても だから あせる 叱咤激励する 自分に 我が子に ハヤク、キチンと ガンバッて ・・・・・ と だから 子どもは 安心できない 親の言う通りに できても できなくても 不安と 心配と 恐怖に 追いたてられる そして 

「大人なのに・・・・・」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その9 子どもが 自分の思い通りに ならないからって 泣いたり怒鳴ったり時にはひっぱたいたりするのは 自分が正しいと思っているから 自分の言いなりになるべきだと思っているから 自分に従わないのは赦せないと思っているから つまり 人は思い込みを持っているのだ 自分の思い通りにやってくれれば間違いない・・・と それが世間の常識なのだ・・・と 子は親の経験を尊重して取り入れるべきだ・・・と 回り道や失敗はしてはいけない・・・と 力づくでも、そうさせ

「ともに」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その10 聞いてくれる 気づかせてくれる 勇気づけてくれる 方向を 示してくれる 見守ってくれる そんな人がいて 人は 自分を 愛せる より良い自分に 変えてゆける 非難されても 平気でいられる そして のびのびと自分を 発揮できる だから 自分を 愛せるから 人は 人を 愛せる 人と共に 生きてゆける 共に 喜べる ともに (いじめに心痛める仲間達へ 萩原春代 1995年2月6日)

「親に求められているのは」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その11 1.失敗を 見守ること   それによって 世間から少し距離をおく 力がつく 2.言ってはいけないと思う言葉を 言わないこと   それによって 衝動を 自制する 力がつく 3.落ち込んでも 立て直すこと   それによって 思い通りにならない現実を 受け止める力がつく 4.家族への サービス係を やめること   それによって 相手の問題は 相手に ゆだねる力がつく 5.自分の人生を とり戻すこと   それによって 自分の本当の気持

ラジオで「おしえて春代さん」Y子さんへの回答

「お便りが届きました。足立区在住のY子さんからです」 初めてのラジオです。早速お便りにお答えします。 ご本人曰く、 「匿名で全国の皆さまの意見が聞きたい。私立中高一貫校を卒業した娘さんに付いてのお悩み、というか悲痛な叫び。 過干渉が過ぎて、娘が16歳の時に児童相談所に自ら飛び込みいまは18歳。以降、親子の連絡は遮断。裁判所からもノーの回答。 更に最近、やり切れないお知らせが。4月から4年間、児童相談所がお金を出すから帰りませんと。紙切れ一枚の措置決定書に、理不尽で、悔しくて、自分を失いそうになります」 さて、この過酷なお母さんに、春代さんはどんな回答をするのか。 20分きっかりの録音です。心に響く春代さんの言葉。 どうぞ。 ----------------------- 「こんなこと聞きたい」も受け付けています。  コメントへどうぞ。 *********************** プライムまざー:萩原春代さんをプロデュース *********************** 『ピンチはチャンス』が合言葉。アドラー心理学を学び、NPO支援団体などで経験を積んだ人気の春代さんが、子育て、夫婦関係、はたまた心のお悩みまで、人生の円熟期に到達されたいま、知恵と経験を惜しげなく披露してくれます。 なんといっても、その人と接する時のお優しさ。春代さんにぞっこん惚れ込んだ三河屋幾朗が、対談形式でそのノウハウを引き出し、皆さんに提供差し上げます。 【三河屋幾朗責任編集】 このコンテンツに関しての一切の管理責任は三河屋幾朗にあります。 内容についてのお問い合わせは三河屋幾朗にお寄せください。 https://www.facebook.com/groups/831776770496866/ https://note.mu/mikawaya1960/m/m80712978f75e

「子育てを楽しむには」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その12 子育てを 楽しむには 肩の力をぬいて 立派な親を やめるといい なんなら 親もやめて ちょっと先に生まれた 先輩ぐらいに 思えばいい 父母のどちらかが ずっこけていて 夢を追いかけているほうがいい そして 2人して どんどん子どもになるといい 子が「うちの親、大丈夫かな」と 心配するぐらいがいい 子との関係を 良くしたいのなら ひと目を 気にしないほうがいい 見栄えが気になって つい口を出したくなったら 舌をかむといい その代わり「

「ここは」

【春代さんからの珠玉の言葉集】その13 ここは 困っている魂が 集う ところ お互いの辛さを語り合って 分かち合う ところ 困っているのは 自分だけではないと 気付く ところ ここは 肩の力が抜けて 楽になる ところ ここは なぜ困ってしまうのか 学ぶ ところ どうしたら困らなくなるのか 見付ける ところ やってみて その成果を喜び 励まし 勇気づけあう ところ みんなで やり続ける ところ ここは みんなで育って うれしくなる ところ ここは 自分と出会う ところ 仲

