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人生初罰金は異国の地フランスだった

フランスday2
ヴェルサイユ宮殿→サントチャペル/ノートルダム大聖堂→ロダン美術館



時に、日本人って初を大切にしますよね。初ガツオ、 新米、秋刀魚然り。そんでもって、皆さんはボジョレーヌーボーってご存知?
フランスのボジョレー地方でその年初めて採れたブドウで作った新酒(ヌーボー)。日本では11月第3木曜日が解禁日となっていて毎年盛り上がりますよね。ただこれってボジョレーヌーボーの大半は日本で消化されてるらしい。つまり、フランス本土だとあまり大きなイベントではない。しかも他の国では全く話題にすらなってないんですよね。そりゃあ当たり前ですよね。だって熟成させることで味に深みが増す飲み物を作り立てで飲んだってそんなに美味しいわけないじゃないですか。本来はボジョレー地方の人々がその年の慰労会的なノリで始まったのが起源とされているものですしね。ただこのイベントと日本人の初物好きが噛み合った。ということで日本では11月は酒屋などは掻き入れどきになりましたとさ。なんで僕はボジョレーヌーボーだったりはあまり好きではないんですよね。ボジョレーヌーボーが美味しくなかったからってワイン飲むの辞めないでね!!!!!!!!!!
初物!みたいな売り文句に弱いのが日本人だと思う。まぁでも初物美味しいし有り難さを感じるもんね。わかるわかる。要するに旬のものを美味しく食べようってことだもんね。秋刀魚のはらわた食いたい。
ただそこを上手く企業に使われたねーって話。バレンタインとかもそうだけど企業の戦略ってすごいよな。

ということでこんちくわ、一番美味しい市販の豆板醤は業務スーパーの豆板醤です。りゅうとです。

花の都、パリ二日目です。
久しぶりに敵が周りにいない状況での睡眠。シャワーも忘れて爆睡してました。
起床時間は8:30くらい。今まで日の出と共に起きてたのでえっぐい寝坊。
朝ごはんはホストファミリーが作ってくれたご飯お味噌汁、焼き魚の3点セット。涙出るかと思った。
支度を終えて10:00くらいに出かけた。
セーヌ川を渡って、東へ。



最初はセーヌ川を挟んで南側、オルセー美術館だったりを回ろうと思ってたけど、ヴェルサイユ宮殿行く暇ないことに気づいて急遽変更。
電車に乗ってヴェルサイユ宮殿へ。

みなさん、ヴェルサイユと言われると何を思い浮かべますか?
漫画?マリーアントワネット?離宮?
色々あるかもしれません。

ですがこれからはこれを思い出してください。

ゾーン4 と、

ここで皆さんに簡単な解説!猿でも馬でも鹿でもわかること間違いなし‼️
基本的に海外の交通機関は日本のように「○○から△△は何円」という形ではなく「どこから乗っても○△分乗り放題、□□€」みたいなのがベースです。アテネもローマもそんな感じでした。
フランスには日本のSuicaみたいなのもあります。私もそれをホストファミリーから頂いていました。
ここで誤算。
パリは上記のシステムに加えてゾーンという概念がありました。
例えばパリ市内はゾーン1、空港まで円を広げたらゾーン4みたいな感じ。時間だけでなく距離によって加算されるということですね。

そして彼のヴェルサイユ宮殿はゾーン4。
察しが良くなくても理解したと思いますが私はそれを理解しておらずゾーン1だけの切符しか入っていないSuicaを使って移動していました。

