初めまして。
わたくしmaestro白黒と申します。
とある劇場に（こっそり）住み込んで指揮者の真似事などをしております。
劇場に家賃も払わずお世話になるのも申し訳なく思いまして同じ志を持った猫達と「裏方猫楽団」なるものを結成。
ホールのちょっとした裏方仕事をこなしております。

活動内容と致しましては当劇場での楽団（人間の）演奏中、余分な音を捕まえて雑味のない美しい旋律に仕上げています。
そしてあまりにも音が酷い時は奏者が目を離した隙に楽器にちょっと修正を加えたりも致します（コラコラ＾＾：）

まぁ、手前味噌のようでございますがけっこう評判は良いのですよ。
「あの劇場で演奏すると何故か音が滑らかになる」
はい、わたくしたちが音を追い掛けたりなだめたりしてますので。。

経験を積んだ指揮者の方などは「この劇場には猫が付いている」と仰り楽屋の隅にキャットフードをお供えして下さったりします。
さすがに名指揮者と云われる方はよくお分かりでございます。

はい、ではまたこの劇場でお会いしましょう。
よくよく目をこらすとわたくしたち裏猫団の活動が見えるかも知れませんね。
私たちもお待ちしておりますよ♪

なお、通称「裏猫団」では団員を常に募集しております。
・・でもって生意気にも条件があります。↓↓↓  

　⓵ 猫である事（犬の皆様申し訳ない！）
　⓶ プカプカ泳いでいる音符が見える方
　⓷ 逃げ出した音符を追い掛けられる瞬発力をお持ちの方
　⓸ 近隣の方（交通費は出せませんので〜）
　⓹ 協調性のある方

該当しない皆様すみません！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※このお話はフィクションです。

八月、生で聴くのだめカンタービレの音楽会に今年も行ってきました。
とてもとても気持ちが良くて、頭の中でこんな物語ができました＾＾