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高校卒業後、2年もウダウダと半引きこもり状態だった長男がようやっと動き始める気配?

みけ子の長男21歳。高校を4年掛けて卒業しその後にほぼ引きこもり状態を続けていた。頭痛などの体調不良を訴えていて、様々な病院で検査や投薬やカウンセリングも受けたが、結局何がどう良くないのか判明しなかった。

2年も引きこもり状態とは言え、みけ子の仕事が忙しい時は手伝ってくれており、結構役には立っていた。月に10日程度だったけどね。ただ急ぎの仕事でなければ作業は先延ばしにするしで、ちょっと頼りない戦力だったけどさ。

そんな長男だか、ここの所まるで冬眠から覚めるような感じで動き出す気配を見せている。まだ気配程度なんだけど。

そのきっかけ。最初は今年に入ってから仕事の繁忙期が過ぎたのを良い事に、仕事をどんどん先延ばしにして部屋から出てこない。部屋はカーテンを閉め切って昼間も真っ暗にしてるし。←これはいつもの事。「今日は具合悪いから、掃除は明日入るよ」とLINEで送ってくる。1月に仕事に入ったのはたったの3日だけ。長男が仕事しなかった分の負担は当然みけ子に回って来る。そんなに忙しくなかったから良かったんだけどさ。

そして仕事を先延ばしにするだけじゃなくて、いつもは夜中に絶好調でオンラインゲームを興じているのに、そのゲームさえやってないみたいだ。夜静かに過ごしているのはイイが、静か過ぎて不気味。なんか元気ない?どーした、長男くんよ?

そんな不気味状態が1ヶ月以上も続き心配になって来たので、いつもは立ち入らない長男の部屋に入って話をした。

こんな時、こっちが冷静さを欠いて「なんで仕事に出ないのよっ?!そんなに具合悪いなら病院行こうよっ‼️」とか言うと石のように押し黙ってしまい、全く話の糸口をつかめなくなっちゃうので、まずは極力優しく「心配してるんだよ〜、元気になって欲しいからさぁ」って雰囲気で話をしないとダメ。なんでもストレートにド直球ばかりで攻めるみけ子も、この時ばかりは戦略を変えないと。

「なんか最近元気ないよね?どうした?これまで掃除の仕事に入ってくれて、すごく助かってたんだよ。仕事、イヤになった?」「具合悪いなら、この前評判のいいクリニックの話耳にしたから、ちょっと行ってみない?歩いて行ける近所だよ」「2年近くこういう状態だけど、もう十分英気を養えたんじゃない?そろそろ動き出してみてもいいと思うんだけど〜」

と極力ゆっくり、優しく話しかける。みけ子が長女に話す時みたいな、ケンカ腰など言語道断なの。長女とはついつい売り言葉に買い言葉って感じになっちゃうんだよね。

そうしたら長男の口から「自分はギリギリ追い詰められないと動き出す気になれないし、ちゃんとやらないととは思うんだけど、中々そんな感じにならないし……。こんな状態だから友だちらしき人も1人しかいない。でも人と話したりするのは好きだから、どこかで仕事とかちゃんとやりたい。パソコン関係のプログラミングとか、勉強出来ないかと思って……。引きこもりの就労支援の相談とか行けばいいのかな……。」

仕事したいと思ってるんだ。プログラミングとかがいいのか。就労支援って言葉が本人から出て、長男自身もそろそろ動き出そうって気持ちになっている事は分かった。しかしたったこれだけの内容を聞き出すのに、2時間半近くかかったよ。その後で早速、調べて支援組織に連絡をしてみた。予約の取れる日時の一番近い日を選び相談に行く事にした。

相談場所には長男と現地集合。みけ子はその日は仕事だったから。ちゃんと時間通りに来てくれてホッとした。(約束してもガン無視ってこともある)柔らかい雰囲気の女性相談員さんが応対してくれた。こちらの状況と今後の希望は全部本人から話させた。ちょうどプログラミング講座の職業訓練の説明会が来週あるらしい。

グッドタイミングと言えばそうだが、ちゃんとやれるのかね〜?相変わらず話し合った後も、民泊掃除には「今日は行けない。明日じゃダメ?」とか言ってくるしさ。何だかなぁ。

自分たち夫婦だってもう2人とも還暦オーバーだし、しっかり自立してもらわないと困るんだわ。さて、長男くんの今後はいかに?



↓卒業式シーズンに。袴姿に合わせてもいいし、参列する親御さんが使われてもいいかと思いますよ💖


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