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世界一周をして感じたこと

1991年生まれのどこにでもいるような普通の男です。

大学を卒業して、世界一周をし、旅行系のベンチャーで3年間働き、今新しく事業を始めて、まだ0→1を成し遂げていないフェーズです。

備忘録として、noteを始めてみようと思います。

最初の記事は約4年前に世界一周のバックパックから帰ってきて、当時のブログに書いたもの。

この4年で色々経験して、学びも増えていますが、根本とところはあまり変わってないのかなと読み返して思いましたw

人生という旅の過程をゆるーくここに記していこうと思います。

では、まだまだ青かった4年前の日記ですw

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めちゃ久しぶりの更新です。

いまさらですが….

多くの人のおかげで

254日間、26カ国(トランジット含む)、82都市を訪れることができ

3月12日に無事帰国することができました。

本当に感謝しかないです。

254日間の毎日が刺激的かつ新鮮すぎてinspireされまくりました。

この254日間の日常ももう過去のことなので

旅自体に関してはあまり語ることはないですが

次のステップに進む前に

きちんとこの254日間の経験から得たもの・感じたものを自分なりにまとめておこうと思います。

いまさらですが笑

「世界一周をして感じたこと」

「世界一周をして得たと思うもの」

の2回に分けてまとめていきます。

今回は「世界一周をして感じたこと」です。

だらだら書いちゃいましたが、10項目に分けて感じたことを素直に書きました。

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●世界一周すること自体は全くすごくない

●世界一周で得られた経験は何事にも難い素晴らしいもの

●日本は素晴らしい

●寿司、マンガ、原爆

●健康第一

●全てに感謝

●いろんな生き方

●真のカッコイイ

●全てを受け入れる

●世界一周を活かして社会に還元してこそ意味がある

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●世界一周すること自体はすごいことじゃない

自分が旅に出る前

「世界一周」っていう響きだけで、ものすごいことをするように思っていた。

でも、実際に旅に出てみてすぐに自分が感じたのは、

世界一周すること自体は決してすごいことではないということ。

日本のパスポートがあり、

時間とお金をどうにかできて、

健康な体があれば、

やろうと思えばできること。

それができるということは、相当恵まれていること。

できない人が多くいるなかで世界一周できたことは本当に感謝しかない。

自分が言いたいのは、世界一周することだけでは決してすごいとは言えない。

やろうと思えばやれる時代だから。

●世界一周で得られた経験は何事にも変え難い素晴らしいもの

世界一周すること自体はすごくないと言ったが

世界一周を通して得られる経験は本当に貴重かつ素晴らしいものだと思う。

日本にいるだけでは感じられないこと

短期の“旅行”ではなく“旅”だからこそ感じられることが多くある。

毎日のように新しい気付きがあり、考えさせられる。

毎日のように新しい出会いがあり、輪が広がる。

いままでの人生でも様々な経験を通じて学んできたつもりだったが

この旅ほど新しい刺激を受けたものはないと断言できる。

●日本は素晴らしい

日本人が日本から出るとよく言うのが

日本はすごい、素晴らしい国ということ。

自分も全く同じように感じた。

もちろん表裏はあるけれど、改めて気づかされる日本の生活水準の高さ。

そして

日本の当たり前は、世界の当たり前ではない。

身近な例で言えば、トイレに便座が付いている・紙がある・紙を流せる、ホットシャワーがあるなど。

これは世界から見たら決して普通じゃない!

また、日本に関して特に自分が思っていること3つを挙げていく。

<独自の文化が成立している>

島国という地理的要因や鎖国政策の影響など、いろんな要素があると思うが

小さな島国に日本語という独自の言語があり、独自の文化がある。

南米はあんなに広いのに、スペイン、ポルトガルの植民地時の色が残っており

言語もブラジルはポルトガル語、ブラジル以外はスペイン語である。

<グローバル感覚が乏しい?>

独自の文化が成立していて、日本語だけでも働けるし生活ができる。

逆に東南アジアの人とかは、英語やその他の言語を話せる人が多い気がする。

特に観光客を相手に商売している人たちは、ほとんどしゃべれる。話す必要性があるから。

また、いくつかの国では、国内でも宗教が混在していたり、いろんな人種の人が生活している。

正確なデータはないが、日本にいる人はほぼ日本人。

NewYorkの地下鉄に乗った時、この一車両に全世界の人が乗ってるんじゃないか

と思うくらいいろんな国の出身(または移住)の人がいた。そういう世界もある。

<選択肢が多い>

日本では、何をするにも選択肢が多いと思う。特に都会。

例えば食事をする時、なにを食べようか、なに料理にしようかと迷える。

どこか行く時にも、都会であれば、電車?バス?車?自転車?など。

こんなに悩めるのは、本当に幸せなことだと思う。

例えば、自分が行った東アフリカのスーダンは、イスラム圏であり、砂漠地帯にある。

イスラム教は豚を食べれないし、牛もいろいろ制限がある(そもそもスーダンにいるかわからない)。

よって食べられる肉は鶏肉のみで、野菜もあまりない。

5日間くらいずっと、鶏肉、固いパン、生のタマネギという食事だった。

選択肢がある=幸せだと思う。

見方によるが、それによって悩めることも、選択肢がないことより幸せだと思う。

●寿司、マンガ、原爆

日本食、マンガ、原爆(福島第一原発への関心含む)