また、ローマ編で記載した通り、通常であれば降り口に改札はないため、無賃下車が容易でした。しかし時はまさにパリオリンピック直前。国と市が力を上げて様々なことに取り組んでいました。無賃乗車もそのうちの一つなようです。
列車を降りて出口に向かうと3人ほどの係員が道を塞いでおり、乗客の切符をチェックしていました。
私はホストファミリーから頂いたSuicaに問題があると思っておらず、またゾーンを理解していなかったため普通にスキャンして通ろうとしました、が!通れるはずはなく止められました。
話を聞いてゾーンの概念を理解し、すぐにオンラインで一日乗り放題切符を買いました。しかし最初の段階でスキャンしていなかったことが問題とのことで、罰金を払う運びになりました。
罰金額は35€。
安くはないけど高くもない。
ちなみに一日乗車券は20€くらい。
ここまでに使った切符代2€も含めてこの時点で57€払いました。悲しい😭
日本では罰金というか罪を犯したことないのに!スピード違反は同乗者曰くしてたことあるらしいけど俺の記憶にないからノーカン。

そういった部分も含めて下調べって大切ですわね!アタクシ、反省しましたわ!

若干、虚しさを覚えながらヴェルサイユ宮殿へ。
建物の感想としては、とても大きくて驚きました。





マジででかい。流石に俺よりでかいかもしれん。
チケットを購入して中へ。
中へ入って直ぐに韓国人っぽい娘に写真を頼まれた。
日本人なら盗られないとでも思ってるのか舐めやがってと内心、思いながら和かに写真撮影。ついでに俺の写真も撮ってもらった。

めっちゃ優しくていい娘じゃん。

ベルサイユ宮殿はアプリでガイドをしてくれるのでダウンロード。日本語も結構対応してた。

有名なナポレオンの絵画とかも見ながら宮殿の鑑賞終了。


出口から出るとまだ奥があるではないかと進む。
でっけーーーーーにーーーわーーーー
普通にどこが終わりか分からなかった。


見える範囲、どこでも行けるらしい。ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドじゃん。現実、オープンワールドよりも自由性高くてビビった。次の覇権じゃん。
アプリ内の地図を確認するとトリアノン宮殿という離宮が大小2つあるらしい。そっちへ向かう。バスとかあったけどそんな軟弱なもの、日本男児が使うか!!


くっっっっそ遠い
びっくりした。しかも庭園が入り組んでて人が周りにいないし、本当に俗世からは切り離されてる感があって良かった。
そんな感じで離宮に到着。
特筆するほどのことはないけど意外と小さくてマリーアントワネットレベルでも普段使いは大きすぎない方がいいんだなと認識。

他にも当時の村を再現した場所などを確認して帰路に。



2時間くらいの観光のつもりが5時間くらいいたらしい。だいぶエンジョイしてた。

帰り道にはマンガショップも。




このメンツなんだ。ルフィとかナルトじゃないんだね。
次に向かったのはセーヌ川中に位置するノートルダム大聖堂。
しかし、大火事の補修中で入れないとのこと。
ニュース見てなかった。



同じエリアにあるサントチャペルへ。






めっっっっちゃ綺麗。ステンドガラスとかあんまり興味なかったけどお金払う価値はあった。日本語対応している説明ボードとかもあってステンドガラスに描かれている絵を具に観察。映えそうだと思いつつも写真撮る人がいないので、、、、
サントチャペルに入るために銃を持った警察官(?)のチェック受けなきゃいけなくて少し怖かった。


次に向かったのはロダン美術館、の前にお父さんが修行していたレストランへ。ロダン美術館の斜向かいに位置していてパリの中心といっても過言ない場所だった。値段は貧乏学生には絶対無理なくらい。一般社会人ならギリ行けそう。当時はミシュラン一つ星だったが、シェフが変わって星無しになっちゃったらしい。ここで魚料理任されてたって凄いなと親父への尊敬を感じつつ写真をパシャリ。いつか来たいな〜と思いつつ後ろにあるロダン美術館へ。





ロダンで有名なのは地獄の門と考える人ですね。ちなみに地獄の門の上部に考える人がいます。





ロダン美術館はパリに行ったら行って欲しい場所vol.2。
ここの良いところは精巧な銅像を観れるのはもちろん。その作り方を分かりやすい映像で見ることができる点にあります。
大きなサイズ、小さなサイズ、様々な銅像がどう作られたかを映像付きで見れるのは興味深かった。


後筋肉フェチにもいいかも。

アルゴリズム体操!

