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蓄積された疲れは数日では回復しない/未経験の「老い」や「疲労感」と向き合う

2月末〜4月の最初の日曜日までの1ヶ月ちょっとの期間、労働系の仕事(民泊清掃)がとんでもなく忙しかった。自分はその仕事だけをやっている訳ではないので、やっと入った休みの日に別の仕事のスケジュールを入れざるを得なかったりで、休む暇がほとんどなかった。

毎日の仕事は特に難しくないし、作業する時間も長い訳ではない。仕事が重なってしまう時は手伝いの人にも入ってもらった。「これを乗り切ればあとはゆっくり出来る」と思って乗り切った。仕事の山を越した直後の2日ほどスケジュールが空いた日に、一人でいつもの温泉にゆっくりしに行く事にした。お〜、これで久々にゆっくり出来るぞ〜♨️

チェックインしてから二泊。宿からは一歩も外に出ず、ひたすら温泉に浸かる、横になって休む、ダラダラ過ごすことを続けた。合間に持参した食材で食事を用意して食べる。全く気楽な2泊3日の湯治リトリートであった。

自分には貴重なお休み、一番リラックス出来る過ごし方が出来て大満足で帰路に着いた。そしてまた3月ほどの忙しさではないが仕事の日々が始まった。新年度の始まりで民泊清掃の仕事も落ち着いてきてホッとしているところだ。

ところが、仕事が落ち着いて1週間。温泉にも十分浸かってのんびり出来たのに、どうもここ2〜3日、身体の疲れがまたぶり返している様な感じなのだ。背中や腰のあたりがだるいし重い。なんとも不快な疲れが身体に張り付いたままのような体感に、「何なんだこれ?」って感じなのだ。

この感覚、以前にも少し感じたことがある。温泉に連泊しゆっくり温泉に浸かって2日目あたり。身体の深い場所に隠れていた自分では自覚していない疲れが、体感できる身体の表層に浮き上がってくる感じがすることがあるのだ。今回はそれのちょっと重くてつらい感じ、とでも表現すればいいのか。

マッサージを受けた後に「もみ返し」として、身体の疲れが一時的にひどく感じることに似た感覚でもある。

つまりは「長期間に蓄積された疲労感は、ちょっと休んだくらいでは抜けない」ってことなんだろうと思う。3日ほどの温泉滞在で、何度も湯船に浸かりその時は「疲れが抜けた、体力も回復した」と思うのだ。だけどそれから少し経つと今度は、自分が通常は自覚出来ない深い部分の疲労が、自分で感じられる体表に浮き上がって来る。そんな感じになるのだ。

これは「老化現象」の一つであるのかも知れない。1日ゆっくり寝れば回復するって単純なことではない?蓄積された疲れは、その疲労感が全て抜けるのに時間がかかる。そしてその疲労感をスッキリ取り去るにも、人それぞれの合う方法があるのだろう。

蓄積した疲労感を上手く体内から追い出す、解消すること。それが人によって、サウナだったり、温泉に浸かることだったりマッサージを受けることだったりと様々なのだろうと思う。

その蓄積した疲労に無頓着だったり軽く見たり、解消する事を怠ったりが、もしかしたら病気の原因の一つなのかな。疲労感一つで大袈裟だ、と思わない方がいい。そんな身体の疲労感や違和感に敏感になる事も必要だろう。

自分の疲労回復に一番合っているのは温泉に行くことである。その温泉にもお湯の温度や泉質など千差万別の違いがある。知れば知るほど温泉は奥深い。これだから温泉は楽しくてやめられないのだ。



↓透明なガラス皿。やや厚手で丈夫な作りです。フルーツやデザートを盛って気兼ねなく使っていただきたいうつわです。


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