1人旅をしてると毎日のように新しい人に会う。

多くの外国人とも話していくなかで、

「寿司食いたい!」

「あのマンガ最高!」

「福島は大丈夫か?」

外国人が口にするキーワードはこの3つが多かったと思う。

そして、日本出身だと言うと、多くの人が笑顔になって

「Oh! Ilove Japan!! I wanna go to Japan!!」

とか言ってくれる人が本当に多い。

これはいままでの人が作り上げてきた日本の良いイメージなのだろう。本当にありがたい。

●健康第一 

海外にいて強く感じたのは本当に健康第一。自己管理ができてない人はダサい。

自分は幸いなことに、病気やケガとは全く無縁だったが、少し体調を崩しかけたことが2回ほどあった。

体調が悪い時は本当にネガティブになるし、

海外で1人だと、日本みたいに薬局行って薬買いたいとかおかゆみたいなの食いたいと思ってもできない。

どこにいてもまずは、健康第一だと思う。

それがないとポジティブにもなれないし、楽しくない。

楽しむためにもまずは自己管理から。

●全てに感謝

まずは生きていることに感謝。これは本当に。

パタゴニアやアフリカですごい自然を目の前にした時とか

ガンジス川で火葬される人見たりした時とか

「おれらは生かされてるんだな」

って強く感じた。

「46億年の地球の歴史の中で、受け継がれてきたものの中に入ってるんだな」と。

人はいつか死ぬ。それはいつかわからないけど絶対に。

だからこそまずは生きていられることに感謝。

あとはもうほんと全てに感謝。

家族や友達に対しては当たり前。

暖かい家で寝れること、友達と酒飲めること、

着る服を選べること、風呂に浸かれることなど

あげたらきりがないけど、本当に全てに感謝。

●いろんな生き方

世界を回っていろんな生き方をしている人に出会った。

旅で出会う人は特別かもしれないが、本当にいろんな生き方をしている人がいる。

例えば、砂漠地帯で電気もガスも水道がないなかで生活している人

宗教の教えに忠実に生きている人、ラクダに観光客を乗せて収入を得てる人

インドでぼったくりまくってる人、銀行で働いてプール付きの豪邸に住んでる人

商社マンとして世界を飛び回ってる人などなど。

生き方に正解はない。どのように生きるが良いとも言えない。

その人が自らその生き方をしたくて、しているとも限らない。

●真のカッコイイ

カッコイイとはなにか。

自分は「心の豊かさ」「人としての懐の深さ」だと思う。

もちろん見た目や仕事、持っているものなどいろんな要素があると思うけど

本当にカッコイイのは

家族のために全力で生きたり

友達のために本気になれたり

仲間と一緒に悩んだり

とかそういうことだと思う。

人にどう思われたいとかももちろん考えたりすることもあるけど

見栄とかはらずに中身のカッコイイやつが、本当にカッコイイ。

●全てを受け入れる

旅をしているといろんなことが起きる。

バスを逃したり、泊まる場所がなかったり

全く違う文化だったり、あり得ない価値観だったり。

マジかよって思う場面だって何回もある。

でもまずは目の前の現実をきちんとポジティブに受け入れて、次を考えること。

どんなに嫌なことつらいことも。

シンプルだけどこれが一番大事。

海外の場合、とにかく行動しないと命だって危ない可能性もある。

なんかあっても、そういう感じもあるのねとか、それもおもしれえなって受け入れる。

そうじゃないともったいない。

例えば、インドとかは物の値段が決まってないことが多い。

だから、後からぼったくられたことに気づいたりする。

その時に、「ふざけんなよ!」とかの後悔ではなく

あいつやるなとか、あぁやって交渉するのかとまず受け入れる。

後悔したって時間も物も戻ってこない。もちろん反省は必要だが。

そして追い込まれていたり、余裕がない時にこそ余裕を持つ。

命に関わること以外は基本的には大丈夫。そういうスタンスも必要な時がある。

●世界一周を活かして社会に還元してこそ意味がある

自分は親に四年制大学まで出させてもらったのにも関わらず

多くの同期が進む道とは違う道に進ませてもらった。

この1年はほとんどの同期が新社会人としての1年。

そこは非日常が日常になる旅のなかでも常に意識してきた。

勝手に負けたくないと考えて、社会人1年目では経験できないことを思い切り学んでやろうと意識していたつもりだ。

ただ、客観的に見て、自分は四年制大学卒なのにまだ社会になにも貢献をしていない男。

人生は一度きりだし、どんな人生を歩もうとその人次第だと思うけど

自分は、この何事にも変え難い素晴らしい経験を活かして、還元していかなければ意味がないと思う。

それが恩返しにつながると思う。

そうでなければもったいない。

行動で示そう。

大事なのはここから。

mst7

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と、まぁ色々書いているわけですが、はっきり言ってまだまだ全く社会に価値を還元することはできていない。

ということで、それをこれから事業を通じてできるように、日々邁進するのみ。

結局、Just do it!なわけですよね。

やろう!

Masato



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