「平安」 (薬物依存編 開始)

【春代さんからの珠玉の言葉集】その14 --------------お知らせ---------------- 追記:春代さんからメッセージがありました。 (2019.4.25) 「縁あって、薬物依存症の家族を支援するセルフサポート研究所に15年ほど関わった。本人と家族合同のグループカウンセリングのファシリテーターをやらせてもらった。そこで見聞きしたことを文章にしてきた。 子育ての体験と共に人間や生き方を考える基盤になっている。」 とのことでした。 セルフサポート研究所にも

再生

「いま家族は崩壊のピンチにあるみたい」⑤

グレちゃう子ども、警察沙汰、隣近所の目が厳しい、それが家族の中で起きます。挙句の果てに、暴力団、薬物依存、とエスカレート。 そんな困った家族にどう対処するか、処方箋を春代さんが語ります。 このシリーズ最後のビデオです。次回をお楽しみに。 また、「こんなこと聞きたい」も受け付けています。コメントへどうぞ。 *********************** プライムまざー:萩原春代さんをプロデュース *********************** 『ピンチはチャンス』が合言葉。アドラー心理学を学び、NPO支援団体などで経験を積んだ人気の春代さんが、子育て、夫婦関係、はたまた心のお悩みまで、人生の円熟期に到達されたいま、知恵と経験を惜しげなく披露してくれます。 なんといっても、その人と接する時のお優しさ。春代さんにぞっこん惚れ込んだ三河屋幾朗が、対談形式でそのノウハウを引き出し、皆さんに提供差し上げます。 【三河屋幾朗責任編集】 このコンテンツに関しての一切の管理責任は三河屋幾朗にあります。 内容についてのお問い合わせは三河屋幾朗にお寄せください。 https://www.facebook.com/groups/831776770496866/ https://note.mu/mikawaya1960/m/m80712978f75e

女の子2人のお母さんとの対話で、アドラー式会話法を説明する

女の子二人を持つお母さんとの対談をラジオにしました。下の子はすんなり動くのに、上の子はそうはいかない。悩むお母さんに春代さんは、手作りの資料でポンポンと答えを授けています。 交通事故に遭う前に交通事故の対策を論じても意味はないでしょ、問題が発生した時にそれに対処して考えればいいのよ、と春代さんは言います。嬉しいですね。子育ては、予め勉強しなくていいんです。 持って生まれた性分の違い、これが人類のエネルギー源で、その違いを理解しつつ子育てをするのが良いですよと、3つの性分を示します。「ジタバタ」「ちんまり」「ちゃっかり」この3つにそれぞれの特性があって、その対処方法を具体的に例をあげて示しています。 この3つのタイプには相性があり、親と子の間や兄弟の中でもタイプが違うので、その相性とそれぞれの行動原理を理解すると、すんなり物事が進むことを春代さんは具体的に語ります。 モンゴルと日本の子育ての違いも興味深いです。 実はアドラー心理学は正式には学んでないのよと言う春代さんは、アドラー心理学の講座に通い初めて、ああこれなら自分で学べば良いと気付き、独学でアドラーの行動心理学を習得してそのメソッドを使って実践を積み上げてきました。その年輪が会話の中伝わってきます。 47分37秒のラジオです。 スマホやPCでお聞きください。 ----------------------- 「こんなこと聞きたい」も受け付けています。  コメントへどうぞ。 *********************** プライムまざー:萩原春代さんをプロデュース *********************** 『ピンチはチャンス』が合言葉。アドラー心理学を学び、NPO支援団体などで経験を積んだ人気の春代さんが、子育て、夫婦関係、はたまた心のお悩みまで、人生の円熟期に到達されたいま、知恵と経験を惜しげなく披露してくれます。 なんといっても、その人と接する時のお優しさ。春代さんにぞっこん惚れ込んだ三河屋幾朗が、対談形式でそのノウハウを引き出し、皆さんに提供差し上げます。 【三河屋幾朗責任編集】 このコンテンツに関しての一切の管理責任は三河屋幾朗にあります。 内容についてのお問い合わせは三河屋幾朗にお寄せください。 https://www.facebook.com/groups/831776770496866/ https://note.mu/mikawaya1960/m/m80712978f75e