交流のあったゴッホやモネの絵も数点飾られてた。
こことオルセー美術館共通のチケットもあるので割とお得に入れます。


ちなみに18:30が閉館時間でしたが18:10の時点で残り2分くらいですとの館内放送。
急いでショップに向かうもすでに閉店済。欧米人のこういう自分に都合の良い時間の使い方嫌い。特にフランスとイタリアは酷い。どっちもプライド国家だしな。
プライドの和訳って誇りなのか傲慢なのかでだいぶ意味違うの面白いなって感じてる。やっぱ日本語っておもしれーわ。
普通に置物とか欲しかったな.....

そんな感じで18:30。この時間になると美術館などの観光名所はやってない。なので街をぶらぶら。



これは感じのいい道に現れたインベーダー。



ハッピーアワーが17:00〜21:30?!?!
これを見た瞬間に日本の敗北を認めざるを得なかった。なんなら13:00〜22:00とかのお店もあったしな。
1日の1/3くらいハッピーでいたいよな。俺もそう思う。
フランスのパンテノンも外からだけ。
イタリアで行ってたし、ホストファミリーに入る価値ないと言われていたので。


ここで事実発覚。
現金がないという話はしましたが引き下ろせなかったという話もしました。
フランスでもチャレンジしてみると俺のカードキャシングの限度額が9.78€らしい。で機械の最低引き出し額が10€。そりゃ金出てこないわ。

そんな感じでカード払いが使えない=死が確定。痺れるね。


街の中にEVがしっかり導入されてた。
ちなみに電気自動車の先行きは怪しいって聞いたんですけどどうなんですかね。頑張れ!テスラ!頑張れイーロン!Twitterは戻せ!!

散歩を続けてると意味のわからない場面に遭遇。

一番左のお婆さんと蛍光色のストールをつけてるおばさんはお婆さんがボウルのようなものをおばさんに擦り付けてたまに棒で叩いてた。めっちゃ気持ちよさそうにしてたけど、何だったんだ。悪魔祓いか新手のマッサージの2択しかないの怖い。

真ん中の同じく蛍光色のベストを着ている人の後ろにマイク持って演説してるおじさんがいた。多分政治への文句だったと思うんだけど徐々にラップ調になってて面白かった。あれ、ストリートラップだったら大分攻めたライムしてたぞ。

一番右はチャリに高い登りをつけてたおじさん。
読みたかったけど絡まれるのが怖くて読めなかった。


ここだけ異界じゃないと説明行かないくらい情報量多かった。直ぐ近くではお店のテラス席で学生がめちゃくちゃ酒盛りしてたし、日吉と変わんねーわここ。


そんな感じで帰宅。
昼飯も食べてなかったので夜飯はキッチンを借りて昨日買ったソーセージとペペロンチーノ、サラダを作って食事。
食事の写真とかビールの写真撮っておけばよかった。


風呂入る時に両足の小指に大きめの水ぶくれをハケーン。通りで痛かったわけだ。





結構歩いてたしね。


今日の紹介コーナー。
普段何の曲聞くのという質問が苦手なんですけど。無難を攻めるか、しっかりキモい癖を出していくか。
ということで無難枠ではないものを。
俺失うものないからさ。
プライドと承認欲求、酒を無くせば俺の人生は幸福になると信じてる。覚悟が道を切り開くんだよなぁ。

電音部という団体の曲です。
詳しくは知らないけどEDMとかそれ系統の作曲家と声優とか歌手がコラボしてる感じのやつです。
MAISONdesとかと同じ方式のやつですね。曲作る人と歌う人が別なやつ。

特にTAKU INOUE(通称イノタク)の曲がすっごい良いので先っちょだけでも聞いてください。気持ちいい曲を気持ちいい声の人が歌ってるので是非是非。


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